2019年2月15日から17日に開催された
「EVO Japan 2019」のDay3,最終日(2019年2月17日)の現地レポートをお届けする。
この日行われたのは,
「BLAZBLUE CROSS TAG BATTLE」「GUILTY GEAR Xrd REV 2」「鉄拳7」「ストリートファイターV アーケードエディション」各部門の決勝トーナメントだ。2日間にわたって行われた予選を勝ち上がった8名のファイナリスト達により,各競技タイトルの頂点が争われた。
なお記事に掲載している写真は,例のごとくTwitterの
@4GamerLiveアカウントにリアルタイムに投稿したものだ。まとめが1日遅れになってしまったが,トッププレイヤーによる激闘の数々を,写真と共に振り返ってみよう。
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2019年2月15日から17日の3日間,福岡国際センターで開催されている格闘ゲームイベント「EVO Japan 2019」の“Day1まとめ”をお届けする。Day2も引き続き,現地からの情報を@4GamerLiveからお届けする予定なので,気になる人はぜひフォローしておいてほしい。
[2019/02/16 00:51]
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現在,福岡国際センターで開催されている格闘ゲームイベント「EVO Japan 2019」,Day2のまとめをお届けする。明日(2019年2月18日)行われるファイナリストを決定するための激戦が繰り広げられるDay2。リアルタイムで更新している@4GamerLiveと合わせて,観戦のお供としていただけたら幸いだ。
[2019/02/16 16:46]
EVO Japan 2019 Day3Twitterまとめ
- おはようございます。EVO Japan 2019最終日,最初の種目となる「BLAZBLUE CROSS TAG BATTLE」が始まりました。
Winner's
・HIDE選手
・Tomo/relo選手
・アルコル選手
・今日のアントルメ選手
Loser's
・シゲ選手
・ピザマヨ選手
・Noble選手
・剛田選手
- 「BLAZBLUE CROSS TAG BATTLE」部門のオープニングマッチは終始ペースを握り続けたHIDE選手がTomo/relo選手を圧倒。Winner's Semifinalへ進出しました。
- 勝負をかけたアルコル選手渾身のぶっ放しが見事ヒット! 優勝候補の1人,今日のアントルメ選手はLoser'sへ。
- Loser's側でのシゲ選手とピザマヨ選手の戦い。ここはピザマヨ選手の固いガードをこじ開けたシゲ選手が勝利しました。ピザマヨ選手はここで敗退です。
- 次はNoble選手vs.剛田選手のカード。Noble選手のEsが剛田選手のチームを圧倒し,2-0で勝利を収めました。
- Loser'sでTomo/relo選手を迎え撃つシゲ選手。Tomo/relo選手の怒濤の攻めを凌ぎきることはできずに敗退となりました。Tomo/relo選手はLoser'sセミファイナルへ。
- 今日のアントルメ選手とNoble選手の対決はシーソーゲームに。1-1で迎えた最終戦,起死回生を狙うNoble選手でしたが,この攻撃を冷静に捌き,今日のアントルメ選手が勝利しました。
- 早い展開が続いたLoser'sセミファイナル。しかし勝ったのは勢いに乗るTomo/relo選手でした。今日のアントルメ選手は敗退,4位が確定しました。
- ここから3試合先取となるWinner's Final。HIDE選手とアルコル選手によるルビー&ゴルドーのミラーマッチは,貪欲な攻めをみせたアルコル選手が勝利。HIDE選手はLoser'sから再戦を狙います。
- 第1試合と同じ組み合わせとなったLoser'sファイナル。ここはTomo/relo選手が終始優勢な展開に。最後はHIDE選手の祈りを込めたペダルバーストを冷静にガードし,リベンジ達成。Tomo/relo選手がグランドファイナルへ。
- そして迎えたGrand Final,アルコル選手に挑むTomo/relo選手という構図でしたが,流れに乗るTomo/relo選手の勢いは止まらず,なんと怒濤の6連勝。Tomo/relo選手がLoser'sから優勝を手にしました。
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格闘ゲームイベント「EVO Japan 2019」の最終日(2019年2月17日),Day3最初の決勝種目「BLAZBLUE CROSS TAG BATTLE」部門の優勝者が決定した。勝利の栄冠を手にしたのはTSURUGI|Tomo/relo選手。Grand Finalでは怒濤の6連勝でアルコル選手を下しての優勝だ。
[2019/02/17 12:02]
- 最終日の第2種目「GUILTY GEAR Xrd Rev2」部門がスタート。解説席には昨年の覇者おみと選手の姿が。
Winner's
・ちゃちゃちゃ選手
・T5M7選手
・まちゃぼー選手
・サミット選手
