オーバーランド，MSFSX専用アドオン「エアロソフト シーホーク＆ジェイホーク X」を3月25日に発売

　オーバーランドは，エアロソフトが開発した「マイクロソフト フライト シミュレータ X」（以下，フライトシミュレータX）専用アドオン「エアロソフト シーホーク＆ジェイホーク X」を，2009年3月25日に発売すると発表した。ダウンロード販売形態のほか，CD-R販売も行われる。価格は4480円（税込）。


　本パッケージは，米シコルスキー社製のヘリコプター「SH-60」（シーホーク）と，「HH-60J」（ジェイホーク）を細部まで再現したアドオンだ。FS2004用にリリースしていた「Seahawks & Boxer」と「Coast Guard」を統合し，さらに新規艦船を4艇追加して収録している。


　マイクロソフト フライト シミュレータ Xに最適化することで，FS2004ではシミュレートが困難だったヘリコプターの挙動を完全再現しているほか，バンプマップ，スペキュラーライティングマップ，セルフシェーディングにも対応しており，対応グラフィックスカードを使用することで処理効率も向上するとのこと。

　そのほか，GoogleEarthと連携して，好きな場所に艦船を配置する「シップヤード2」を収録しているため，日本近海に艦船を停泊させて，馴染みのヘリポートとの運行を再現できるので，ヘリコプターマニアには垂涎の内容ではないだろうか。
　なお，本製品の動作には，マイクロソフト フライト シミュレータ Xが必要となる。また，主な内容については下のカコミのとおりとなっている。

■アニメーションも完全再現
○実際の行程と同様にローターとテールを折りたたみ収納・展開します。
○スピードに応じて、水平尾翼が動きます。
○４名の乗員もアニメーションをします。

■安定性向上システム
安定飛行を支援するだけでなく、ホバリングにリアルさを加えます。既存のヘリコプターアドオンと違い、外部プログラムに頼らずにヘリコプターの位置情報を感知する事で、通常の操作方法でホバーや移動をいかなる方向にもする事ができます。

■拡張マニュアル
70ページにもわたる日本語マニュアルでヘリコプター操縦の初心者、もしくはフライトシミュレータ初心者にもお楽しみいただけます。

■３つのトレーニングフライト
○システムとAFCS：システムの準備からヘリコプターの始動まで、離陸をしたら、ナビゲーションシステムを学びながらトレーニングエリアに向かいます。また、テレインフォローイングモードで、ヘリコプターの自動操縦方法について学びます。
○アドバンスドナビゲーション：ルートの自動航行と低視程状況下でのILSランディングを学びます
○ゼロ視程でのマニュアルホバー：何も見えない状況でホバーを決まった位置で行う方法を学びます。

■６艇の艦船を収録
○Coast Guard Marine Security Cutter, Large
○CG-50 (Valley Forge)
○LCS-1 (USS Freedom)
○X-Craft (Sea Fighter)
○LHD-4 (Boxer)
○F-222 (Augsburg)

■シップヤード２(英語)
このツールとグーグルアースを使う事で収録艦船をお好きな位置に配置する事が可能です

販売形態：ダウンロード販売(CD-R販売対応)
価格：4480円(本体価格：4267円)
備考：日本語マニュアル(70ページ)付き英語版

動作環境:
Microsoft Flight Simulator X (要Service Pack 2)
Windows XP(SP2)/Vista
Pentium 2 GHz (Core2 Duo推奨)
1GB RAM (2GB 推奨)
256 Mb DirectX 9 グラフィックスカード(512 MB 推奨)
Adobe Acrobat Reader 6 以上
ダウンロード容量:124 MB
インストール容量:400 MB

「エアロソフト シーホーク＆ジェイホーク X」SS集

▼エアロソフト社ホームページ
http://www.aerosoft.com/

▼シコルスキー社ホームページ
http://www.sikorsky.com/