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[プレイレポ]「ロックマン:デュアル オーバーライド」のブルースは攻めて守って飛び回る! 多彩なシールド技でロックマンとはまったく異なるプレイ感に
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印刷2026/09/17 10:00

プレイレポート

[プレイレポ]「ロックマン:デュアル オーバーライド」のブルースは攻めて守って飛び回る! 多彩なシールド技でロックマンとはまったく異なるプレイ感に

 カプコンが2027年に発売を予定をしている「ロックマン:デュアル オーバーライド」PC / Switch2 / PS5 / Xbox Series X|S / Switch / PS4 / Xbox One)は,「ロックマン」シリーズの最新作だ。本作では主人公のロックマンだけでなく,その“兄”ともいえるブルースもプレイアブルキャラクターとして登場する。今回,ブルースを使って本作を先行プレイする機会を得たので,そのレポートをお届けしよう。

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 「ロックマン」シリーズは,平和を愛する主人公ロボット「ロックマン」が戦う横スクロールアクションゲームだ。40周年記念作品となる「ロックマン:デュアル オーバーライド」では,生みの親であるライト博士の留守中にロボット暴走事件が発生。街に平和を取り戻すため,ロックマンとブルースが立ち上がる。

 ブルースは,ライト博士が初めて制作した戦闘用人型ロボットの試作型で,ロックマンやロールをはじめとするライトナンバーズの長兄にあたる存在だ。「ロックマン3 Dr.ワイリーの最期!?」で初登場し,あるときはロックマンと戦い,またあるときは手助けするなど,シリーズを通して重要な役割を担ってきた。ファンからの人気も高いキャラクターだ。

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 「ロックマン:デュアル オーバーライド」では,1stトレイラーの段階からキービジュアルに姿を見せていたが,このたび正式にプレイアブルキャラクターとしての登場がアナウンスされた。2026年9月9日に配信された2ndトレイラーではブルースの戦闘シーンも公開され,今回のメディア向け先行試遊会では実際にその感触を確かめることができた。

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近接戦と多彩なシールド技がブルースの持ち味。ヒートゲージの管理も重要に


 これまでにもブルースは「ロックマンズサッカー」「ロックマン ザ・パワーバトル」「ロックマン9」「ロックマン10」でプレイアブルキャラクターになっていたが,今回は「ブルースバスター」「ブルースシールド」を活用した近接戦を得意としており,ロックマンとは明確な差別化が図られている。

 ブルースバスターは,威力が高いものの射程は短い。ロックマンの「ロックバスター」が画面の端から端まで届くのとは対照的だ。最大までチャージすると,光の剣で前方を横薙ぎする技となる。ロックマンの感覚で使っていると,いざチャンスというときに攻撃が届かない,なんてこともある。敵に接近しなければならないハイリスクハイリターンな武器であり,その特性をしっかり理解して使う必要があるという印象だ。

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 そして,面白いのがブルースシールドを使ったアクションだ。ジャンプ時に自動で盾を構え,正面からの攻撃を防いでくれるのはこれまでと同様だが,ボタンと左スティックの組み合わせで,シールドを使ったさまざまな技を繰り出せる。ロックマンの特殊武器との違いは,専用ボタンがあるため通常攻撃ととっさに使い分けられること,エネルギー制限がないこと,そして後述する「オーバーヒート状態」にならないようゲージを管理する必要があることだ。

 スティックがニュートラルだと「ブルースブーメラン」となり,ブルースシールドを投げつける。放物線を描いて飛ぶため攻撃範囲が広いのに加え,ブルースシールドが戻ってくる際にも攻撃判定がある。ロックマンならジャンプしなければ攻撃が届かない高所の敵にも,ブルースなら地上から攻撃できる。攻撃範囲の広さを生かして敵に先制できるというわけだ。

 「シールドジェット」はスティック横入れで発動する技で,ブルースシールドを構えて横方向に突進する攻撃である。突進中は攻撃を防いでくれるうえ,食らったザコが画面外に吹っ飛ぶと,そのまま撃破扱いとなる。ボタンを押す長さで突進距離を調整でき,さらには空中でも使えるため,ステージ攻略にも有効だ。

 たとえば,通常なら動く足場を使って渡らなければならない場所でも,シールドジェットを使えば足場のタイミングを計ることなく一気に突破できたりする。逆に突進距離を誤って落ちることもあるが,使いどころさえ間違えなければプレイを安定させてくれそうだ。

