シリーズの人気作をリマスターした「Total War: ROME REMASTERED」のローンチトレイラー公開

　SEGAとCreative Assemblyは，2004年にリリースされたRTS「Rome: Total War」をリマスターした「Total War: ROME REMASTERED」の販売をSteamで開始し，トレイラーを公開した。

「Total War: ROME REMASTERED」公式サイト

　2004年にリリースされた「Rome: Total War」は，2001年に始まる「Total War」シリーズで初めて完全3Dグラフィックスを採用した作品で，シリーズを現在まで続く定番に押し上げたと言える。地中海沿岸を含むヨーロッパ全域をほぼカバーした広大なマップがよりリアルになり，最大1万ユニットの兵士達がリアルタイムで激突する戦闘シーンの迫力が話題となった。日本語化もされていたので，日本のファンも多いはずだ。


　リマスター版となる「Total War: ROME REMASTERED」は，4K解像度に対応すると共に，ワイドスクリーンとウルトラワイドをサポート，キャラクターやオブジェクトの3Dモデルとテクスチャー，さらにビジュアル効果などがアップデートされた。ユーザーインタフェースも一新されたほか，キャンペーンマップのオーバーレイや勢力の状況を示すウインドウ，ユニットのステータスなど，最近のシリーズ作品でおなじみの要素も追加された。


　チュートリアルやヘルプシステムも新たにデザインされているため，これまでシリーズを遊んだことのないゲーマーもとっつきやすくなっているようだ。「Rome: Total War ‐ Collection」向けにリリースされた「Alexander」と「Barbarian Invasion」という2種類のDLCと，16の弱小勢力を新たに加えた合計38のプレイアブル勢力が登場するほか，Windows，Mac，Linux版でクロスプラットフォーム対戦を実現している。残念ながら日本語化は行われていないが，気になる人はSteamのストアページをチェックしてほしい。