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 BlizzCon 2013で「Diablo III: Reaper of Souls」の概要が明らかに。天界と魔界の戦いに,死界のクリーチャーが参戦
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印刷2013/11/09 20:16

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BlizzCon 2013で「Diablo III: Reaper of Souls」の概要が明らかに。天界と魔界の戦いに,死界のクリーチャーが参戦

 現在,Blizzard Entertainmentの本拠地であるカリフォルニア州アナハイムで開催中の「BlizzCon 2013」で,「Diablo III」の拡張パック第1弾となる「Reaper of Souls」の概要が紹介された。

「Reaper of Souls」公式サイト


 「Reaper of Souls」では,「Diablo III」で魔界の王ディアブロが葬られ,ようやくサンクチュアリに希望の光が灯ったものの,ブラック・ソウルストーンのパワーで「死界」の能力を得た堕天使Malthaelが,次々とゾンビのようなクリーチャーを生み出し,人間達に襲い掛かるというストーリーが展開される。Malthaelは侵略の手始めとして,サンクチュアリ南西部の大都市ウェストマーチを占領し,ここで再びヒーローが立ち上がることになる。

2本のサイスで頭を刈り取るだけでなく,相手から魂をも抜き取ってしまうMalthael
画像集#001のサムネイル/ BlizzCon 2013で「Diablo III: Reaper of Souls」の概要が明らかに。天界と魔界の戦いに,死界のクリーチャーが参戦

 このあたりの世界観については分かりづらいところもあるので,自分で書いた記事ながら,週刊連載「奥谷海人のAccess Accepted」の第345回「ついに発売されたDiablo III。シリーズの物語を覗いてみよう」を参照してもらえると幸いだ。
 Tyrealより格上のMalthaelは,大天使の協議会の議長を務めるほどの存在だったものの,「The Sin War」の頃に天界のやり方に満足できず失踪し,ちょうど「Diablo III」の第4章の直後に再び姿を現した。魔界という障害が取り除かれた今,天界と魔界の間に生まれ出た「唯一の悪」である人間をほろぼす機会がやってきた。だが,天界の協力が得られなかったため,Malthaelは「死界」の道を選んだわけだ。
 もっとも,ブラック・ソウルストーンには「魔界」のパワーも含まれており,それが解き放たれたときに何が起こるのかは,もはや誰にも分からない。

画像集#008のサムネイル/ BlizzCon 2013で「Diablo III: Reaper of Souls」の概要が明らかに。天界と魔界の戦いに,死界のクリーチャーが参戦
画像集#009のサムネイル/ BlizzCon 2013で「Diablo III: Reaper of Souls」の概要が明らかに。天界と魔界の戦いに,死界のクリーチャーが参戦

 「Reaper of Souls」で描かれるウェストマーチは,都市部のほかにも「ブラッドマーシュ」と呼ばれる湿地帯など,さまざまな周辺地域が存在するようだ。BlizzCon 2013では,キャンペーン後半に「パンデモニアム」(Pandemonium)と呼ばれる,新しい世界へ旅することも発表されている。

 パンデモニアムは,サンクチュアリができる前の時代から天界と魔界の間でたびたび戦争が繰り返されていた場所だ。今となっては朽ちかけた駐屯地や,数々のトラップ,さらに時空のゆがみからか,戦闘の途中で停止したままの一団などが残されている。
 高度な文明のかけらは見られるものの,人間的なものは存在しない,ひどく荒れ果てた場所だ。異形のモンスター「リーパー」が徘徊しており,そんな土地のどこかにMalthaelの居城があるという。

パンデモニアムのアートワーク。人類が誕生する以前,天界の天使と魔界の悪魔が半永久的に戦争を繰り返していた場所だ
画像集#003のサムネイル/ BlizzCon 2013で「Diablo III: Reaper of Souls」の概要が明らかに。天界と魔界の戦いに,死界のクリーチャーが参戦
なんとなく,オリジナル版の「Diablo」に登場した天界を思わせる。パンデモニアムは一木一草もない不毛の土地であるようだ
画像集#004のサムネイル/ BlizzCon 2013で「Diablo III: Reaper of Souls」の概要が明らかに。天界と魔界の戦いに,死界のクリーチャーが参戦

