Windows 10 April 2018 Updateを適用した環境でG-SYNCの挙動がおかしくなる問題へ向けた「GeForce Hotfix Driver Version 398.86」

　北米時間2018年8月7日，NVIDIAが，Hotfix版グラフィックスドライバ「GeForce Hotfix Driver Version 398.86」を公開した。
　下に示したリンクから飛べるNVIDIA公式サポートページによれば，64bit版Windows 10環境で「April 2018 Update」を導入すると，ウインドウモードG-SYNCを有効化したときにスタッター（stutter，カクつき）が生じる問題があり，今回のHotfix版ドライバではそれに対処したとのことである。

→GeForce Hotfix Driver Version 398.86
※リンク先はNVIDIA公式Webサイトではありませんが，NVIDIA公式です

　Hotfix版ドライバは「当該アップデートをより早く届けるためのものであって，通常リリースと比べて品質保証工程を省略している」というのがNVIDIAの立場だ。導入によって思わぬ不具合が生じる可能性は否定できないので，インストールはくれぐれも自己責任でお願いしたい。
　上で挙げた問題で困っていて，かつ至急の修正を行いたいというのでなければ，次のWHQL版リリースを待ったほうがいいだろう。