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ZOWIE GEAR新型マウス「ZA」ファーストインプレッション。つかみ持ち派とかぶせ持ち派は試してみる価値がありそうだ
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印刷2015/05/28 00:00

テストレポート

ZOWIE GEAR新型マウス「ZA」ファーストインプレッション。つかみ持ち派とかぶせ持ち派は試してみる価値がありそうだ

ZA(ZA11,ZA12,ZA13。国内製品名は順にZA11 BLACK,ZA12 BLACK,ZA13 BLACK)
メーカー:Briccity International
問い合わせ先:マスタードシード(販売代理店) 問い合わせフォーム
実勢価格:7900円(税込,2015年5月28日現在)
画像集 No.002のサムネイル画像 / ZOWIE GEAR新型マウス「ZA」ファーストインプレッション。つかみ持ち派とかぶせ持ち派は試してみる価値がありそうだ
 2015年5月29日に,パソコンショップ アークとツクモで先行販売が始まる,ZOWIE GEARブランドの新型マウス,ZAシリーズ。大きな順に「ZA11」「ZA12」「ZA13」という3モデル展開となるのが特徴で,ZOWIE GEARはこれらを「つかみ持ち」および「かぶせ持ち」向けと位置づけているが,実態はどうなのだろうか。
 今回はファーストインプレッションとして,その形状と握り心地をチェックしてみたいと思う。

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ブランドロゴ変更後,ZOWIE GEARの製品ボックスはとてもシンプルになったが,ZAシリーズでもそのシンプルなデザインが採用されている
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製品ボックスの中にはマウス本体と説明書,交換用のソールが入っている。ストイックさが極まってきた印象だ


3つのサイズで展開されるZAシリーズ

違いが大きくないからこそ,一度は握って確認したい


設定用ソフトウェアのないZAで,各種設定をどのように行うかは,付属の説明書に記載されている
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 ZAシリーズは,光学センサー搭載で左右対称形状のワイヤードマウスだ。基本スペックは下にまとめたとおりだが,サイズと重量を除き,仕様は3製品で完全に共通となっている。
 左手で使いたいときは左メインボタンとスクロールホイールのクリックを押しながらUSBケーブルをPCに接続,右手用に戻したいときは右メインボタンとスクロールホイールのクリックを押しながらUSBケーブルをPCに接続する必要がある点や,デフォルトで1000Hzのポーリングレートを500Hzに変更したければ左サイド奥側のボタン,125Hzで使いたいなら手前側のボタン,元に戻したければ両方を押しながらUSBケーブルを接続するといった,基本仕様は完全に同じだ。

●ZAシリーズの主なスペック
  • 基本仕様:光学センサー搭載ワイヤード対応タイプ(※センサーはPixArt Imaging製「PMW3310DH(ADNS-3310)」)
  • ボタン:左右メイン,センタークリック機能付きスクロールホイール,左サイド×2,右サイド×2
  • トラッキング速度:未公開
  • 最大加速度:未公開
  • フレームレート:未公開
  • 画像処理能力:未公開
  • トラッキング解像度:400/800/1600/3200DPI
  • レポートレート(ポーリングレート):125/500/1000Hz
  • データ転送フォーマット:未公開
  • リフトオフディスタンス:1.5〜1.8mm
  • 実測本体サイズ:【ZA11】67(W)×128(D)×40(H)mm,【ZA12】64(W)×124(D)×39(H)mm,【ZA13】62(W)×120(D)×38(H)mm
  • 実測重量(※ケーブル含まず):【ZA11】90g,【ZA12】85g,【ZA13】80g
  • マウスソール:未公開
  • ケーブル長:2m
  • 対応OS:Windows 8・7・Vista・XP・2000,Mac OS X 10.2以降

 ZAシリーズを手にして最初に気づくのは,マウスの手前側(=後方側)の膨らみだ。FKシリーズと比べても背は2〜3mm高く,かつ,頂点の位置が手前側へ移動しているため,この部分の角度が急峻になって,いきおい,手のひらの当たる部分がFKシリーズと比べて大きく膨らんだ格好になっている。そして,この膨らんだ部分に手のひらが収まりやすく,グリップ力も高まるようになっているのだ。ZOWIE GEARが「つかみ&かぶせ持ち向け」とする根拠は,このデザインにあると述べてよさそうである。

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4Gamerの比較用リファレンスマウスである「Gaming Mouse G500」と並べたところ。上から順にZA11,ZA12,ZA13だが,最もサイズの大きなZA11でもGaming Mouse G500より一回り小さい。モデルナンバーが上がるごとに,小さくなっているのが分かるだろう。また,マウス後方側の角度の付き方にも注目してほしい
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 下に示したのは,実際に握ったときの様子を短評ともどもまとめたものだが,結論からいうと,ZAシリーズも,FKシリーズ同様に,今回試した4つの持ち方で問題なく扱える。ただ,ZAシリーズは,本体手前側を膨らませた結果,確かに「つかみ持ち」「かぶせ持ち」での持ちやすさがFKシリーズと比べて向上している。

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「つまみ持ち」の例。本体両サイド,マウス手前側(=後方側)に広がっているところへ親指と小指を配置すると操作しやすい
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「つかみ持ち」の例。マウス後部の膨らみが手のひらにフィットしやすく,グリップ感はFKシリーズよりも上々。かなり扱いやすい
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「かぶせ持ち」の例。高さが変わったので小指の配置場所に少々戸惑ったが,FKよりも少し高めの位置に置くことで万事解決を見た
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筆者独自の持ち方である「BRZRK持ち」の例。薬指と小指を本体の手前側(=後側),左右方向へ広がりだしているあたりに配置すると持ちやすい

ケーブルはビニール皮膜製で太さは実測約3mm。梱包時の折り曲げにより,クセがややついているが,柔らかめなので慣らしやすい
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 今回は,ZAシリーズの操作感をチェックするため,FPS「Dirty Bomb」とMOBA「Heroes of the Storm」,そして「World of Warships」と,それぞれ毛色が異なるタイトルでZAシリーズの3製品を使ってみた。

 ZAシリーズの特徴である後部の膨らみは,マウスを持ったとき,自然と手のひらにフィットする形状になっている。とくに力を入れずとも手の皮が包み込むようにホールドできるため,「つかみ持ち」や「かぶせ持ち」でゲームをプレイしていると,グリップがFKシリーズよりも増した印象を受ける。
 なお,サイズの話だが,日本人の中では手が大きいほうに属する筆者の場合,ZA11との相性が良好に感じ,一方,ZA13は,長時間使っていると「ちょっと窮屈かな?」と感じることがあった。ここは,靴のサイズを0.5cm刻みで選ぶようなつもりで,可能な限り,店頭でチェックすることを勧めたい

 入手してからまだそれほど経っていないこともあって,センサーの細かなテストはできていないが,ゲームで使ってみた限り,センサーの挙動はFKシリーズ譲りといった印象なので,そこは心配無用なのではなかろうか。「FKも悪くないんだけど,本体手前側の形状がなあ……」と思っていた人に,ZAシリーズの登場は朗報となりそうな予感がある。

ZOWIE GEARのZAシリーズ製品情報ページ(英語)

ZOWIE GEAR日本語公式Twitterアカウント @ZOWIEGEARJP

パソコンショップ アークのZA11販売ページ

パソコンショップ アークのZA12販売ページ

パソコンショップ アークのZA13販売ページ

  • 関連タイトル:

    ZOWIE(旧称:ZOWIE GEAR)

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