「ゴーストリコン ワイルドランズ」の20分以上におよぶウォークスルートレイラー公開。3人のAIチームメイトを自在に操ってミッションを遂行せよ

　Ubisoft Entertainmentは，日本では2017年3月9日のリリースが予定されている「ゴーストリコン ワイルドランズ」（PC/PlayStation 4/Xbox One）の，20分以上におよぶウォークスルートレイラーを公開した。

「ゴーストリコン ワイルドランズ」公式サイト

　スクワッドベースのアクションとして知られる「ゴーストリコン」シリーズの5年ぶりの最新作となる「ゴーストリコン ワイルドランズ」は，世界秩序を守る精鋭部隊ゴーストのメンバーが，国を背後で支配する麻薬カルテル，サンタ・ブランカ壊滅のため，アンデスの山岳地帯やアマゾンの湿地帯などが広がる南アメリカのボリビアへ潜入するという設定だ。
　公開されたトレイラーには，Ubisoft Parisでリードデザイナーを務めるドミニク・バトラー（Dominic Butler）氏の解説に合わせて，ミッションの模様が収録されている。


　オープンワールドとして描かれるボリビアは21州に分かれており，サンタ・ブランカのリーダーであるエル・スウェーニョを筆頭に，それぞれ異なるボスに統治されている。公開されたトレイラーで紹介されているのは，プレイヤーが足を踏み入れる最初の州，Espiritu Santoの最終ミッションだという。
　ここは，サンタ・ブランカが人心を掌握するために隠れミノとして使っているカルト教団，サンタ・ムエルテの聖地であるようで，トレイラーは，その宗教施設に潜入し，シンボルである聖書を盗み出すというところからスタートする。その後，エル・スウェーニョの情報を持っているはずの女性，ラ・サンテラがジャングルの奥地にある野営地に監禁されていることを知り，その救出を行うという場面に続いていく。


　本作のシングルプレイキャンペーンは，プレイヤーがチームリーダーを操作して，ほかの3人のメンバーに指示を出しつつゲームを進めていくというものになっている。多くのミッションは，敵地の偵察と潜入，目的の遂行，そして脱出/サバイバルという流れで進んでいくが，どの地点から潜入し，どのような手段で目的を達成するかなどはプレイヤーに任されており，それぞれのスタイルで楽しめるという。
　映像からは，次第に変わっていく天候や，無数のパーツを使った改造が可能なガンスミス機能，ドローンを使って目標をマークするといったゲームシステムが確認できる。AI操作のチームメイトへのコマンドが画面に表示されないことから，メニューから選んでいるわけでないらしく，ボタン操作で適切な指示を出しているようだ。


　海外向けの公式サイトでは，おそらくCo-opモードのバグチェックを目的に実施されるβテストのサインアップも始まっており，詳細は今後，順を追って紹介されていくはずだ。続報を楽しみにしたい。