［TGS 2007＃37］セガブースでプレイアブル出展されていた，「SEGA RALLY（仮称）」PLAYSTATION 3版のプレイムービーをUp

　セガブースでプレイアブル出展されていた，「SEGA RALLY（仮称）」PLAYSTATION 3版のプレイムービーを4GamerにUpした。
　これは，海外で9月28日に発売される「SEGA RALLY REVO」（関連記事は「こちら」）の日本語版に相当するタイトルだが，ローカライズに際して，タイトルが変更される模様だ。日本での発売時期は2008年1月が予定されており，対応プラットフォームはPLAYSTATION 3，Xbox 360，プレイステーション・ポータブルとなっている。

　TGS 2007ビジネスデイ（20日，21日）の両日にわたり，多くの人から注目を集めていたSEGA RALLY（仮称）。さすがに海外メディアからの注目度も高く，ムービーを撮影するタイミングがかなり計りにくかった。
　そんな事情もあってか，（編集部oNoによる）操作はタコ踊り/クラッシュ連発の，非常にスリリングなものだったが，車の挙動や物理演算による地形の変化はしっかりと確認できる。1周目と2周目の地面の違いや，徐々に汚れていく車体などに注目しつつ，oNoの暴走シーンを楽しんでほしい。

　ちなみに，実際にSEGA RALLY（仮称）をプレイしてみたところ，基本的な操作感は従来のセガラリーシリーズとさほど変わらなかった。テクニックのある人が操作すれば，それはもう見事な，テクニックのない人が操作してもそれなりの，ダイナミックかつ爽快感溢れるレースが楽しめる。
　しかし地面の状態が，物理演算によってラップごとに変化していくので，ベストなラインを常にキープできるとは限らない。いいタイムを出そうと思うなら，想定するライン上の路面状況を常にチェックしつつ，より繊細なハンドリング/アクセルワークが求められるというわけだ。
　一度や二度プレイしたくらいでは，SEGA RALLY（仮称）の真の魅力を理解するのは難しいだろうが，セガブースでは順番待ちの行列が気になって，そう何度もプレイできないはず。ここは発売日を楽しみに待ちたいところである。
　ちなみに，セガブースにいた関係者に，同作の日本語PC版の話を聞いたところ，「可能性はあるが，具体的な話は進んでいない」とのこと。基本的なゲーム性は，SEGA RALLY REVOとSEGA RALLY（仮称）ではほとんど差はないだろうが，Xbox 360版とのスムースなネットワーク対戦などを考えると，PC版SEGA RALLY（仮称）の発売にも期待したいところだ。

「SEGA RALLY（仮称）」のプレイムービーは「こちら」（2分59秒，WMV）

→ダウンロードの詳細：117MB（123,684,062バイト）