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最新スナイパーアクション「Sniper Ghost Warrior Contracts」のライブデモがE3 2019で公開。極寒のシベリアでミッションを遂行する孤独な狙撃手
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印刷2019/06/20 13:24

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最新スナイパーアクション「Sniper Ghost Warrior Contracts」のライブデモがE3 2019で公開。極寒のシベリアでミッションを遂行する孤独な狙撃手

画像集 No.003のサムネイル画像 / 最新スナイパーアクション「Sniper Ghost Warrior Contracts」のライブデモがE3 2019で公開。極寒のシベリアでミッションを遂行する孤独な狙撃手

 E3 2019会期中,ポーランドのパブリッシャであるCI Gamesのビジネスブースで,新作スナイパーアクション「Sniper Ghost Warrior Contracts」のプレイアブルデモと,開発者によるライブデモをチェックする機会があったので,お伝えしたい。

「Sniper Ghost Warrior Contracts」公式サイト

Steam「Sniper Ghost Warrior Contracts」ストアページ


 本作は,2017年にリリースされた「スナイパー ゴーストウォリアー3」に続くシリーズ最新作で,対応機種はPCおよびPlayStation 4Xbox Oneが予定されている。
 前作は,広大なオープンワールドを自由に行き来しながらストーリーを進めていくというシステムだったが,今回は請け負ったミッションごとにマップを用意するという形に変化している。それぞれのマップの自由度は非常に高く,プレイヤーがさまざまな戦略を練ってゲームを進めるという,「ヒットマン」シリーズのような雰囲気だ。
 どれほどの数のマップが用意されるのか現段階では不明だが,シベリア奥地で反乱を企てる勢力を倒すという基本ストーリーが紹介され,また試遊は,生化学兵器の製造を企む“バイオ・イワノスキー”の異名を持つ敵キャラクターを仕留めるという内容だった。

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 山に囲まれたマップの中央には基地のような施設があり,プレイヤーは眼下の状況を確認する。すでに公開されている映像やアートワークからも分かるように,本作の主人公は特殊素材で作られたマスクを装着しており,これを使って距離や風向きの確認をしたり,敵の存在をミニマップにマークする「タギング」を行ったりする。そのため,狙撃任務に必要なスポッター(観測手)なしでも仕事をこなしていけるわけだ。詳しい説明はしてもらえなかったが,どうやらこのマスク,メインストーリーにも関わってくるらしい。

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 主人公の位置からは施設にいるほぼすべての警備兵が確認でき,ターゲットであるバイオ・イヴァノスキーが自分の部屋でウロウロしていることも分かる。さらに基地の向こうにある岩陰には敵のスナイパーも潜んでいるので,まずはそのNPCをAP(徹甲)弾を使って仕留める。外堀から埋めていくような,シリーズ従来作のムードは失われていない。
 本作にはタイプの異なる銃弾が用意されており,AP弾に加えて,敵のコンピュータサーバーや監視カメラを麻痺させるEMP(電磁波)弾,上記のタギングを行うために人体をレーダーで観測するTAG(タグ)弾,さらに音を鳴らして敵の注意をそらすLURE(ルアー)弾などが存在する。
 これらを活用して,自分が潜入することになりそうな場所の監視カメラをあらかじめ麻痺させたり,室内の敵を死体が発見されにくい草むらなどにおびき出すことができるのだ。

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 ターゲットを確実にしとめるためには,現在地とは反対の場所に行くべきだとデモの担当者は判断したようで,基地を迂回するように移動していく。マップの大きさは1平方kmほどとのことで,数分もすれば行きたい場所に到着するという印象だ。移動の間にも敵兵が巡回していたり,地雷が埋めてあったりするので,飽きずにプレイできそうだ。
 建物の中のイヴァノスキーを確実に狙撃できそうな場所の近くには1人の敵兵士が立っており,ここから狙撃すればサイレンサーを使っていても,発砲音は聞こえてしまう。しかし,それを利用して敵兵士をこの場所に引き寄せると,イヴァノスキーのオフィスに潜入できるルートが開く。ターゲットを倒せば基本的にクリアだが,化学兵器のサンプルを証拠として入手できれば,さらに多くの報酬を得られるとのことだった。

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 公開されたトレイラーからも分かるように,本作には主人公のようなフリーランサーの狙撃手が複数おり,同じ仕事を請け負うライバルとして登場したり,プレイヤーが入手した機密情報を奪い取ろうと襲ってきたりするなど,ゲームの進行は単純ではないようだ。風向きと距離を計算する補助機能を利用して狙撃するといった,シリーズ従来作から続く「狙撃シミュレーション」としてのこだわりや,はるか遠方の敵を倒していくといった比較的ゆったりしたペースのFPSであるという点は継承しているようだった。

 「Sniper Ghost Warrior Contracts」は,2019年内の発売が予定されており,すでにオープンしたSteamのストアページを見ると,少なくともPC版ではインタフェースと字幕が日本語化されるようだ。現時点ではまだ詳しいことが分からない本作だが,謎のマスクやストーリーなど,今後の情報を楽しみにしたい。

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