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 3つめのシールド技である「ライジングシールド」は,スティック上入れで繰り出す,盾を使ったジャンプアッパー攻撃である。特筆すべきは,事実上の2段ジャンプとして機能する点だ。ジャンプの目測を誤った際のリカバリーに使えるのはもちろん,そこからシールドジェットにつなげれば,“2段ジャンプからの空中ダッシュ”的な機動も可能。ステージ攻略に新たな可能性をもたらしてくれそうだ。

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 このように強力なブルースシールドだが,1つだけ欠点がある。技を使うごとにヒートゲージが蓄積されていき,最大に達するとオーバーヒートし,シールド技やブルースバスターのチャージが一定時間使えなくなってしまうのだ。幸い,ボタンを押して「クールダウン」すれば,ゲージを一気に減らすことができる。シールド技が戦闘と攻略の両方で便利なだけに,オーバーヒートによる戦力ダウンは大きく,常にヒートゲージを意識した戦いが求められるというわけだ。

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スピーディーだが扱いはシビア。実戦で見えたブルースならではの強みと面白さ


 今回の先行試遊では,前回同様に「トゥインクルガール」ステージの1〜3面をプレイできたが,シールド技の特性をつかめば,ロックマンよりもスピーディーに進むことが可能だった。ジャンプやシールドジェット使用時のガード効果も頼もしく,被弾の危機から何度も救われたのが印象深い。

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 強みが明確である一方,ブルースバスターがリスクを伴う近距離技であるのに加え,オーバーヒートしないようゲージも管理しなければならないというシビアさもある。シールド技を駆使して押せ押せで進んでいたのが,オーバーヒートした途端に通常弾しか撃てなくなり,冷却が終わるまで逃げ惑うなんてこともあった。

 トゥインクルガールとの対決でも,ロックマンなら距離を取って戦えたところを,ブルースでは果敢に接近戦に挑まなければならず,立ち回りが大きく変わったのが面白いところ。トゥインクルガールの突進にシールドジェットを合わせると当たり勝ちし,スタンさせる時間も長くなったようで,ロックマンとは異なるパターン構築が楽しめるという印象だ。

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 もちろん,今回の目玉システムである「カスタムチップ」や「オーバーライド」はブルースでも使用できる。カスタムチップは,ロックマンやブルースに装着することで,特殊な性能を付与するものだが,今回の試遊ではブルースバスターを高速連射できるチップを使えた。

 ブルースバスターは火力が高いため,ボス戦で使えば速攻撃破も夢ではないかもしれない。また,2ndトレイラーにはロックマンと同じカスタムチップでバリアを張っているシーンもあり,チップの組み合わせはブルースでも重要な要素になりそうである。

 オーバーライドは,時間経過や攻撃で溜まるゲージを使い,一時的に能力を強化できるモードである。ブルースがオーバーライドを発動した際も,ボディのさまざまな部分が展開する変身のようなカットインが入り,実にカッコいい。また,最大チャージは高火力の大技となるため,これでトドメを刺せれば爽快だ。

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ロックマンとブルース,異なる2つのプレイスタイル。ブルースシールドのさらなる進化にも期待


 ここまではブルースの性能を中心に紹介してきたが,プレイを通して,改めてロックマンの安定性を実感できたのも事実だ。遠距離から安定して攻撃できるロックマンに対し,ブルースはリスクを背負って敵に接近し,シールド技を駆使してステージをスピーディーに突破していく。単純に初心者向け,上級者向けと分けられるものではなく,それぞれに異なる強みと面白さがあり,本作のプレイをより豊かなものにしてくれそうである。

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 そして,まだ気になる要素も残されている。公式の説明文には,「ブルースが倒したロボットたちの戦闘データを解析し,ブルースシールドに特別な効果を追加実装」という一文があるのだ。

 今回使えたシールドジェットは,前回の試遊でロックマンが使用できた特殊武器「ジェットスティンガー」と似た性質を持っている。となると,これまでの「ロックマン」シリーズで,ボスを倒すと特殊武器が増えていったように,ブルースもボスの撃破によってシールド技やその効果を増やしていくのだろうか。

 今回の試遊だけでも,ロックマンとは大きく異なるプレイ感を楽しめたブルース。ブルースシールドが今後どのような進化を見せるのか,そしてロックマンとブルースという2人のプレイアブルキャラクターが,本作の攻略にどれだけの幅をもたらしてくれるのか。2027年の発売に向けて,今後の情報公開にも注目していきたい。

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ロックマンとブルースのamiibo。「ロックマン:デュアル オーバーライド」と合わせて発売される
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