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データ分析を専門に行うSensor Towerによると,2022年におけるスマートフォン向けゲームの国内収益は約2兆1422億円に達している(関連記事)。そんな世界有数のスマホゲーム大国となった日本で,いま最も売れているタイトルをはじめとした,さまざまなデータを毎週お届けするのが,本連載「スマホゲームのセルラン分析」である。
スマホゲームの国内収益ランキング
(2023年10月5日〜10月11日)
| 順位 | 前週 | タイトル | DL数の前週比 | 収益の前週比 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | モンスターストライク | 132% | 3% |
| 2 | 7 | ウマ娘 プリティーダービー | -12% | 77% |
| 3 | 4 | プロ野球スピリッツA | 26% | -29% |
| 4 | 6 | モンスターハンターNow | -30% | 6% |
| 5 | 8 | ドット勇者 | -17% | -2% |
| 6 | 23 | 崩壊:スターレイル | -2% | 107% |
| 7 | 5 | パズル&ドラゴンズ | 15% | -26% |
| 8 | 22 | 勝利の女神:NIKKE | -1% | 82% |
| 9 | 3 | 原神 | 15% | -60% |
| 10 | 2 | プロジェクトセカイ | -38% | -65% |
| 11 | 15 | レスレリアーナのアトリエ | -37% | 1% |
| 12 | 19 | ロイヤルマッチ | 4% | 23% |
| 13 | 18 | Pokémon GO | 5% | -7% |
| 14 | 13 | 荒野行動 | 29% | -29% |
| 15 | 26 | eFootball 2024 | 44% | 3% |
| 16 | 16 | Fate/Grand Order | 6% | -39% |
| 17 | 14 | ドラゴンボールZ ドッカンバトル | -24% | -43% |
| 18 | 27 | パズル&サバイバル | 17% | -15% |
| 19 | 10 | ドラゴンクエストウォーク | -4% | -57% |
| 20 | 9 | パワフルプロ野球 栄冠ナイン クロスロード | -54% | -58% |
| 21 | 11 | FINAL FANTASY VII EVER CRISIS | -38% | -51% |
| 22 | 21 | あんさんぶるスターズ!!Music | -9% | -33% |
| 23 | 29 | ガーデンスケイプ | 3% | -4% |
| 24 | 50 | ドラゴンクエストタクト | 55% | 56% |
| 25 | 24 | ONE PIECE バウンティラッシュ | -27% | -34% |
| 26 | 41 | メメントモリ | -17% | 17% |
| 27 | 66 | Call of Duty: Mobile | 22% | 103% |
| 28 | 25 | アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ | -20% | -40% |
| 29 | 35 | LINE ポコポコ | 1% | -2% |
| 30 | 32 | 放置少女 | -5% | -8% |
| 31 | 12 | LINE:ディズニー ツムツム | 20% | -63% |
| 32 | 37 | ホームスケイプ | 26% | -5% |
| 33 | 36 | 三國志 真戦 | 10% | -7% |
| 34 | 34 | おねがい社長! | -6% | -10% |
| 35 | 51 | ヘブンバーンズレッド | -18% | 18% |
| 36 | 17 | ブルーアーカイブ | -6% | -64% |
| 37 | 20 | ディズニー ツイステッドワンダーランド | -14% | -56% |
| 38 | 42 | Age of Origins | 8% | -14% |
| 39 | 30 | 信長の野望 覇道 | 7% | -33% |
| 40 | 47 | トップウォー | 16% | -3% |
| 41 | 38 | Pokémon Sleep | -16% | -27% |
| 42 | 52 | フィッシュダム | 10% | 1% |
| 43 | 31 | ONE PIECE トレジャークルーズ | -1% | -40% |
| 44 | 43 | ブルーロック Project: World Champion | 8% | -22% |
| 45 | 45 | 妖怪ウォッチ ぷにぷに | -1% | -22% |
| 46 | 58 | Toon Blast | 8% | 0% |
