VR HMD「Rift」や脳波コントローラ「EPOC」などに対応したアクションゲーム，「Son of Nor」の販売がSteamでスタート

　オーストリアのデベロッパであるstillalive studiosは，彼らの新作タイトル「Son of Nor」の販売を，北米時間の2015年3月31日にSteamで開始した。

「Son of Nor」公式サイト

　「Son of Nor」は，人類が細々と生きる砂漠の世界Noshracにおいて，夜の神Norの加護により特殊なパワーを得た主人公が，魔術師として古代から人類の破壊を狙っていた魔物達と戦っていくというアクションゲームだ。
　魔力で風や炎を浴びせるだけでなく，掲載したムービーにもあるように，砂を動かして敵の攻撃を防いだり，普通は通れない場所に道を作ったりなどしてゲームを進めていく。最大4人のプレイヤーによる協力プレイや対戦も実装されており，HUDの表示されないゲーム画面も特徴的だ。


　さらに，最近大きな注目を集めているOculus VRの仮想現実対応のヘッドマウントディスプレイ「Rift」や，脳波でコントロールができるEmotiv Systemsの「EPOC」，視線による操作ができるTobii Technologiesの「Sentry Eye Tracker」といった，最新機器に対応している点も興味深く，「Son of Nor」はそうした最新デバイスのデモタイトルとしての利用も視野に入れた作品であるようだ。