［闘会議2019］「レインボーシックス シージ PS4版国内最強チーム決定戦 2019」は，RiZEが圧倒的な力を見せて連覇を達成

　千葉県・幕張メッセで開催されたゲームイベント「闘会議2019」。最終日である2019年1月27日には，PS4版「レインボーシックス シージ」での大会「レインボーシックス シージ PS4版国内最強チーム決定戦 2019」が行われた。

会場には多くの観客たちが訪れ，熱戦に見入った

　本作は特殊部隊をテーマとした現代戦FPSで，様々な国のオペレーター達が個性豊かな特殊装備を携えてシビアな戦いに挑むというもの。2018年11月に560チームによる予選が行われ，そして2019年1月の上位8チームによる代表決定戦を勝ち抜いた「marching」と「RiZE」が今回の大会で激突した。

●marching
SUTEGU選手
ClqiL選手
toshi-f001選手
marching_asapan選手
RopeZyoeru選手

marchingは念願の決勝進出を達成

●RiZE
dashda2121選手
PhoenixMokou_選手
kurokuma687選手
Ch35hir3-_-n3X0選手
Debukan-_-1st選手

RiZEは前年大会の王者で，連携プレイに定評がある

実況：ふり〜ださん（Team GODSGARDEN）
解説：けんきさん（父ノ背中）
解説：ShiNさん(FAV gaming)
解説：Seekerさん（SCARZ）

左から，ふり〜ださん，けんきさん，ShiNさん，Seekerさん

　使用されるゲームモードは「TDM - 爆弾」で，マップ内に仕掛けられた爆弾をめぐって，攻撃側と防衛側が戦う。攻撃側は爆弾をディフューザーで解除すること，防御側は時間切れまで爆弾を守りきるか，ディフューザーを破壊することが目的となる。もちろん，敵を全滅させても勝利だ。
　試合形式は，マップキック＆ピックによるBO3（3セットマッチ）で，marchingが「オレゴン」「海岸線」，RiZEが「領事館」「銀行」をキックし，使用マップは「国境」「クラブハウス」「ヴィラ」が選ばれた。


　RiZEは昨年の同大会で激戦を制して優勝しており，いわばディフェンディングチャンピオン的な立ち位置だ。チームメンバーの連携と総合力が高く評価されている。
　一方のmarchingは昨年大会での雪辱を果たして，念願のオフライン決勝への進出を達成。メンバーの個人技に優れており，その勢いで優勝を狙う。

　第1マップは，プレイヤーに親しまれている「国境」だ。攻撃側有利の下馬評があるマップにもかかわらず，防御側でスタートしたRiZEは，Ch35hir3-_-n3X0選手のイェーガーが果敢に攻め込み，dashda2121選手のリージョンも前に出て撃ち合うなど強気の戦いで一気に4ラウンドを連勝する。
　marchingもmarching_asapan選手が奮闘するなど2ラウンドを取り返したが，RiZEはラウンドごとにラインを変える巧みな試合を行い，7対2という圧倒的なスコアで第1マップを制した。



　続く第2マップは「クラブハウス」。RiZEは，国境でmarching_asapan選手が有効に使ったオペレーターのASH（アッシュ）をBAN（※ラウンドごとに相手のオペレーターを選択し，それを使用できなくするルール）し，万全の構えで戦闘に臨む。しかしmarchingも先ほどの敗戦から気持ちを切り替え，防衛側で2ラウンドを先取する。
　息を吹き返したmarchingの反撃が始まるかに見えたが，ここでRiZEが前年チャンピオンの底力を発揮。kurokuma687選手がモンターニュ，ゾフィア，マーベリックといったオペレーターを使い分けて敵を翻弄し，PhoenixMokou_選手が操るインのアビリティ「カンデラ」が猛威を振るう。3対3というタイスコアでの折り返しとなったが，防衛側に回ってからRiZEの勢いは止まらず，marchingを完封して7対3で勝利。結果，ストレートでRiZEの2連覇が決定した。




　いまのところ次回の開催についてはアナウンスされていないが，もしも2020年大会が開かれるのであれば，RiZEが3連覇するのか，marchingがリベンジするのか，両チームの動きに注目したい。

優勝したRiZEにはクリスタルのトロフィーと賞金10万円が贈られた

準優勝のmarchingには賞金5万円が贈られた

試合終了後，両チームは健闘を称えて握手を交わした

「レインボーシックス シージ」公式サイト

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