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OPPOの新型折りたたみスマホ「Find N6」を実機でチェック。本当に折り目は目立たないのか
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印刷2026/04/15 12:15

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OPPOの新型折りたたみスマホ「Find N6」を実機でチェック。本当に折り目は目立たないのか

 既報のとおり,2026年4月14日,Guangdong OPPO Mobile Telecommunications(以下,OPPO)の日本法人であるオウガ・ジャパンは,折りたたみ式のAndroidスマートフォン「OPPO Find N6」を4月15日に国内発売すると発表した。

 本製品は,同社の折りたたみ式スマートフォンとしては初めて,日本国内で正式に販売される製品である。折りたたんでも折り目が目立ちにくいディスプレイや,カメラメーカーであるHasselbladと共同開発したアウトカメラを搭載するのが見どころだ。
 OPPO公式ストアにおける税込価格は,31万8000円となっている。

 本稿では,実機の写真を中心にFind N6の特徴を紹介したい。

Find N6。カラーバリエーションは,ブロッサムオレンジ(左)とステラ―チタニウム(右)の2色展開だ
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 OPPOによると,これまでの折りたたみスマートフォンは,一定の評価は受けつつも,折り目や折りたたんだときの厚さ,バッテリー駆動時間といったマイナス面もあったという。
 OPPOでは,折りたたみスマートフォンの世代を重ねるごとに,そうした課題を解決すべく製品開発に取り組んできたそうだ。
 そして,2018年から取り組んでいる折りたたみスマートフォン開発の集大成として,同社製折りたたみスマートフォンとして第5世代となるFind N6の国内発売を決めたとのこと。

OPPOは2018年に折りたたみスマートフォンの開発をスタートし,初代製品「OPPO Find N」を2021年に発表した。Find N6は,それから第5世代となる
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 Find N6の大きな特徴といえるのが,「折り目を限りなくゼロにした」というメインディスプレイだ。
 このメインディスプレイは,広げた状態で約8.1インチサイズ,解像度2480×2248ドット,最大リフレッシュレート120Hzの有機ELパネルである。

Find N6のメインディスプレイ
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 フローティングウィンドウ機能を使うと,最大4つものアプリを1つの画面に表示可能だ。

対応アプリであれば,最大4つまで1つの画面に表示できる
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 OPPOによると,ディスプレイの折り目は,折りたたみスマートフォン最大の課題で,単に見た目だけの問題ではなく,「長く使い続けても大丈夫なのか?」という不安を感じさせないことで,信頼感につながる重要な要素だという。
 折りたたみスマートフォンの開発を始めてから,折り目の問題と向き合ってきたそうだ。

 折りたたみスマートフォンにおける折り目は,製品の構造や用いる素材,生産工程など,さまざまな要因によって生じており,どれか1つを改善しても解決しないという。

複合的な要因によって,ディスプレイの折り目は発生する
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 Find N6では,まずヒンジの構造を見直した。
 従来製品は,3軸構造のヒンジであるのに対して,Find N6は4軸の対称構造に変更した。これによって,ディスプレイにかかる力を均等に分散するのがポイントだ。

ヒンジの構造を見直し,4軸の対称構造に変更した
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 ただ,ヒンジには100点以上の部品が使われており,従来の精密加工では,こうした部品にある凹凸を完全にそろえるのは難しい。
 そこでOPPOは,半導体の製造にも使われる分光共焦点測定を導入した。従来のレーザースキャンによる測定と比べて,250%精度が高く,ヒンジ表面の微細な凹凸を検出できるそうだ。
 検出した凹凸に対して,ごく少量の樹脂を塗布することで,部品のわずかな凹凸を埋めるという。これにより,ヒンジのプレート部分における高さの差を約0.05mmに抑えた。

前世代製品でも,ヒンジの凹凸は約0.18mmとかなり精密な設計だったが,Find N6では,約0.05mmまで凹凸を減らしたという
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 さらに,このヒンジのためだけの生産ラインを新たに立ち上げ,量産を実現したそうだ。

 また,Find N6は,ディスプレイ表面のガラスに新開発の特殊ガラス「オートスムージングフレックスガラス」を採用したのが見どころだ。
 これまでの折りたたみスマートフォンでは,曲げ伸ばしがしやすい柔らかなガラスパネルを採用していたが,ディスプレイに折り目が付きやすい欠点もあった。
 オートスムージングフレックスガラスは,強さとしなやかさを両立しているそうで,従来製品のガラスパネルと比べて,3倍以上もの耐久性を備える。

傷を自己修復するというオートスムージングフレックスガラス
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 加えて,低反発素材のように,元の形状に戻ろうとする力があり,ディスプレイにできた細かな傷やしわをなじませるという。これにより,折り目が目立ちにくいディスプレイを実現した。
 Find N6は,60万回にもおよぶヒンジの開閉テストをクリアしており,ドイツの認証企業であるTÜV Rheinlandの「Minimized Crease」(折り目最小)認証を取得しているという。

 実際に60万回の開閉テストを行ったFind N6の実機を見ると,折り目がまったくないというわけではないが,かなり目を凝らさないと分からないレベルだ。画面にアプリを表示して,真正面から見る限りは気が付かない。