Loser's
・310選手
・ナゲ選手
・ザディ選手
・LOX選手
- まずは初戦,ちゃちゃちゃ選手とT5M7選手の対決。怒濤の連係で攻めきりたいT5M7選手のレオでしたが,ちゃちゃ選手のクムがうまく切り返し,ちゃちゃちゃ選手の勝利となりました。
- 第2試合,まちゃぼー選手とサミット選手のカードはほぼ互角の戦いとなるも,最後の立っていたのはサミット選手。チップを駆るサミット選手のコンボ力が光りました。
- ヴェノムを駆る310選手と昨年覇者ナゲ選手のLoser's対決。ナゲ選手は持ち前のアドリブ力で310選手を攻め立てますが,310選手も応戦。最終セットまでもつれ込み,勝ったのは310選手。
- ザディ選手とLOX選手のカードでは,LOX選手が序盤からガン攻め。ザディ選手にターンをまわさず,LOX選手がそのまま攻めきる形で勝利しました。
- Loser'sに落ちてきたまちゃぼー選手を迎え撃つ310選手。序盤は310選手優勢かと思われましたが,カイからソルにキャラ替えしたまちゃぼー選手が豹変。突如のガン攻めスタイルに切り替えて勝利。まちゃぼー選手はLoser'sファイナルへ。
- T5M7選手のLOX選手の対決は,壮絶な殴り合いに。息もつかせぬ展開で攻守が入れ替わるも,最後に立っていたのはレオ。T5M7選手の勝利です。
- グランドファイナル進出をかけた,ちゃちゃちゃ選手とサミット選手対決。序盤はちゃちゃちゃ選手のクムが火力にモノをいわせるも,チップが立ち回りとコンボ選択の妙で盛り返していく。最後はパーフェクト勝ちでサミット選手の勝利となりました。
- Loser'sセミファイナル。T5M7選手のレオに対し,ソルを選択したまちゃぼー選手。ヤられる前にヤる勢いで立ち回るも,T5M7選手は一歩も引かず。グラヴィエットヴァーダを盾にした攻めでソルを粉砕。T5M7選手がLoser'sファイナルへ。
- レオvs.クムという組み合わせになったLoser'sファイナル。ここではクムの火力が爆発し,体力面でレオを追い詰める展開に。レオを駆るT5M7選手選手も追いすがりますが,勝ったのはちゃちゃちゃ選手。再びサミット選手の待つグランドファイナルへ。
- Grand Final,再び相まみえた二人。アクセル全開のちゃちゃちゃ選手が瞬く間にリセットを達成するも,サミット選手は折れず。そこから持ち直して五分の勝負に。勝負はフルカウントまでもつれ込むも,勝ったのはサミット選手。地元九州勢が見事戴冠を果たしました。
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福岡国際センターで開催中の格闘ゲームイベント「EVO Japan 2019」にて,「GUILTY GEAR Xrd REV 2」部門が終了し,優勝者が決定した。エントリー数320名の中から,その頂点に立ったのはWalker Gamingのチップ使い,サミット選手だ。
[2019/02/17 15:10]
- 最終日の第3種目は「鉄拳7」。国際色豊かな面々が世界最強を目指し,戦いを繰り広げます。
Winner's
・CherryBerryMango選手
・Destiny選手
・AK選手
・jimmyjtran選手
Loser's
・Arslan Ash選手
・Book選手
・Saint選手
・チクリン選手
- 「鉄拳7」決勝トーナメントのオープニングマッチ。Destiny選手が1試合落としたところで,飛鳥から豪鬼にキャラ変更をするも流れは変えられず,CherryBerryMango選手が2連勝でWinner's Finalに進出。
- 驚異的な反応速度を見せるAK選手と高難度コンボの精度に定評のあるjimmyjtran選手の組み合わせ。AK選手が立ち回りの上手さと空振りを見てからの反撃でペースを握り,2−1で勝利。
- Loser's1回戦はパキスタンのArslan Ash選手とタイのBook選手の組み合わせ。Arslan Ash選手がほぼ完璧とも言える立ち回りを見せ,Book選手に完封勝利を収めた。
- Saint選手とチクリン選手の試合はお互いに一進一退の攻防を見せる。勝負を決めたのはギースの当て身。高ダメージコンボからの削りで日本のチクリン選手が勝利を収めた。
- 鉄拳7部門時点の会場全景。若干空席が目立つものの,徐々にオーディエンスも増えてきています。
- jimmyjtran選手とArslan Ash選手の組み合わせとなったLoser's 2回戦は壮絶な戦いに。フルカウントまでもつれた接戦を制したArslan Ash選手がLoser's Semifinalへ。
- Destiny選手のギースに対し,仁を出したチクリン選手。序盤は苦戦気味でしたが,徐々に相手の動きに対応して勝利。最後の日本勢として,次に希望をつなぎます。
- Winner's Final,韓国のCherryBerryMango選手とフィリピンのAK選手の戦い。一進一退の攻防が続きますが,勝ったのはAK選手。フィリピンの若干18歳がGrand Finalへ。
- チクリン選手とArslan Ash選手によるLoser'sセミファイナル。Arslan Ash選手の一美に対し,チクリン選手はギースで挑みますが,相手の横移動にチャンスを作れず。ここで敗退となりました。
