本稿では,横須賀の全12スポットを巡った体験レポートと,企画の狙いや見どころを聞いた開発者コメントをお届けする。
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「Pikmin Bloom」(以下,「ピクブル」)は,Nianticと任天堂が共同開発した位置情報ゲームだ。不思議な生き物「ピクミン」と街を歩き,花を植えながら散策を楽しめる。
2026年7月17日にスタートした「いつでもウォーク:Pikmin Bloom Tour in 横須賀」は,過去のリアルイベント「Pikmin Bloom Tour 2023:横須賀」をもとにしたウォーキングコースを,好きな日に巡れる常設イベントだ。現在は,横須賀のほか,「Pikmin Bloom Tour 2023:札幌」をもとにした「いつでもウォーク:Pikmin Bloom Tour in 札幌」も開催されている。
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チケットの入手方法とイベントの進め方
専用チケットは,アプリ内の「まち歩きポータル」で700コインと交換できる。使用期限はなく,参加できるのは開催地ごとに年1回だ。
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イベントを開始すると,開催地にスペシャルスポットが出現する。各スペシャルスポットを下に引っ張れば,少ない歩数でデコピクミンになる「金の苗」を獲得可能だ。街の名所やグルメを巡りながら,新たなピクミンと出会える。
過去の「Pikmin Bloom Tour」とは,一部のスペシャルスポットや入手できる金の苗が異なる。最近始めた人だけでなく,当時のリアルイベントに参加した人も,新たな発見を楽しめるだろう。
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自分のペースで楽しめる横須賀街歩き。
全12スポットを巡ってみた
筆者が初めて参加した「ピクブル」のリアルイベントは,2023年7月23日に開催された「Pikmin Bloom Tour 2023:横須賀」だった。
「Pikmin Bloom Tour」は事前申込制で,参加者に恒例の「ピクミンの紙製サンバイザー」とイベントマップが配布された。サンバイザーを身に着けた参加者がスペシャルスポットを巡る光景は,まるで「ピクブル」の世界に入り込んだようで,強く印象に残っている。
それから約3年後の2026年7月某日,「いつでもウォーク:Pikmin Bloom Tour in 横須賀」を体験した。
イベントマップが公開されているため,コースや立ち寄りたい店を事前に確認できる。チケットに使用期限がなく,開催地の近くに住んでいれば,体調や天候に合わせて参加日を決められるのも利点だ。
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筆者は横須賀中央駅を出発し,マップのLからAへ逆順に巡って横須賀駅を目指した。
チケットを所持した状態でスペシャルスポットに近づき,「チケットを使用する」を選ぶとイベントが始まる。
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ウォーキングコースは歩道が広く,大きな起伏も少ない。幅広い年代の人が歩きやすいコースだ。
気がかりだったのは,夏の暑さだ。「Pikmin Bloom Tour 2023:横須賀」でも,ウォーキング以上に,日差しで体力を奪われた記憶がある。
当日の最高気温は33度だったが,心地よい浜風が吹き,都内よりも快適に歩けた。思わず「海辺最高!」と何度も口にしたほどだ。
夏場は,スマートフォンやモバイルバッテリーの発熱にも注意したい。とくにモバイルバッテリーは高温になると危険なため,取り扱いには十分気をつけよう。
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スペシャルスポットに近づき,下に引っぱると「金の苗」を獲得できる。近くまで行かなければ反応しないため,歩きやすい靴で挑みたい。
休憩や観光を挟みながら全12カ所を巡り,所要時間は約2時間半だった。お題「7カ所のスペシャルスポットを引っぱる」を達成すると,記念のポストカードを獲得できる。
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スペシャルスポットは,駅の「切符」や美術館など,種類が豊富だ。カフェやハンバーガーショップなど,休憩に立ち寄りやすい店も複数ある。
