フランスのMicroidsが2009年内のリリースを予定しているアドベンチャー，「Return to Mysterious Island 2」のデモ版を4GamerにUpした。本作は2004年に発売された「Return to Mysterious Island」の続編。前作は嵐によって無人島に流れ着いた主人公のMinaが，あの手この手で島からの脱出を試みるというお話で，ジュール・ヴェルヌの小説が下敷きになっており，ノーチラス号のネモ艦長などが登場した。

　今回は，首尾よく島から脱出したかと思ったのもつかのま，救助のヘリコプターが火山の噴火に巻き込まれて墜落，再び無人島に舞い戻るというシーンから始まる。


　デモ版では，ゲームの序盤部分（と思われる），墜落したヘリコプターからの脱出に始まる一連のシーンがプレイできる。デモ版でプレイヤーが操作するのはMinaではなく，前作からの相棒の小猿，Jepだ。
　猿だけに複雑なオブジェクトは操作できないが，木に登って偵察したり，島に生息している野生の猿と意思疎通したりできる。こうした利点を活かしてゲームを進めていくことになるのだ。


　Minaは足を怪我していて動けず，そこでJepが治療用のアイテムを探すことになる。島のあちこちを歩き回り，手に入るアイテムはすべて手に入れよう。途中，いくつかのパズルが用意されているが，なにせ小猿なので頭を使うものではなく，タイミングが重要なパズルばかり。というわけで，さほど苦労することはないはずだ。すべてのアイテムを揃え，Minaが足の治療をして動けるようになれば，デモ版は終了だ。

　選択を間違えると簡単にゲームオーバーになるなど，前作同様，最近のアドベンチャーとしては難しい部類に入りそうだ。もっとも，たとえ死んでも直前からプレイを再開できるので，何度でも試行錯誤が可能だ。

　なおiPhoneとデータを共有し，iPhoneでパズル部分をプレイして，そのデータをPCへ転送するという機能も搭載されている。デモ版でもできるようだが，筆者はiPhoneを持っていないので残念ながら試せなかった。

「Return to Mysterious Island 2」公式サイト

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