4人の科学者と2人のエイリアンに分かれて戦う非対称型サバイバルACT「Level Zero」の2023年リリースをアナウンス。最新トレイラーが公開に

　tinyBuildは，ウクライナのDogHowl Gamesが開発を進めるオンライン専用アクションゲーム「Level Zero」を2023年中にリリースすることをアナウンスし，その最新トレイラーを公開した。

　PCほか，PlayStation及びXboxプラットフォームで日本語対応でのリリースが明らかにされているが，現時点では正確な対応機種は未発表となっている。

Steamの「Level Zero」ストアページ

　「Level Zero」は，2058年の近未来を舞台に，宇宙の探検に乗り出し，目的地である惑星トゥリオンにまでたどり着いた研究チーム「New Horizon」の一団に起こるホラー体験を描く，非対称型サバイバルアクションだ。プレイヤーが科学者とエイリアンに分かれてそれぞれの目的をこなしていく。4人の科学者チームは電力統制システムを修理して脱出を目指し，一方の2人のエイリアンチームはさまざまなテレパシー能力や待ち伏せ能力を駆使して，影から科学者たちを仕留めることになる。


　本作の特徴となるのが“光”であり，科学者チームは要所で発見できる発煙筒を使って周囲を照らし，協力し合いながら壊れた機械や施設を修復していく。キルされてもドローンとしてゲームに再登場し，暗い通路でチームを誘導したり，UVライトでモンスターの痕跡を検出したり，見つけたアイテムをチームメイトに届けたり，ミッションの目標をピンで伝達したりといったことができるのがユニークなところだろう。


　反対に，エイリアンは光に非常に弱く，発煙筒であっても光源に近付き過ぎるとダメージを受けてしまう。そのため，通気口の中を静かに移動し，テレパシー能力と電磁パルスを駆使して光源を無効化しながら，暗闇から機会をうかがいつつ，孤立した科学者プレイヤーを一人ずつ仕留めていかなければならない。ゲーム中には，定期的に停電してしまう時間帯も用意されているとのことだ。


　対戦することで経験値とゲーム内通貨が獲得できるようになっており，ラウンド前に装備を準備できるという。科学者もエイリアンもトラップを活用するなどして上手く立ち回ることになるが，照準精度や反射神経ではなく，仲間と協力して迅速に目標を達成し，少ないチャンスをモノにしていくというゲームシステムが気になるところ。公式サイトからβテストにサインアップできるようになっているので，気になる人は登録してみるといいだろう。

「Level Zero」公式サイト