もはや現実にしか見えない！ タクティカルシューター「Unrecord」の超リアルなゲームプレイトレイラー公開

　フランスのDRAMAが，彼らの新作「Unrecord」の最新トレイラーを公開し，そのリアルなグラフィックスが多くのゲーマーを驚かせている。

「Unrecord」公式サイト

　正式発表された「Unrecord」は，警察機動隊の隊員に装着されたボディカメラの視点でゲームを楽しむというシングルプレイ専用のタクティカルシューターだ。公開されたトレイラーでは，「Unreal Engine 5」とフォトグラメトリー技術を使ったまるで現実のようなグラフィックスが確認できる。プレイヤーは「オスカー」という人物を追って廃墟になった公共施設に潜入し，複数の敵と銃撃戦を繰り広げていく。


　最終的なゲーム画面ではないと断られているが，トレイラーを見る限り，照準を付けるレティクルは表示されておらず，オリジナルのADS（Aim Down Sight。サイトを覗き込んで照準を合わせること）が採用されているという。そのため，撃ち合いでは，それなりのスキルや練習が必要になりそうだ。何度もキルされて再び挑戦するといったゲームデザインで，戦術上のミスを修正しながらプレイを続けることになる。


　開発チームは本作を，「Firewatch」と「Ready or Not」を組み合わせたようなゲームと表現しており，ストーリーを重視したゲームになるという。複数の事件やキャラクターが絡み合ったシネマティックでリアルなゲーム体験を目指しているため，発売時点でマルチプレイ対応はないようだ。


　Steamのストアページもオープンしているが，現時点で発売予定日や対応言語など，細かい情報は記されていない。現実にしか見えないグラフィックスが体験ができそうな作品だけに，開発の進展を見守っていきたい。