| 47 | 59 | PUBG MOBILE | 12% | -6% |
| 48 | 46 | ロマンシング・サガ・リ・ユニバース | -22% | -27% |
| 49 | 44 | 信長の野望 出陣 | -53% | -34% |
| 50 | 130 | 星のドラゴンクエスト | 14% | 106% |
※データはSensor Towerから引用。データのない箇所は「-」と記載
※App StoreとGoogle Playが集計対象。PC/コンシューマ版のデータは含まれていない
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先週に引き続き,今週も「モンスターストライク」(iOS / Android)が1位となった。10月6日から年代別のガチャ「モンストジェネレーション」を順次開催し,10月7日にはナナミなど3体に新たな進化形態「真獣神化」を追加した。前週比で収益を3%,DL数を132%伸ばしている。
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「崩壊:スターレイル」(iOS / Android)はVer.1.4「冬の夢から目覚めて」(関連記事)へのアップデートを10月11日に実施し,新キャラクター「鏡流」を収録したガチャなどを展開。これらが,前週比107%の増収につながり,23位から6位まで順位を上げた。
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また,「勝利の女神:NIKKE」(iOS / Android)は新ストーリーイベント「DAZZLING CUPID」(関連記事)を10月5日に実装し,新SSRニケ「ナガ」がガチャに登場した。前週比82%の増収を達成し,8位にランクインしている。
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月初に収益が増加する傾向について分析
今週はTop50のうち35タイトルが減収となり,全体的に伸び悩んだ印象を受ける。しかし,スマホゲーム全体の国内収益を見ると,前々週が約216億円,前週が約269億円,今週が約204億円と推移しているため,今週が特別悪かったというよりも,前週が特別良かったようだ。
| 8月31日〜 9月6日 |
9月7日〜 9月13日 |
9月14日〜 9月20日 |
9月21日〜 9月27日 |
9月28日〜 10月4日 |
10月5日〜 10月11日 |
|---|---|---|---|---|---|
| 約346億円 | 約239億円 | 約218億円 | 約216億円 | 約269億円 | 約204億円 |
ここで,前週(9月28日〜10月4日)の収益推移を詳しく見てみると,10月1日の収益が突出して高くなっていた。そして,月初(◯月1日)に収益が増加する傾向は,そのほかの月においても確認できた。なお,ダウンロード数に関しては,月初とそれ以外で違いが見られなかった。
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ストアごとに見ると,App Storeにおいては違いが顕著だったのに対し,Google Playにおいては違いがゆるやかで,9月30日にも同等の収益を記録していた。
![]() 日本のApp Storeにおけるスマホゲーム収益推移(9月28日〜10月4日) |
![]() 日本のGoogle Playにおけるスマホゲーム収益推移(9月28日〜10月4日) |
各国のストアでも調査したところ,アメリカや中国のApp Storeでは同様の傾向が見られなかったが,韓国のApp Storeでは日本と似た傾向を確認できた。
![]() アメリカのApp Storeにおけるスマホゲーム収益推移(9月28日〜10月4日) |
![]() 中国のApp Storeにおけるスマホゲーム収益推移(9月28日〜10月4日) |
![]() 韓国のApp Storeにおけるスマホゲーム収益推移(9月28日〜10月4日) |
断言することはできないが,こうした傾向にはキャリア決済の月間利用上限が関係していそうだ。NTTドコモの「d払い」,KDDIの「auかんたん決済」,ソフトバンクの「ソフトバンクまとめて支払い」など,各社は携帯電話の利用料金とアプリでの課金額を合算するサービスを提供しており,これには1〜10万円程度の月間利用上限額が設定されている。
また,韓国においても,KTをはじめとする通信事業者が同様のサービスを提供しているようだ。
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月間利用上限に阻まれて,ガチャを引くのを我慢していたプレイヤーが,月初に大量課金する姿は想像に難くないだろう。◯月1日を含む週の収益データを見る際は,こうした外部要因による影響も考慮したほうがいいかもしれない。



































