4Xストラテジー「Galactic Civilizations IV: Supernova」のアーリーアクセス版をリリース。文字入力でゲーム世界を作り出すAI機能を搭載

　Stardock Entertainmentは，「Galactic Civilizations」シリーズの最新作となる，「Galactic Civilizations IV: Supernova」のアーリーアクセス版をSteamとEpic Gamesストアでリリースし，最新トレイラーを公開した。

「Galactic Civilizations IV: Supernova」公式サイト

　「Galactic Civilizations IV: Supernova」は，4Xゲーム（eXplore＝探索，eXpand＝拡張，eXploit＝開発，eXterminate＝殲滅）とも呼ばれるストラテジーゲームで，第1作「Galactic Civilizations」の登場から今年で20年を迎えるシリーズの最新作だ。超高速移動を可能にした「ハイパードライブ」テクノロジーが完成した時代，プレイヤーは自分の文明を率いて未知の銀河へ旅立つ。惑星に入植して新たな資源や技術を獲得し，周辺のエイリアン種族との外交や交易などで勢力を拡大しながら，さまざまなユニットを駆使してバトルを繰り広げていくことになる。


　自分の文明やユニットを細かくカスタマイズできるのがシリーズの特徴だが，本作ではプレイヤーが数行の会話文を入力することで自動的にゲーム世界を生成できるAIシステム「AlienGPT」を搭載している。OpenAIのChatGPTを利用して，ゲームのストーリーやユニットタイプ，交官の肖像，外交における会話などが自動生成されるとのこと。1つとして同じもののないユニークなゲームを楽しめることから，リプレイアビリティの高さが大きな特徴になりそうだ。


　現時点で，AlienGPTは英語のみをサポートしているため，プレイのハードルはやや高いが，根強いファン層を誇る「Galactic Civilizations」シリーズの最新作に導入されたAIというのは興味深い話。アーリーアクセス版がどのように進化していくのか，楽しみにしたい。