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印刷2023/05/19 20:00

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Apple Arcadeで配信されている「TIME LOCKER+」「PPKP+」「ソリティ馬 Ride On!」の開発者が,各タイトルの魅力を語る

 Appleがサービス中のゲームのサブスクリプションサービス「Apple Arcade」(月額税込み600円)。同サービスでこの5月より配信が始まったばかりの「TIME LOCKER+(タイムロッカー プラス)」「PPKP+(ピーピーケーピー プラス)」,そして今年1月より配信されている「ソリティ馬 Ride On!」の開発者に,ゲームの内容やアピールポイントを紹介してもらう機会が得られた。ここでは,その模様をまとめて紹介する。

画像集 No.001のサムネイル画像 / Apple Arcadeで配信されている「TIME LOCKER+」「PPKP+」「ソリティ馬 Ride On!」の開発者が,各タイトルの魅力を語る

 2019年9月にサービスを開始したApple Arcadeでは,国内産タイトルは当初7タイトルのみだったが,その後数を伸ばし,この2023年には32タイトルにも及んでいる(海外産タイトルを含めると200タイトル以上が配信中)。
 Apple Arcadeで配信されているゲームは,大作からカジュアルなものまで幅広いうえ,F2Pタイトルのような追加課金や広告表示などがないのも特徴だ。

Apple Arcade公式サイト



「TIME LOCKER+」


 本作は,2016年にApp Storeでリリースされた「TIME LOCKER」を再調整したもの。真っ白い背景に単色のローポリ3Dで表現されたキャラクターが登場するシンプルなシューティングゲームで,自機となるキャラクターをスワイプして動かすと,それに合わせてゲーム内の時間が進むという,直感的かつ斬新なルールが設けられている。
 時間経過はスワイプの速度に依存していて,ゆっくり動かせば敵の動きもゆっくりになり,素早く動かせば同様に速くなる。自分のペースで進められるシューティングというのも珍しいが,画面下方から徐々に迫ってくる「闇」の速度は変えることができないので,のんびり構えているわけにもいかないのがポイントだ。

画面中央がプレイヤーキャラクター。画面のスワイプでその方向に動く直感操作だ
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Otsuka氏
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 開発を手がけたOtsuka氏は,本作を「梱包材のプチプチを潰すような感覚的な気持ち良さにルールを付けたゲーム」と例える。オリジナルの開発終了から約5年が経過していて,その後もファンからは新要素追加などのアップデートの希望があり,今回「TIME LOCKERとあらためて向き合ういい機会」としてApple Arcadeでのリリースとなった。

何もしなければ動かず,プレイヤーを動かすとゲームが進む。スワイプの速さでゲームの進行速度も変わるのが実に面白い
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 もともと基本無料のゲームでありながら,強制的に表示される広告などは入れておらず,課金アイテムを使わなくてもゲームプレイは楽しめるように作っていたそうだが,課金が必要ないApple Arcade向けにバランスを調整し,タイトルにも「+」が加えられている。
 個性的なゲームシステムに変化はないが,一部武器や敵の種類などを増やしているとのこと。また,序盤は爽快感を重視し,ビギナーでも楽しめるよう難度は低めにしているが,ゲームを進めていくと後半から一気に難しくなるアーケードゲーム的な難易度曲線の設定により,上級者にも歯ごたえのあるものになっているそうだ。今後も,新たなモードの追加など,アップデートされていく予定だ。

「TIME LOCKER+」ダウンロードページ



「PPKP+」


 レトロテイストなドット絵が印象的なアクションゲームだ。こちらも「PPKP」としてリリースされていた作品をApple Arcade用に最適化したものだ。

ノスタルジックなドット絵が楽しい「PPKP+」。タップする二つのボタンの組み合わせで多彩な技を繰り出せる
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 襲来したモンスター軍団と戦い,街を復興させるのが目的で,画面に見える大きなボタンは,タイトルどおり,P(パンチ)とK(キック)のボタン。モンスターとのバトル時,このボタンを押す組み合わせでコンビネーションが出る仕組みだが,コツなどはゲームをプレイして覚えていくスタイルとなっている。


嶋田俊宏氏
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 開発者の嶋田俊宏氏は「子供の頃にゲームを中古で買って説明書がない状態で遊んだときの体験の再現」として,あえて不親切気味に作っているという。最低限のポイントはアニメーションで説明しているが,それ以上のことは実際に操作しながらコツを掴んでいける作りにしているそうだ。

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とある対戦格闘ゲームの車を壊すミニゲームをオマージュした画面から,本作のゲーム開発は始まったという
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技は押し方やタイミング次第でパンチやキック以外の技も繰り出せる

 F2P版のPPKPでは,ゲーム中に広告が頻繁に入る仕様だったそうだが,この「+」では当然それがなくなっており,途切れることなくゲームを楽しめる。また,敵が攻撃をしてくる目の光や爆発のパターンなど,状況を認識しやすいようグラフィックスを描き直しているところもあり,内容にも改良が施されているとのこと。

 ちなみにTIME LOCKER,PPKPは共にオリジナル版が,現在もApp Storeで配信中。Apple Arcade加入前にプレイフィールなどを試してみたい人は,そちらを遊んでみるのもいいかもしれない。

アイテムや素材を手に入れてプレイヤーを強化し,街を復興していく
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「PPKP+」ダウンロードページ



「ソリティ馬 Ride On!」


田谷正夫氏
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 「ソリティ馬 Ride On!」については,ゲームフリークで同作のディレクターを務める田谷正夫氏が紹介してくれた。ゲーム内容やApple Arcadeでの開発,リリース経緯などについては,今年1月の田谷氏へインタビューで触れているので割愛するが,タイトル発表後にTwitterのトレンドに入り,配信後はApple Arcadeの国内1位となったほか,現在でも上位にランクインしている。

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ソリティアのルールと競馬を融合。場のカードの取り方次第で,レース展開が変わる
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 サブスクでの配信ながら,長く遊んでほしいという思いはあり,アップデートは継続して行っていくとのこと。まだ内容は明かせないそうだが,オリジナルのニンテンドー3DS版にもなかった要素も今後追加する予定だそうだ。

可愛い見た目ながら,レースの駆け引きは本格的。競馬を広いユーザーに啓蒙することも,本作の目的の一つだと田谷氏
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「ソリティ馬 Ride On!」ダウンロードページ


 このような個性的かつ,細部まで作り込まれたさまざまなゲームが配信中のApple Arcade。初回1か月の無料トライアルもあるので,この機会にぜひ体験して,気に入ったらサービス加入を検討してみてほしい。

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