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三國志8 REMAKE公式サイトへ
  • コーエーテクモゲームス
  • 発売日:2024/10/24
  • 価格:パッケージ/ダウンロード版:1万780円円(税込)
    TREASURE BOX(パッケージ):1万8080円(税込)
    Digital Deluxe Edition:1万4080円(税込)
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[TGS2023]「三國志8 Remake」は,武将の存在感がアップ。人間関係を深めるシステムも強化され,武将プレイがさらに楽しめる
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印刷2023/09/23 22:07

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[TGS2023]「三國志8 Remake」は,武将の存在感がアップ。人間関係を深めるシステムも強化され,武将プレイがさらに楽しめる

 コーエーテクモゲームスは,歴史シミュレーション「三國志8 Remake」PC / PS5 / PS4 / Switch)を2024年初頭に発売する。本作は,2001年に発売された「三國志VIII」と,その拡張として翌年リリースされた「三國志VIII with パワーアップキット」をリメイクし,さらに新要素を追加したタイトルとして,開発が進められている。
 東京ゲームショウ2023では,残念ながら映像出展のみだったが,会場で開発プロデューサーの石川久嗣氏にどのようなリメイクかを紹介してもらったので,その内容をお届けしよう。

三國志8 Remake 開発プロデューサー 石川久嗣氏
画像集 No.001のサムネイル画像 / [TGS2023]「三國志8 Remake」は,武将の存在感がアップ。人間関係を深めるシステムも強化され,武将プレイがさらに楽しめる

 本作は,「三國志」シリーズで初となるリメイクタイトル。石川氏は,もともと三國志が作りたくて入社し,2年目に「三國志VII」,翌年に三國志VIIIの開発に携わっているため,今回は20年以上が経って,あらためて三國志VIIIと向き合う形になったという。
 とはいえ,今回のプロジェクトが,最初から「リメイクタイトルを作ろう」「三國志VIIIを復活させよう」と決まっていたわけではない。「三國志14」の後,もちろん「三國志15」の開発を検討して,いろいろと模索していたという。そうこうしている中で,「大航海時代IV with パワーアップキットHD version」や「太閤立志伝V DX」が成功し,社内的に三國志のリメイクにも前向きになった。

 リメイクをするのなら,三國志14が君主プレイだったので,武将プレイのタイトルにしようということに。中でも三國志VIIIは,51本のシナリオを持つという強みのあるタイトルでもあることから,今回のリメイクが決定した。

画像集 No.002のサムネイル画像 / [TGS2023]「三國志8 Remake」は,武将の存在感がアップ。人間関係を深めるシステムも強化され,武将プレイがさらに楽しめる

 そうした背景を持つため,リメイクはもちろん,三國志VIIIの基本的なゲームプレイや画面構成を引き継いでいる。グラフィックスは2Dから3Dに変化しているが,評定や都市の画面は当時の構成要素をあえてそのまま残しており,新しくも懐かしさを感じられるものとなっている。
 開発中,例えば都市画面をもともとの俯瞰視点ではなく,武将視点に変えるのはどうかと試したこともあったそうだが,そこは三國志VIIIが好きだったプレイヤーが懐かしく思えるよう,もとのイメージを優先したそうだ。

画像集 No.003のサムネイル画像 / [TGS2023]「三國志8 Remake」は,武将の存在感がアップ。人間関係を深めるシステムも強化され,武将プレイがさらに楽しめる

 楽曲に関しても,オリジナルで使えそうなものはそのまま採用しつつ,古く感じるものはフルオーケストラで撮り直しているという。本作の楽曲を担当するのも,三國志VIIIと同じ長谷部 徹氏であり,氏による新曲も追加しているので,懐かしさと新しさを感じられるのではないかと話していた。

 リメイクとしてベースを大事にする一方で,さまざまな新要素の追加や調整も行われている。
 大きなところでは,戦闘だ。三國志VIIIは,シナリオ数などが強みではあったものの,戦闘はテンポが悪いと言われていたという。そのため,本作をリメイクするにあたって,戦闘を作り直すことは決めており,より快適に遊べるようにしているそうだ。
 また,もともとの戦闘マップは横長で,移動した後に戦いが始まるため時間がかかったが,本作では移動距離を短くすることで戦闘が早く始まるよう調整されている。

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 三國志VIIIのウリだった51本のシナリオは,本作でももちろん登場している。それだけでなく,パワーアップキットで登場したぶんも網羅し,さらに仮想シナリオなど新たなものも追加するという。
 なお,パワーアップキットでは,あらかじめ用意された設定で特定の目標を目指す「戦術キャンペーンシナリオモード」があったが,これはリメイクでは登場しないとのこと。

 リメイクで力を入れているのが,武将の存在感を強めるということだ。まず,武将数はもとの600人程度から,1000人に大幅アップ。この人数は,三國志14から継承しているもので,能力の数値も最近のシリーズに近いものとなっている。
 また,三國志VIIIでは,能力が武力,知力,政治,魅力の4つだったが,これも最近に合わせて統率が追加されている。

 そして,本作では評定画面などで武将が自ら話しかけてくるようになった。画面の右下に,けっこうな頻度で吹き出しが出てくるのを見せてもらったのだが,プレイ上のヒントやアドバイスだけでなく,一緒に狩りや戦闘訓練をするお誘いがかかることもある。この誘いに乗ると,通常では行動力を消費するところを使わずに済んだり,消費量が軽減されたりするので,武将の会話に応じることがお得なゲームプレイになるようだ。

 また,三國志VIIIの特徴だった,義兄弟結婚といった人間関係を深めるシステムが,リメイクではさらに強化されている。ゲームの展開で人間関係が発生しやすくなるような新システムが導入されており,詳細は続報を待ってほしいとのことだった。

画像集 No.004のサムネイル画像 / [TGS2023]「三國志8 Remake」は,武将の存在感がアップ。人間関係を深めるシステムも強化され,武将プレイがさらに楽しめる

 基本的なゲームの進行は,三國志VIIIと変わっていないが,シリーズの最近のタイトルと比べると,20年前の作品ということもあり,全体的にシンプルに遊べるようになっている。その良さはそのままに,UI設計が古い部分などを見直し,さらに遊びやすくしたうえで,人間関係にフォーカスした武将プレイが楽しめるリメイクが本作だ。そのため,三國志VIIIにハマった人はもちろん,三國志入門編として今まで歴史シミュレーションを敬遠していた人にも向くタイトルになるのではないかと,石川氏は話していた。

「三國志8 Remake」公式サイト

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