進化したビーバー達による都市建設シム「Timberborn」のデモ版がSteamで公開

　ポーランドのゲームメーカーであるMechanistryは，開発中のPC向け新作ソフト「Timberborn」のデモ版をSteamで公開した。最新トレイラーも合わせて公開されている。

「Timberborn」公式サイト

　本作は，「ランバーパンク」という世界を舞台にした都市建設シムだが，ユニークなのは，主人公が人間ではなくビーバー達であるところだ。地球を荒れ地に変えてしまった人類が絶滅したあと，木を切ったり建物を建てるまでに賢く進化したビーバーが地球の主役になっている世界だ。


　プレイヤーはちょこまかと動くビーバーを操作して，繰り返し起こる洪水や乾期に備えてダムや灌漑設備を作って水資源を確保したり，食料を蓄えたり，周囲を探索したりしていく。ビーバーらしく，重要な資源になるのは木材で，「ランバーパンク」は木材を中心に回っているが，高度な機械を作り出すためには「鉄」も必要になる。鉄を見つけ出すため，旧世界の遺跡に探検隊を送り出したりするという。
　都市建設シムらしく，住民であるビーバー達の幸福度の追求も重要で，娯楽施設を作ったりする必要もあるという。ただ「働いて，寝て，木をかじる」だけではない，ビーバー達の幸せなライフスタイルの実現にも気を配らなければならないのだ。


　デモ版は，これまで行われていたクローズドβテストの終了に伴って公開されたもので，北米時間の2月16日までプレイできるとのこと。デモの内容については，Steamのニュースページをチェックしてほしい。なお，「Timberborn」のアーリーアクセス版は，2021年の第1四半期にリリースされる予定になっている。
　Steamストアページでは，本作が日本語表示に対応予定となっているが，残念ながらデモ版は英語のみの対応。ビーバー達の幸福な生活に興味のある人は，ぜひプレイしてみよう。