アドベンチャーモードのミッション選択画面。これはニュートリストラム周辺地域だが,本作ではシリーズ未到達の場所へも自由に往来できるようになるらしい
画像集#007のサムネイル/ BlizzCon 2013で「Diablo III: Reaper of Souls」の概要が明らかに。天界と魔界の戦いに,死界のクリーチャーが参戦
 キャンペーンもなかなか楽しめそうだが,ゲームをさらに長く遊べるよう新しく用意されたコンテンツが,「アドベンチャー」というモードだ。アドベンチャーは,20分程度で終了するサブクエストの集合体といったもので,全編を通したストーリーなどは存在しない。キャラクターの選択後,メニュー画面からキャンペーンかアドベンチャーのいずれかを選択してゲームを開始するというシステムになっていた。

※2013年11月12日11:20,初出時にアドベンチャーモード向けに別のキャラクターを作成する必要があると記載していましたが,後の取材でその必要がないことが分かりましたので記事を修正しました。

画像集#012のサムネイル/ BlizzCon 2013で「Diablo III: Reaper of Souls」の概要が明らかに。天界と魔界の戦いに,死界のクリーチャーが参戦

 アドベンチャーには,「Bounties」「Naphalem Rifts」という2つのタイプのモードがあり,基本的に,Bountiesはボスキャラクターを倒して賞金を得るもの,Naphalem Riftsはポータルがオープンするまで,とにかくモンスターを倒しまくるという内容になっている。
 「Diablo III」で描かれている場所だけでなく,サンクチュアリの大陸全土を舞台にしたミッションが用意されており,1つの地域には少なくとも10〜20ほどのミッションがあるようだ。
マップ生成のランダム性はさらに向上。キャンペーン,アドベンチャーに関係なく,アクセスのたびに異なるマップを楽しめるようになる
画像集#006のサムネイル/ BlizzCon 2013で「Diablo III: Reaper of Souls」の概要が明らかに。天界と魔界の戦いに,死界のクリーチャーが参戦
 ミッション用のマップはランダム性が高められており,アクセスするたびにマップの内容が異なるうえ,登場するモンスターの量や質も変化する。また,異なる章のモンスター達がランダムに発生し,しかもそれらが連携して襲ってくるという。それを実現するためにモンスターのAIが大きく改良されており,例えば弓系のモンスターは,プレイヤーキャラクターとの距離を保つために,これまでは背を向けて歩いたが,今回は弓攻撃を止めることなく後退りして距離を保つような動きを見せていた。

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画像集#011のサムネイル/ BlizzCon 2013で「Diablo III: Reaper of Souls」の概要が明らかに。天界と魔界の戦いに,死界のクリーチャーが参戦

 なお,セッションで詳しく解説されることはなかったが,「Reaper of Souls」ではレベルキャップがレベル70にまで引き上げられ,Crusader以外のプレイヤブルキャラクターにも新しいスペルアビリティが追加される。また,所有する武器にエンチャントをかけるアーティザン「Mythic」が帰ってくることも発表されている。

 さらに,2014年3月18日に「オークションハウス」が閉鎖されることをカバーするため,ルートシステムにも大きな変化が加えられる予定になっており,アイテムドロップも数を減らして質を高める方向であるという。
 BlizzConに参加しているファンの反応は良好なようで,開催中のBlizzConでさらなる続報が発表されることにも期待したい。

「Diablo III: Reaper of Souls」の概要を説明するゲーム・ディレクターのジョシュ・モスケイラ(Josh Mosqueira)氏ら開発陣
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  • 関連タイトル:

    Diablo III

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