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[TGS 2008#095]海外パビリオンレポート:Fuzzyeyes「Edge of Twilight」続報
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印刷2008/10/12 17:43

イベント

[TGS 2008#095]海外パビリオンレポート:Fuzzyeyes「Edge of Twilight」続報

 東京ゲームショウの一角には,主に日本展開の足がかりを作ることを目的に各国の中小デベロッパが出展している海外パビリオンがある。北京,カナダ,オランダのパビリオンをざっと回ってみたが,基本的に商談目的なのでブースの多くはこじんまりとしており,32インチワイド程度のモニターでムービーを流しているか,せいぜいノートPCによるプレイアブル展示がしてある程度だ。

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 そんな中で,小さいながらもきちんとデコレーションされたブースを構え,デモを公開していたのがオーストラリアのFuzzyeyesだ。実は昨年のTGS 2007レポートでも取り上げており,今回展示されていた作品も同じ「Edge of Twilight」1本のみだったのだが,より詳細な情報を得たので紹介しよう。


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 Edge of Twilightは,PC,Xbox 360,PLAYSTATION 3,Wiiのマルチプラットフォームで展開される予定の,三人称視点アクションアドベンチャー。リリースは2009年夏が予定されており,欧米でのパブリッシングはSouthPeak Gamesが行うが,日本は未定。しかしながら昨年に引き続いてのTGS出展,さらにティザーサイトには他国に先駆けて日本語バージョンが用意されるなど,日本における展開を強く意識しているようだ。


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 ゲームシステムの基本部分については昨年お伝えしているとおりで,世界は「昼」と「夜」双方に独自の側面を持つ。プレイヤーも昼夜で特性が変化し,昼の世界では大剣を背負ったパワフルな戦士,夜の世界では身軽なクリーチャーとなる。マップには昼夜を替える装置が配置されており,例えばマップ上に大ジャンプを駆使しなければ通り抜けられないパズル的な仕掛けがあったら夜に,ワラワラとモンスターが現れる場所では昼に切り替えて進めていくわけだ。
 ミーティングルームで行われたデモプレイで新たに判明したのは,戦闘中にアクションポイントを溜めることで特殊なスキルを発動できるというギミック。今回は,周囲の時間をスローにするスキルを見せてもらったが,ほかにもいろいろ用意されているとのこと。

Fuzzyeyes 代表取締役社長のソンニィ・ルウ氏
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 また,Fuzzyeyes 代表取締役社長のソンニィ・ルウ氏によれば,重厚かつ複雑なストーリー展開も大きな売りであるとのこと。Edge of Twilightには,スチームパンクの雰囲気を持つ産業化された世界と,闇の世界が存在する。それぞれが本作の昼と夜を象徴しており,住人達は互いの世界を行き来することはできないのだが,プレイヤーには両世界を闊歩できる能力が与えられている。その半面,さまざまなジレンマに悩まされることとなり,単純な善悪で片付けられない多数の事象に直面していく。

 例えばプレイヤーに対してNPCから殺人の依頼があったとしよう。単純なモラルの観点からすれば,殺人は悪と判断できるので,引き受けないというのもアリだろう。しかしそのターゲットが,住民を苦しめる為政者の黒幕だったと知ったらどうだろうか? さらに調べていくうちに,依頼者とターゲットの間には数十年に及ぶ因縁があり,今回の依頼は住民のためというよりも私怨の色が濃いと判明したら? 本作のストーリーは,ゲームを進めていくうちにさまざまな因果関係が明らかになっていき,そこに昼夜それぞれの世界の概念が絡み合って,実に複雑な展開を見せるとのこと。

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 マンツーマンで直々にプレゼンをしてくれたルウ氏の熱弁に圧倒されてしまった筆者だが,ミーティングルームで行われたXbox 360を使ってのデモプレイを見た限りでは,確かに世界観/アクション/ストーリー展開のどれも魅力的に思えた。2009年夏までには,さらなる情報が出てくるはずなので,入手次第お伝えしていきたい。

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