今回，日本語ローカライズされて発売されるタイトルは，どれもWanadoo Editionのタイトル。アドベンチャーゲームが2本にアクションが1本という構成だ，超メジャーなタイトルではないが，なかなか興味深いタイトルで，どちらも個性的なゲームである。ちなみに，今回のローカライズにあたって音声なども日本語吹き替えを予定しているらしい。


・「ドラキュラ〜伯爵の復活〜（仮題）」
ブラムストーカーの「ドラキュラ」をテーマにしたタイトル。ゲームは姿を消した妻を捜すために主人公ジョナサン・ハーカーが奔走するストーリー。妻を救出するまでに30日というタイムリミットがもうけられており，アドベンチャーゲームではあるが，のんびりとプレイしているわけにも行かず，プレイヤーは時間との戦いに悪戦苦闘することになるだろう。ドラキュラ伯爵とジョナサン・ハーカーとの死闘を描いた，ホラーアドベンチャーの決定版！海外公式サイトは「ここ」。

・「ドラキュラ　2〜最後の聖域〜（仮題）」
「ドラキュラ〜伯爵の復活〜（仮題）」の続編（写真上段）で，前作で無事妻を救出してロンドンに帰ったハーカー夫妻であったが，実はドラキュラ伯爵もロンドンに追いかけてきていた……。こうしてゲームは始まるが，ちょっとネタをばらしてしまうと，「2」では，13人ものドラキュラと戦うことになる。プレイ時間は25時間以上かかるそうで，遊び応えも十分。海外公式サイトは「ここ」。

・アラビアンナイト
みなさんご存じのアラビアンナイトの世界を描いたタイトル（写真下段）。王女メリッサより一通の手紙をもらったアリは，メリッサとの結婚を許して貰うため，スルタンの元を訪れる。だが，王威継承権を狙う大臣やメリッサの存在を快く思わない悪漢の妨害によって，主人公アリは思いもよらない冒険へと導かれてゆく……。千夜一夜物語の持つバイオレンス，エロティシズムを再現した秀逸なアクションゲームだ。海外公式サイトは「ここ」。