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印刷2006/08/28 14:33

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[GC 2006#82]演出面でのこだわりを感じるアクションRPG「Legend:Hand of God」

 ドイツのパブリッシャ dtp Entertainmentが発売を予定しているアクションRPG「Legend: Hand of God」は,ファンタジー世界をベースにした“ディアブロタイプ”のゲームだ。一般には公開されていないクローズドの環境で開発初期段階のバージョンを見せてもらえたので,その印象をお伝えしよう。



Claas Wolter氏
 物語の主人公は,一人の戦士。たまたま留守にしている間に街が襲われ多くの仲間を失ってしまい,復讐の旅に出るという設定だ。説明してくれたdtp EntertainmentのClaas Wolter氏によると,ストーリーを執筆しているのは,アメリカ人作家のSusan O'Connor氏。彼女は「Gears of War」「Dungeon Siege II」といったゲームのストーリーを書いた経験があり,ファンタジーファンの期待に応えてくれそうだ。
 ゲームのスタイルは,アクションRPGとしては王道といえるハック&スラッシュタイプで,基本動作はマウスのみで可能。キャラクターの成長方向は,プレイヤーの進め方によって変化するタイプで,とった行動に関連するパラメータがアップしていく。



 本作の一番の特徴は,戦う敵の大きさに合わせてアニメーションが変化する「シネマティックコンバットシステム」だ。こういったタイプのゲームでは,敵の大小に関係なくプレイヤーキャラクターは同じ動きをすることが多く,不自然なことも多かった。
 デモプレイでは,主人公の倍近い大きさのトロールと戦っていたが,剣を下から上になぎ払うなど,きちんと相手のサイズに合わせた動きをしていた。さらにフィニッシュムーブもあるようで,敵のHPがゼロになったときにランダムで発動し,鮮やかな最後の一撃を加えて敵にトドメを刺す。
 トロールの場合は,頭を飛び越えるような形で背中に飛び乗り,剣を垂直に突き刺すという動きをしていた。巨大な相手の膝ばかりを攻撃するなんていうことがなくなり,視角的にもで戦闘を楽しめるようになりそうだ。ハック&スラッシュタイプの場合,戦闘が作業的になってしまうことが多いので,このような工夫は嬉しいところだろう。



 ちなみにマウスカーソルがただの矢印ではなく,妖精の形をしているのも面白い。洞窟の中ではその妖精の周りに光が照らされるようになっており,妖精に導かれて道を進んでいるように見える。
 グラフィックスは,見てのとおり綺麗で,物理エンジンも採用されているので,キャラクターの動きに合わせて草がなびくなどといった細かな演出もあるとのこと。

 本作はまだまだ開発初期段階ではあるが,グラフィックスなど基本部分はかなり良くできているように思える。ストーリーやゲームバランス次第ではかなり面白くなりそうだ。(noguchi)

  • 関連タイトル:

    Legend: Hand of God

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