発売まで1か月を切ったPS5用ゲーム
「Marvel's Wolverine」の主人公は,文字どおり
ウルヴァリンだ。手の甲から爪を出す姿は,見たことのある人も多いだろう。傷を負ってもヒーリングファクターで再生する,ほぼ不死身のキャラクターとして描かれてきた。
日本では映画のイメージが強いが,コミックスへの初登場は1974年と,50年以上にわたって愛されてきたキャラクターだ。それだけ長い歴史を持つ分,描かれてきたストーリーも豊富だが,本作はオリジナルストーリーで展開される。X-MENは登場せず,エセックスが率いる特殊部隊チームXが登場する。
体験した序盤では,セイバートゥースやミスティークと共闘。捕らわれたエセックスの救助に向かう
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米国・サンディエゴで開催された「San Diego Comic-Con 2026」で,Insomniac GamesによるPS5向け新作アクション「Marvel's Wolverine」のパネルステージ映像が公開された。ジーン・グレイやTeam X,日本が舞台となる展開をはじめ,前日譚コミックやコラボ衣装など,多数の新情報が明らかになった。
[2026/07/27 11:54]
人間こそが至高の存在だという思想を持つボリバー・トラスクがミュータントを次々に拉致しており,ウルヴァリンは一度離れたチームXへ再び合流することになる。舞台はカナダ,日本,マドリプールまで,世界各地を転々としていく。
開発を手がけるのは「
Marvel's Spider-Man」シリーズのInsomniac Gamesだが,手触りはかなり違う。前シリーズがCERO Cだったのに対して本作はCERO Zで,敵の血もウルヴァリン自身の血も派手に飛ぶし,ゴア表現もある。
また,オープンワールドではなく,ストーリーを追って進めていく構成だ。
SIEに招待されて米国・カリフォルニアのInsomniac Gamesのオフィスを訪れ,序盤の一部を体験してきた。開発者へのインタビューも実施したので,そちらは別の記事でお届けする。
本作のウルヴァリンを演じるのは,俳優のリアム・マッキンタイア氏。Insomniac Gamesのオフィスでパシャリ
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Insomniac Gamesのオフィスも案内してもらえた。撮影場所の部分も多く紹介しきれないので,写真で雰囲気をお届け
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※本記事で使用しているスクリーンショットは,SIEから提供された動画素材からキャプチャしたものを含みます。動画素材は,PS5 Proのグラフィックスモードで撮影されたものです。対象年齢は,CERO-Zです
操作方法から紹介しよう。移動は左スティックで,攻撃は[□],長押しで蹴りに変わる。[△]で飛びつき攻撃,[○]で回避となり,[○]を2回連続で入力すると回避ローリングになる。[×]でジャンプ,[R2]を押し続けている間はダッシュで,パリィは[L1]に割り当てられている。
[□]連打で,敵の肉をグサグサ切り裂く
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爪だけでなく,蹴りも駆使する
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タイミングよく敵の攻撃を[L1]でパリィ。敵の数が多いので,パリィも決めつつ,とにかく攻撃をしまくって数を減らしていく。ウルヴァリンは殴られながら殴る操作感だ
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たまに黄色いエフェクトが来る場合もある。パリィを成功させると,モーションが入って大ダメージを与えられる
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敵の近接攻撃に対し,遠距離攻撃はパリィではなく,回避で避ける。攻撃の予兆は赤いエフェクトで表示され,画面外の場合も,察知できるようになっている
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ストーリー上で走る演出は,破壊表現が派手で迫力と臨場感がすごい。PS5 Proの実力がいろんなところで感じられた
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象徴的な爪は,[L2]+[R2]で出し入れできる
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スキルにあたるテクニックは4つのスロットが用意され,[L2]を押しながら対応するボタンを押して発動する仕組みだ。回転攻撃やバフ効果を得るものが用意されており,それぞれ独立したクールタイムが設定されている。
戦闘は「レイジゲージ」を中心に組まれている。攻撃を当てたり敵を倒したりするとゲージが溜まっていき,一定量に達するごとにレイジのティアが上がって,コンボ攻撃が増えたり「ラストスタンド」を使えるようになったりする。
画面左上に2本のゲージがある。上の白いゲージがHPゲージで,下のオレンジ色がレイジゲージ
