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Access Accepted第762回:強気の買収攻勢をかけていたEmbracer Groupが大規模なリストラプログラムを発表
多数のゲーム企業やスタジオを子会社に抱えるEmbracer Groupが,大規模なリストラの実施を発表した。ここ5年ほどの間に,Gearbox SoftwareやMiddle-Earth Enterprisesなどを傘下に収めてきたが,今後はスリム化を進めながら,プロジェクトの量より質を重視せざるを得ない状況にあるようだ。
Volitionは,「Car and Driver」誌の編集部で働いていたマイク・クーラス(Mike Kulas)氏とマット・トシュログ(Matt Toschlog)氏によって,1993年にマサチューセッツ州ボストンで設立されたParallax Softwareを前身とするゲームデベロッパである。
同社は,世界で初めて,3Dグラフィックスの中で360度方向への移動を可能にしたFPS「Descent」,そしてその続編である「Descent II」を手がけて話題を呼んだ。1996年には社名をVolitionにあらため,よりシミュレーション性を高めた「Descent: FreeSpace - The Great War」と,その続編「FreeSpace 2」などをリリースしていった。その後は,THQ傘下の開発スタジオとして,アクションRPG「Summoner」,FPS「Red Faction」ら,シリーズ作品を産み出していき,満を持して2006年に「Saints Row」を発売した。
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なお,THQは2012年に倒産しており,Saints Rowを含むVolitionのIPは「Deep Silver」というブランドで活動していたKoch Media(現PLAION)の手に渡る。ここでスタジオ名をDeep Silver Volitionとし,新体制のもとで2013年に発売されたのが「Saints Row IV」だ。
THQの資産に関する競売が終了。「Saint's Row」のVolitionはDeep Silverが,Relic EntertainmentはSEGAが落札するなど,開発中のタイトルやスタジオの行き先が決まる
倒産したTHQの資産の競売が北米時間の2013年1月23日に終了し,同社の資産のほぼすべてが売却されたことが明らかになった。「Saint's Row」シリーズのVolitionはドイツのDeep Silverが,「Company of Heroes」シリーズのRelicはSEGAが落札するなど,傘下スタジオや開発中のタイトルの行方が決まり,THQは20年以上の歴史に幕を下ろすことになった。
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また,先述したTHQの倒産にあたり,その名称使用権を獲得したのがNordic Gamesである。そしてTHQ Nordicは2018年にKoch Mediaを買収し,その際に持株会社Embracer Groupが発足している。こうして開発資金を得て,2022年にリリースされたのがリブート版「Saints Row」だ。どちらかといえば小規模なIPが多いEmbracer Groupの中では,大きなローンチが期待されたものの,残念ながらそれほど話題になっていないというのが現状と言えるだろう。
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今後,Volitionが持つIPはPLAIONの元で管理・運営されていくことになると思われるが,歴史ある社名が無くなるのは寂しいことである。
A letter to our community. pic.twitter.com/vtFM7szLbN
— Volition (@DSVolition) September 1, 2023


























