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[COMPUTEX]HyperXが「PS4向け外付けSSD」と「Switch向けmicroSD」でゲーム機市場へさらに注力
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印刷2018/06/07 11:23

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[COMPUTEX]HyperXが「PS4向け外付けSSD」と「Switch向けmicroSD」でゲーム機市場へさらに注力

 ゲーマー向け製品ブランド「HyperX」を展開するKingston Technology(以下,Kingston)はCOMPUTEX TAIPEI 2018会場近くのホテルであるGrand Hyatt Taipeiにプライベートスイートを展開し,そこでゲーマー向けの新製品を展示していた。
 今回注目したいのは,もともとPCだけでなくゲーム機市場も意識した製品展開を行ってきたHyperXが,さらにゲーム機市場へ注力する姿勢を見せてきたことだ。その象徴となるのは,世界最大の独立系メモリ製品メーカーであるというKingston自体の強みを生かした外付けSSD「HyperX Savage EXO」とmicroSDカード「HyperX Micro SD Card」だ。

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HyperX Savage EXO
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HyperX Micro SD Card

本体底面側。シンプルだ。中にはM.2接続のSSDが入っているのだろうなと推測させる形状であもある
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 「外付けSSDとmicroSDカードの何がゲーマー向けなのか。ただの汎用品ではないか」という意見はあるだろう。筆者もどちらかと言えばその意見を支持したいほうだが,Kingstonによると,まず外付けSSDのほうは「PlayStation 4でストレージ容量を増やしたい,高速化したいというニーズはあるが,HDDを取り出して交換できるスキルのない人もいる。そういう人に向けた製品」とのことだ。

 SSDとしてはUSB 3.1 Gen.2に対応し,デバイス側のインタフェースはType-C。逐次読み出し最大500MB/s,逐次書き込み最大480GB/sを実現。PlayStation 4と接続した場合,本体標準の内蔵HDDと比べて読み出し時間は20%高速になるという。
 容量のラインナップは未確定ながら,2018年第3四半期中には世界市場で発売の予定となっている。

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 もう1つのmicroSDのほうは,「任天堂公式ライセンス品だとUHS Speed Class1対応だが,HyperXなら最低保証速度が3倍速いUHS Speed Class3に対応しており,Nintendo Switchに差したとき,より高速に動作する」ことをアピールしていくそうだ。
 容量は最大256GBで,こちらも2018年第3四半期中には世界市場で発売予定という。


最大30時間動作の2chステレオワイヤレスヘッドセットや,Kaihua製スイッチ搭載キーボードなども


 据え置き型ゲーム機を意識した製品としてはもう1つ,2chステレオ出力対応ヘッドセットシリーズであるHyperX Cloud初のワイヤレス対応モデル「HyperX Cloud Flight」もKingstonは準備している。

HyperX Cloud Flight
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 ヘッドセット本体とUSB接続型のワイヤレストランスミッタ兼レシーバーとの間は2.4GHz帯を用いて接続するタイプで,ワイヤレス接続時はPCのほかPlayStation 4シリーズを公式にサポート。別途アナログ接続にも対応しており,そちらを使えばXbox Oneシリーズや3.5mmミニピン端子搭載のモバイルデバイスでも利用可能だ。

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写真右,PlayStation 4 ProのUSBポートに差してあるのがUSBワイヤレストランスミッタ兼レシーバーである
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操作系は本体エンクロージャ部に搭載。マイクは着脱可能で,別途アナログ接続用の3.5mm端子も搭載する

 バッテリー駆動時間は,エンクロージャ部のHyperXロゴを点灯させた状態で最大13時間で,明滅に切り換えれば最大18時間に延び,完全に消灯すれば最大30時間に達するとのことである。
 世界市場ではまもなく発売予定。日本市場では技術適合証明の取得に時間がかかるため,すぐというわけにはいかないものの,発売予定はあるという。

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 そのほかPC用ゲーマー向け製品は写真とキャプションで紹介したい。

HyperX Alloy FPS RGB」。赤色LED搭載版「Cherry MX」キースイッチ搭載キーボード「HyperX Alloy FPS」のLEDを約1677万色対応版へ変更したバリエーションモデル……かと思いきや,キースイッチがKaihua Electronics製に変わっていた。「ゲーマーに選択肢をもたらす」(Kingston)ために採用したそうだ
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搭載するキースイッチは「Kailh Speed Silver」。リニアな押し心地と,1.1mmという浅いアクチュエーションポイントが特徴の製品だ。LEDがスイッチから独立している(=筐体外にある)こともあり,光はオリジナルのHyperX Alloy FPSより盛大に漏れる
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着脱式のケーブルや,充電用USBポートを採用する点や,底面のデザインといったところはオリジナルモデルと変わっていない。世界市場での発売は8月予定だそうだ
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HyperX PulseFire FPS Pro」。オリジナルの「HyperX PulseFire FPS」は「PMW3310」搭載センサーを採用していたが,Pro版となる今回は「PMW3389」を搭載しているという。また,搭載するLEDも約1677万色に対応した
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センサーとLED以外の仕様はオリジナルから変わっていない。世界市場での発売は8月予定
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約1677万色から選択して光らせられるLEDイルミネーション機能付きの2.5インチ型Seria ATA 6Gbps接続型SSD「HyperX Fury RGB SSD」。イルミネーションはASUSTeK ComputerおよびGIGA-BYTE TECHNOLOGY,MSI製マザーボードの制御機能からカスタマイズできるそうだ
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HyperX日本語公式Webサイト


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