60万回の開閉テストを行ったFind N6(左)と新品のFind N6(右)
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画面を表示した状態だと,ディスプレイを斜めから見ても折り目が分からない
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 メインディスプレイの裏側にあるサブディスプレイは,約6.6インチサイズで解像度1140×2616ドットの有機ELパネルを採用する。アスペクト比は,20.65:9でやや縦長だ。
 最大リフレッシュレートは,メインディスプレイと同じ120Hzで,ゲームでも活用できるだろう。

Find N6のサブディスプレイ
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 本体を折りたたんだ状態の公称本体サイズは,約74(W)×160(D)×8.9(H)mmで,一般的なスレート型スマートフォンとほとんど変わらない。
 ヒンジと逆側の側面には,[電源/スリープ]ボタンと音量調整ボタンに加えて,機能割り当てが可能な「Snap Key」を備える。

折りたたんだ状態の右側面。中央から右に向かって,[電源/スリープ]ボタンと音量調整ボタン,Snap Keyが並ぶ
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ヒンジがある左側面
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上側面には,スピーカー孔とマイク孔がある
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下側面は,スピーカー孔とマイク孔に加えて,SIMカードスロットとUSB Type-Cポートを搭載する

 Find N6の搭載SoC(System on a chip)には,QualcommのハイエンドSoC「Snapdragon 8 Elite Gen 5」を採用する。
 Snapdragon 8 Elite Gen 5は,Qualcommが2025年9月に発表したSoCで,同社独自のCPUコア「Oryon」の第3世代モデルを採用するほか,CPUの動作クロックが引き上げられており,従来製品と比べて,性能が向上したという。
 また,OPPO独自のトリニティエンジン技術によって,SoCの動作を最適化することで,性能を維持しつつ,ゲームプレイ時の消費電力を抑えるそうだ。

 アウトカメラには,標準と広角,ペリスコープ式望遠カメラという3眼式カメラを搭載する。

Find N6のアウトカメラ。左上から時計回りで望遠カメラ,広角カメラ,マルチスペクトルカメラ,標準カメラを備える
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 加えて,「OPPO Find X9」にも採用するマルチスペクトルカメラを搭載するのも見どころだ。マルチスペクトルカメラは,赤外線などの光を記録するもので,画像を細かく分割し,それぞれのエリアで色温度を計測する。そして,エリアごとに最適な補正を行うことで,複雑な照明環境でもリアルな色彩の写真を撮影できるとのこと。

 Hasselbladの中判カメラ「X2D」をモチーフとした撮影機能「マスターモード」や,同じくHasselblad製カメラ「XPan」をイメージしたパノラマ撮影機能も備える。

 内蔵バッテリー容量は約6000mAhで,折りたたみスマートフォンとしては大容量だ。ストリーミングでの動画再生で約26時間のバッテリー駆動が可能とのこと。付属のACアダプタと組み合わせた急速充電機能にも対応する。

 Find N6は,専用スタイラスペンである「OPPO AI Pen」を使ったペン入力が可能なのもポイントだ。OPPO AI Penは,4096段階の筆圧検知に対応し,手書きのメモをAI生成によってグラフや図表に変換できる。


 OPPOは,OPPO AI Penの収納スペースを備えた専用ケースとのセット「OPPO AI Pen Kit」を,Find N6用周辺機器として提供するとのことだ。

OPPO AI Penと専用ケースがセットになった「OPPO AI Pen Kit」
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表 OPPO Find N6の主なスペック
メーカー OPPO
OS Android 16
ディスプレイパネル ・メイン:8.1インチ有機EL,解像度2480×2248ドット,最大リフレッシュレート120Hz
・サブ:6.5インチ有機EL,解像度1140×2616ドット最大リフレッシュレート120Hz
プロセッサ Qualcomm製「Snapdragon 8 Elite Gen 5」
・CPU:Oryon
・GPU:Adreno 840
メインメモリ容量 16GB
ストレージ 512GB
アウトカメラ 3眼式
・標準:約2億画素,F1.8
・広角:約5000万画素,F2
・望遠:約5000万画素,F2.7
インカメラ 折りたたみ時:約2000万画素,F2.4
対応5Gバンド n1/n2/n3/n5/n7/n8/n12/n20/n25/n26/n28/n38/n40/n41/n66/n71/n75/n77/n78/n79
対応LTEバンド 1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/25/26/28/32/38/39/40/41/42/48/66/71
無線LAN対応 Wi-Fi 7(IEEE 802.11be)
Bluetooth対応 6
バッテリー容量 6000mAh
連続待受時間 未公開
連続通話時間 未公開
USBポート USB 3.2 Gen 1 Type-C
公称本体サイズ ・展開時:146(W)×160(D)×4.2(H)mm
・折りたたみ時:74(W)×160(D)×8.9(H)mm
公称本体重量 約225g
本体カラー ブロッサムオレンジ,ステラ―チタニウム


Find X9 Ultraの国内発売も予告


 また,OPPOは,最新のフラグシップスマートフォン「Find X9 Ultra」を,2026年夏ごろに国内発売することも発表した。
 Find X9 Ultraについては,OPPOが2026年3月にティザーサイトを公開しており,海外市場において4月中の発売を予定している。光学10倍ズームに対応した望遠カメラを含む4眼式アウトカメラを採用するようだ。


  • 関連タイトル:

    Android端末本体

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