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再編の狙いは,大型IPを中心とする事業と,より幅広いゲーム・エンタテインメント事業を分けることで,経営の焦点を明確にすることだという。Embracer Groupは2026年4〜6月期から,Fellowship EntertainmentとEmbracerの2つの事業セグメントで報告を行い,Fellowship Entertainmentについては2027年中の分離上場を目指す。
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Fellowship Entertainmentは,「ロード・オブ・ザ・リング」や「トゥームレイダー」などのIPを中心に,ゲーム開発,パブリッシング,ライセンス事業を展開する会社となる。傘下にはCrystal Dynamics,Eidos-Montréal,Warhorse Studios,4A Games,Dambuster Studios,Middle-earth Enterprisesなどのスタジオ・関連会社が含まれる予定だ。
同社が扱うIPとしては,上記のほか,「The Hobbit」「キングダムカム・デリバランス」「メトロ」「Dead Island」「レムナント」「Darksiders」などが挙げられている。
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一方,Embracerには,THQ Nordic,PLAION,Aspyr,Milestone,Limited Run Gamesなどが残る。IPとしては,「Titan Quest」「Destroy All Humans!」「Killing Floor」「Gothic」「Wreckfest」「Arizona Sunshine」などが挙げられている。
Embracer Groupは近年,積極的な買収によって規模を拡大してきたが,2023年には一連のリストラ計画を発表し,スタジオ閉鎖やプロジェクトの見直し,コスト削減を進めてきた。2024年にはSaber Interactive関連資産やGearbox Entertainmentの売却も行っており,今回の発表は,そうした再編の流れをさらに進めるものとなる。
Access Accepted第762回:強気の買収攻勢をかけていたEmbracer Groupが大規模なリストラプログラムを発表
多数のゲーム企業やスタジオを子会社に抱えるEmbracer Groupが,大規模なリストラの実施を発表した。ここ5年ほどの間に,Gearbox SoftwareやMiddle-Earth Enterprisesなどを傘下に収めてきたが,今後はスリム化を進めながら,プロジェクトの量より質を重視せざるを得ない状況にあるようだ。
「Deus Ex」「Tomb Raider」シリーズの開発で知られるEidos-Montréal,124人のレイオフを発表。スタジオヘッドDavid Anfossi氏も退任へ
「Deus Ex」や「Tomb Raider」シリーズの開発で知られるEidos-Montréalは,スタジオの再編に伴い124人の人員削減を実施すると発表した。あわせて,長年スタジオヘッドを務めてきたDavid Anfossi氏の退任も明らかになっている。
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- 編集部:haruka
買収による拡大から,資産売却と組織再編へと舵を切ってきたEmbracer Groupが,新たな2社体制でどのような事業展開を見せるのか注目したい。




















