週刊Steam広場 第12号：254人参加の大規模FPS「BattleBit Remastered」や，ホラーゲーム「Layers of Fear」が発売

週刊Steam広場では，Valveが運営するPCゲームのダウンロード販売サイト「Steam」で今週発売・発表された注目タイトルや，セール情報などをお届けします。

BattleBit Remastered

　最大254人が2つのチームに別れて大規模戦闘を繰り広げるオンラインFPS。ローポリゴンのグラフィックスを採用し，建造物を含むあらゆるオブジェクトの破壊や，遅延の少ない高フレームでの快適な動作を実現しているのが特徴となっている。近くの味方と会話できる「近接型ボイスチャット」を使った分隊システムも用意されており，バトルフィールドシリーズが好きな人に刺さる作品といえるだろう。

Layers of Fear

　2016年にリリースされた同名タイトルと，2019年の続編「Layers of Fear 2」，そして，配信された2つのDLCをリマスターした作品で，すべての物語をつなぐ未公開のストーリー「The Writer」も収録されている。開発には「Unreal Engine 5」が用いられおり，レイトレーシングをはじめとする最新のグラフィックス技術で再構築された，美しくもおぞましい世界を体験できる。

Park Beyond

　テーマパークの運営を題材としたシミュレーションゲーム。プレイヤーはテーマパークの経営者となり，楽しさと収益性を両立させながらビジネスの成功を目指していく。ジェットコースター作成ツールが備わっており，さまざまなモジュールを組み合わせることで，現実ではありえないようなアトラクションを作ることも可能だ。

F1 23

　Codemastersが手がける「F1」シリーズの最新作。今作では，「F1 2021」で初めて実装されたストーリーモード「ブレーキングポイント」が再び登場し，2人のレーサーをめぐるドラマが展開する。また，最新のPrecision Drive技術によって，コントローラでのプレイ感覚が飛躍的に向上。実際のF1チームからのフィードバックで，マシンハンドリングは前作に比べて大幅に改善されたという。

Undawn

　ゾンビアポカリプスが発生した世界を舞台とする，オンライン専用のサバイバルアクションゲーム。水や食料の確保はもちろん，生活拠点となるシェルターや使用する武器まで，すべて自身の手で調達しなければならず，“究極”の自給自足サバイバルが楽しめる。

Dead by Daylight - End Transmission Chapter

　Dead by Daylightでは初となる，SFホラーをテーマとしたチャプター。新たなキラーとして，機械部品と人間のパーツが混ざりあった恐ろしいAIロボット「The Singularity（シンギュラリティ）」が登場する。また，未知の恐怖と謎に包まれた惑星を舞台とした「Toba Landing（トーバ着陸地点）」がマップに追加されている。

Oblivion Override

　人類が姿を消し，ロボットだけが取り残された遠い未来を舞台とする2D横スクロールのアクション。プレイヤーは，戦闘ロボット「クリムゾン」として謎めいた基地の深部を探索し，人類の過去にまつわる秘密に迫っていく。「ローグライク」要素を前面に出しており，ダッシュやダブルジャンプ，ウォールランを駆使したハイペースなアクションが楽しめる。なお，海外のタイムアタックコミュニティspeedrun.comでは，賞金プール1万ドルの大会も開催されている。

Dordogne

　フランス南西部にある町「ドルドーニュ」を舞台にしたアドベンチャーゲーム。祖母と田舎で過ごした思い出をたどりながら，大人になった自分の過去の選択と子供の頃の記憶をより合わせ，失われた家族の秘密を解き明かしていく。ゲームは数時間で終わるボリュームで，日本語にも対応している。

Creature Lab

　マッドサイエンティストになって危険な実験を繰り返していくシミュレーションゲーム。プレイヤーは，薬品や素材を組み合わせて新たな変異原を作り，人体実験を経て凶暴なモンスターを生み出していく。モンスターを街に送り出すことで，材料や被験者を集めたり，軍と戦ったりできるそうだ。Steamではデモ版を配信しているので，興味のある人は遊んでみよう。

Tom Clancy’s Rainbow Six Extraction

　「レインボーシックス シージ」のスピンオフにあたるタイトルで，最大3人でのCo-opプレイ（PvE）が楽しめるFPS。プレイヤーは，シージで登場したオペレーターたちを操り，“アーキエン”と呼ばれるエイリアンが蔓延る封鎖ゾーンで危険なミッションに挑むのだ。体験版も配信されているので，気になる人はダウンロードしてみよう。

Druidwalker

　ドルイドとして森を散歩しながら，冬に向けた準備をするローグライクだ。カードを選択することで進む道を決めていき，道中では動物たちと出会うこともある。「このゲームに死はなく，ただ焚き火で休憩するだけ」とのことで，のどかな雰囲気でリラックスできる作品を求めている人にオススメだ。

Aimlabs

　神経科学的な視点に基づいてAIMを分析してくれるソフトウェア。さまざまなトレーニングエリアが設けられており，どういう系統の銃が苦手か，どういう視点移動が苦手か，などを細かくデータ化してくれる。対応タイトルの感度設定などを再現する機能もあり，無料でダウンロードできるので，競技性の高いFPSを遊んでいる人は試してみよう。

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Moving Out 2

　2020年に発売されて高評価を得た「Moving Out」の続編で，誇張された物理効果が特徴となる見下ろし型視点のアクションゲームだ。主人公は，F.A.R.T.（Furniture Arrangement and Relocation Technicians）と呼ばれる家具移動＆配置の専門家で，Packmoreという街で住民の引っ越しを手伝うことになる。6月19日にスタートする「Steam Nextフェス」では，本作のデモ版が公開されるとのことだ。

センチメンタルデスループ

　“メンヘラ”の親友から殺され続ける死のループから脱出を目指すアドベンチャーゲーム。プレイヤーは主人公の朝陽乃愛を操作し，部屋の中をくまなく調べてヒントやアイテムを見つけていく。そうしているうちにも，親友の月代音夢が包丁を片手に迫ってくるので，彼女に刺される前に脱出の糸口を見つけなければならないようだ。Steamでは今夏に発売される予定なので，興味のある人はウィッシュリストに追加しておこう。

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※セールは予告なく終了している場合があります。価格を確認したうえで購入をお願いします。

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