今回,Summer Game Fest: Play Days 2026では,普通の農業シムとは異なる不気味なストーリー展開を体験できるデモ版が展示され,その解説動画も公開されたのでご紹介しておこう。
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「Grave Seasons」の舞台となるのは,一見すると非常にのどかで美しい田舎町アシェンリッジ(Ashenridge)だ。プレイヤーは,過酷な刑務所破りの末にこの町へとたどり着いた主人公となり,自身の過去を隠しながら農場を開拓して,新たな人生を歩み直そうとする。
しかし,その平穏な農業/ライフシミュレーションのお気楽さは突如として破られることとなる。
町中で不可解かつ凄惨な連続殺人事件が発生し,新生活は一転。猜疑心に満ちた命がけの日々へと変貌していくのだ。
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ゲームプレイの根幹は,田畑での作物栽培や川での魚釣り,ときには採掘などをして住民たちと交流を深めるというもの。伝統的なライフシミュレーションゲームのスタイルを採用している。
しかし,本作の最大の特徴であり,既存のコジーゲーム(穏やかに遊ぶタイプのゲームの総称)の殻を完全に破壊するのが,新しくゲームを始めるたびに,“住民の中からランダムで1人が,シリアルキラー(連続殺人犯)に選ばれる”という画期的なローグライクシステムだ。
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同システムにより,プレイヤーは殺人犯の答えありきな生活を送れず,誰一人として完全に信用できない極限の緊張感を強いられる。
昼間は穏やかに農作業を営み,住民へのプレゼントや会話を通じてロマンス要素を含む人間関係を築き上げていく一方で,夜の町は次々と新たな犠牲者で血に染まっていく。プレイヤーは手遅れになる前に証拠を集め,殺人鬼の一歩先を行く捜査に挑まねばならない。
このシステムの面白さは,ロマンスの対象となるNPCすらも例外ではない点にある。つまり,「自分がそれと知らずに恋に落ち,愛を育んでいた結婚候補の相手が,実は一連の事件の猟奇殺人鬼だった」という,最悪の心理サスペンスが現実のものとなり得るのだ。
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本作については,昨年の同イベントでもデモに触れたが,今回のデモは前回とは異なる趣向で,港から自分の家のある山に向かい,やがて村長の殺人事件の場に立ち入ってしまうというシーンが描かれた。
ホラー映画のヒットメーカーである,Blumhouseのゲーム部門がパブリッシングを手がけるだけに,単なるジャンプスケア(驚かし要素)やグロテスクな表現に頼らない,プレイヤーの選択心理で恐怖を加速させる構造は見事というほかない。
Xbox Game Passへの対応も予定されている本作が,8月14日のリリースに向けて,どのような盛り上がりを見せるのか。
まずはSteamストアページのウィッシュリストに追加して,目前に迫った6月15日からのデモ公開で,その不気味なストーリーテリングの一端をあらためて確かめたいところだ。


