- Loser's Finalの対決は,とにかく固いArslan Ash選手のガードを,なんとかこじ開けようとするCherryBerryMango選手という構図に。中盤以降,CherryBerryMango選手が追い上げるも届かず。最後はパーフェクトK.O.でArslan Ash選手が勝利しました。
- フィリピンの新星・AK選手vs.パキスタンの怪物・Arslan Ash選手という組み合わせで迎えたGrand Final。共に防御に長けた両選手の対決は,最後まで結末が分からない接戦に。ラウンドリセットを超え,最終ラウンドまでもつれ込んだ戦いは,Arslan Ash選手の優勝で締めくくられました。
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福岡国際センターで開催中の格闘ゲームイベント「EVO Japan 2019」。その最終日となる本日,「鉄拳7」部門の優勝者が決定した。勝利したのは,パキスタンの超新星,Arslan Ash選手。フィリピンの最強プレイヤー,AK選手とのGrand Finalを制し,勝利の栄冠を手にした。
[2019/02/17 18:54]
- EVO Japan 2019の最終種目「ストリートファイターV AE」部門がいよいよスタートしました。
Winner's
・パウエル選手
・ジョビン選手
・ももち選手
・ネモ選手
Loser's
・Oil King選手
・Punk選手
・ふ〜ど選手
・クラッシャー選手
- パウエル選手がリードを奪う展開となった「ストリートファイターV AE」部門のオープニングマッチ。起死回生のぶっ放しを放つジョビン選手だったが,いずれも不発。パウエル選手がWinner's Finalへ進出を決めた。
- 時間の経過とともに会場には人の山が。すばらしいプレイの連続に大歓声が湧いています。
- 第2試合はネモ選手とももち選手によるベテラン対決。ここは巧みな差し込みで地上戦を制したももち選手が勝利。ネモ選手はLoser'sに回ります。
- Loser'sに移ってOil King選手とPunk選手によるカードは,Punk選手の人間性能の高さを象徴するかのような一戦に。ヒット確認や空対空の精度でOil King選手を圧倒しての勝利。流石です。
- 続いてのLoser'sは,ふ〜ど選手とクラッシャー選手によるミカとバーディーの対決。ふ〜ど選手がまるで詰め将棋のような緻密なプレイでクラッシャー選手を逃さず。貫禄の勝利です。
- ジョビン選手が大奮戦。人間CPU・Punk選手を相手に一歩も譲らず,逆にPunk選手を追い詰める展開に。会場からも声援が飛びますが,しかし最後は一歩およばず。連係を読み切られての反撃で,Punk選手の勝利となりました。
- ふ〜ど選手のミカ対策にコーリンを用意してきたネモ選手。この対策が効を奏して,勝負は2-2までもつれる接戦に。追い詰められたふ〜ど選手は,ここでバーディーを被せて対応。ネモ選手を下しTOP4へ。
- パウエル選手とももち選手が激突し,取っては取り返すシーソーゲームが繰り広げられたWinner'sファイナル。あらゆる技術が詰め込まれたハイレベルな試合でしたが,最後はももち選手が三毒落としでフィニッシュ。一足先にGrand Finalへ。
- LosersセミファイナルのPunk選手とふ〜ど選手。Punk選手は,かりんが苦手とするバーディーを駆るふ〜ど選手に善戦しますが,パワーの差は覆しがたく。途中ナッシュにキャラ替えするも,貫禄相撲でふ〜ど選手の勝利となりました。
- Grand Finalで待つももち選手への挑戦権をかけた,ふ〜ど選手とパウエル選手によるLoser's Final。ふ〜ど選手のバーディーに,パウエル選手はキャミイで挑みますが,圧倒的な暴力でふ〜ど選手が勝利。Vトリガー一つで,キャミイが一瞬で溶けていきました……。
- まさに至極の地上戦。ふ〜ど選手のバーディーに対しコーリンを出したももち選手。序盤はふ〜ど選手優勢で進みましたが,時間いっぱいを使った差し合いから,針の穴を通すような勝機を見出しての逆転勝利。SFVらしさの詰まったすばらしい戦いでした。ももち選手,おめでとうございます!
- 「ストV AE」部門の表彰式から。なお,同部門の優勝賞金は150万円とのことです。
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2019年2月17日,九州の福岡国際センターで開催された格闘ゲームイベント「EVO Japan 2019」の全プログラムが終了し,最後の競技種目となった「ストリートファイターV アーケードエディション」部門の優勝者が決定した。開催2年目のEVO Japan,同部門2人目の優勝者はプロゲーマーのももち選手だ。
[2019/02/17 22:56]
- 「EVO Japan 2019」のプログラムはすべて終了しました。参加した選手の皆さん,また現地で,もしくはネット越しに観戦した皆さん,長丁場の3日間お疲れ様でした。次は8月,ラスベガスのEVO2019でお会いしましょう!