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ウルヴァリンにはHPゲージがあり,尽きれば死ぬ。本作のウルヴァリンは普通に死ぬのだ。
ただ,レイジが溜まっていればラストスタンドで立ち上がれる。
HPが尽きてもレイジゲージが溜まっていれば,それを消費して復活できる
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レイジゲージが溜まっていない状態で,HPを削り切られなければいい,という仕組みだ。
つまり,引いて様子を見るより,敵陣に踏み込んで殴り続けるほうが安全になる。回復アイテムも基本的になく,HPを戻すにもレイジゲージが関わってくるので,減ったなら敵を倒して稼ぐしかない。
ウルヴァリンは返り血や,自身の血で赤く染まる。コスチュームの破壊表現や,傷の表現も激しい。画像では紹介できないのだが,ウルヴァリンのコスチュームとして,スーツや爪が多く用意されていた。スーツの収集を進めると,HPが伸びるというステータスの強化要素もある。
テクニックや,アダプテーションと呼ばれる強化要素もある
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プレイしていて管理する数値が少ないのもいいと感じた。クールタイムを別にすれば,リソースらしいものはレイジゲージくらいで,しかもそれは消費するというより溜めて維持しておくものになっている。
数字を睨む時間がなく,目の前の敵をどう倒すかだけに集中できた。ティア3まで溜めれば画面が白と黒に赤だけを残した表現に切り替わり,攻撃力が上がる。ひるんだ敵や恐怖状態の敵には[L2]+[R2]ですぐとどめを刺せる。
レイジゲージがティア3になると,まさに獣のような暴れっぷりだ
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シールドを構えた敵はそのまま殴っても弾かれてしまうので,[□]の長押しで蹴りを入れ,隙を作ってから爪を通す。
そのまま爪で攻撃しても,弾かれて反撃されてしまう
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蹴りを入れて,一回怯ませる
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ウルヴァリンは獣のような感覚も備えており,それが操作にも落とし込まれている。壁の向こうにいる敵の位置を察知できるほか,重要なものの匂いを辿って道しるべにもできる。
気づかれていなければ,そのまま静かに仕留められる。
上から強襲したり
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茂みから飛びついたり
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多くのゲームでは,ステルスといえば,ゆっくり慎重に距離を詰めることになるところ,ウルヴァリンはしゃがんだままでも移動が速く,茂みから飛び出して敵に飛びつき,とどめまで持っていける。
隠れて息を殺しているというより,どう仕留めようか品定めしているような。獣が獲物を狩るといった具合に,ステルスなのにスピード感があって,ストレスがなかった。
ストーリーでは,トラスク配下の兵士,リーヴァーズなどが立ちはだかり,ボスとしてはロボット兵器のセンチネルプロトタイプと戦った。パリィを2回続けて要求してくる敵も現れ,相手に合わせて対応を切り替えることになる。
道中には「悪夢の扉」も点在している。扉の先はウルヴァリンの脳裏を映した世界になっており,パルクールを含むトライアルをこなすと,失われた記憶の一部を見られるようになる。
道中に現れる紫色の線を辿れば,扉が現れる。それが悪夢の扉だ
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試遊した範囲の終盤ではハンドと呼ばれる忍者たちが現れた。ハンドと戦闘したところで試遊範囲は終了となった。この先,ハンドを追いかけて日本に行く展開になるのかもしれない。
本作はオリジナルストーリーということで,本作から初めてウルヴァリンの物語に触れる人でも楽しめる内容となっているそうだ。試遊で体験した内容は一部で,まだまだ分からないところが多い。ストーリーへの思いや設計などについては,インタビュー記事を参考にしてほしい。
「Marvel's Wolverine」は,2026年9月15日発売で,価格は通常版が8980円,デジタルデラックスエディションが9980円(いずれも税込)だ。
限定モデル「PlayStation 5 デジタル・エディション "Marvel's Wolverine" バトルイエロー リミテッドエディション」(9万6980円)も同日発売予定。発売を楽しみにしよう。
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SIEは2026年8月11日,「PlayStation 5 デジタル・エディション "Marvel's Wolverine" バトルイエロー リミテッドエディション」を9月15日にAmazon.co.jpで発売すると発表した。価格は9万6980円。これは,PS5用ソフト「Marvel's Wolverine」をモチーフにした限定モデルで,「バトル・リボーンスーツ」と爪から着想を得ているという。
[2026/08/12 13:10]