リアルイベントでは大勢の参加者とにぎわいを楽しめる一方,周辺施設は混雑しやすい。「いつでもウォーク」なら空いている平日を選べるため,気になる店にも立ち寄りやすい。ただし休業日もあるので,営業時間と合わせて事前に確認しておこう。
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「Pikmin Bloom Tour 2023:横須賀」から,一部のスペシャルスポットと獲得できる「金の苗」が変更されている。なかでも印象的だったのは,Hの「メキシコ料理店」とKの「フォトバッジ」だ。
Hの「メキシコ料理店」は,2024年12月に追加されたデコピクミンだ。筆者の近所には対象となる店がなく,普段はなかなか出会えないため,確実に苗を入手できるスペシャルスポットに歓喜した。
Kの「フォトバッジ」は,リアルイベントで登場する希少なデコピクミンだ。現地の景色をあしらったフォトバッジは,旅の記念にもなる。
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日頃,海に縁のない筆者にとって,「砂浜」のデコピクミンの苗を見つけやすい点も魅力だった。コースは海沿いを通るため,「探知機」で「砂浜」のデコピクミンの苗を探せる場所が多い。必ず入手できるとは限らないが,未コンプリートの人は狙ってみるといいだろう。
イベントでは多くの苗を入手でき,新たなピクミンも仲間に加わる。苗とピクミンの所持枠には,余裕を持たせておきたい。
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今回は夏の横須賀を満喫したが,過ごしやすい季節を選んだり,旅行に組み込んだりと,好きなタイミングで楽しめるのが「いつでもウォーク」の魅力だ。横須賀を訪れる際は,ピクミンたちとの思い出を作ってみてほしい。
なぜ常設イベントに?
開発者に聞く「いつでもウォーク」の狙い
――「いつでもウォーク」を企画した狙いを教えてください。
開発者:
2023年に開催したリアルイベント「Pikmin Bloom Tour 2023:横須賀」は、開催期間や現地に行けるタイミングが限られていたこともあり、参加したくてもできなかった方が一定数いらっしゃいました。
また、アプリを始めたのが最近で、当時のイベントをご存知ない方も増えております。
「いつでもウォーク」は、当時のウォーキングコースをベースに、好きなタイミングで体験できる形にすることで、当時参加できなかった方にも、参加された方にも、あらためて横須賀の街歩きを楽しんでいただきたいという思いから生まれた企画です。
また、旅行の目的地としてだけでなく、地元にお住まいの方が見慣れた街を新しい視点で歩くきっかけになればとも考えています。
――参加しやすさを意識した仕組みについて教えてください。
開発者:
はい、参加後は年内であれば好きな日程で進められ、複数回に分けて楽しむこともできるので、旅行の予定や日々のスケジュールに合わせて、無理なく参加していただくことができるようにしました。
また、毎年参加が可能ですので、一度ご参加いただいた方も、ご友人やご家族と予定をあわせて再度ご参加いただき楽しむことができます。
――2023年のイベントから,残す要素と変更する要素をどのように決めましたか。
開発者:
ウォーキングコースやスペシャルスポットは、2023年のイベントを開発チームが実際に現地を歩いて選定したものをベースに踏襲しています。その上で、リワードなど一部の要素は「いつでもウォーク」として改めて楽しんでいただけるよう見直しています。
残す部分・変える部分の判断は、横須賀という街の魅力を伝える上で欠かせない場所やルートを軸にしつつ、当時参加された方にも新鮮に感じていただける要素を加えるバランスを意識しました。
――初参加の人と,2023年に参加した人には,それぞれ何を楽しんでほしいですか。
開発者:
初めて参加される方には、横須賀の港町らしい景色や歴史、グルメを歩きながら発見していく楽しさを味わっていただきたいです。2023年のイベントを経験された方には、同じルートでも当時とは異なるペースで歩きながら、新しいリワードやスポットの変化も楽しんでいただければと思います。
――参加者へのメッセージをお願いします。
開発者:
横須賀の街には、歩くと気づく魅力がたくさんあります。「いつでもウォーク」をきっかけに、ご自身のペースでPikmin Bloomと街歩きを楽しんでいただけたら嬉しいです。







































