「ボイドリング・バウンド」は,カナダのケベックシティを拠点にするデベロッパ,Hatchery Gamesが手がけるシングルプレイTPSだ。
本日(2026年6月9日)22:00に
PC版(Steam / Epic Games Store)が発売となる
(コンソール版は後日発売予定)。
本作の舞台となるのは,あらゆる生命体を飲み込む疫災によって,人類が危機に瀕している未来。プレイヤーは特殊な能力を持つ宇宙生物学者となって,さまざまな惑星を探索し,ミッションをこなしていくこととなる。
プレイヤーの分身となる宇宙生物学者。宇宙船で生活を共にする同僚たちと多種多様なミッションに挑む
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本稿では,本作の発売に先がけてプレイレポートをお届けする。ゲーム序盤のプレイフィールとその魅力について紹介するので,購入を迷っている人は,ぜひ参考にしてほしい。
モンスターに憑依し,任務遂行を目指すカジュアルTPS
本作の特徴は,ミッションを遂行するTPSパートで操作するのが,主人公の意識を
ボイドリング(憑依)させたモンスターであることだ。
ボイドリングしたモンスターは,メインショットや近接攻撃といった基本攻撃に加え,レベルアップで解放されるスキルが使用でき,これらを駆使してミッション中に現れる敵対生物との戦いを繰り広げていく。
宇宙船内にあるニューラル・バインド装置を使用することで,モンスターと意識をリンクできる。危険な敵が出現する現場では,これらを操作してミッションを遂行していく
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ミッションに出撃させてレベルアップしたモンスターには,戦闘力や生命力といった能力値にポイントを振り分け,基本性能を底上げしていこう
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操作するキャラクターがモンスターだからか,本作のプレイフィールはリアルさよりもゲームとしての気持ちよさが優先されている。
メインショットにはかなり強めのエイムアシストがかかっており,歩きながら連射しても敵に命中しやすい印象だった。アクションも2段ジャンプや,人間には真似できない速度の緊急回避などが使えて,とてもスピーディだ。
モンスターの種族でメインショットの軌道や速度は大きく異なるが,総じて命中率は高い。狙いがアバウトでも,しっかりヒットしてくれる
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これもモンスターによって差異があるが,近接攻撃も総じて強めの印象だ。ダッシュ性能の高いモンスターなら,撃ち合いではなく殴り合いで攻略していける
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能力値だけでなく,スキルツリーによる強化も可能だ。種族ごとに用意されたパッシブスキルを開放すれば,バトルがより楽になる
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そんな強力なキャラクターを操作して戦う本作だが,最低難度の
「コレクター」以外では敵の攻撃も激しくなるため,クリアはそう簡単ではない。
そこで鍵となってくるのが,本作ならではの体力回復システムだ。本作では,敵の体力の大半を削ったのち,接近して倒すと自身の体力が回復する仕組みになっている。なので基本は遠距離攻撃で敵を減らしつつ,体力に余裕がなくなってきたら,あえて弱そうな敵を1〜2体残しておいて近接でトドメを刺す……という立ち回りが重要になってくる。これを意識して戦えば,長丁場のミッションでも安定してこなしていけるだろう。
ミッション中に遭遇する敵の大半は,死なない程度に敵の体力を削ると発光しだす。この状態で近づいてトドメを刺すと体力が回復する
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ミッションの最後に出てくるボスとの戦闘は,回避を重視しながら粘り強くダメージを与えていくといい。体力の回復は,ときおり出現する雑魚敵で行おう
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タマゴを持ち帰って手駒を増やそう
ボイドリングというシステムによってプレイアブルキャラクターがどんどん増え,育成の幅が広がるのも本作ならではの要素と言える。
本作ではチュートリアルを終え,自由にミッションを選んで出撃できる段階になると,ミッション中に拾えるアイテムに
「タマゴ」が登場するようになる。このタマゴを宇宙船に持ち帰って孵化させると,新たなモンスターが誕生。ボイドリングできる新たなキャラクターとしてミッションに投入していける。
新たに孵化したモンスターの情報は,モンスター情報を網羅したデータベース「ボイドペディア」から閲覧できる
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モンスターは進化させることで名称も変化する。ゲーム序盤で入手できるメジャーなモンスターには,1体につき30種前後の進化パターンが用意されているようだ
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モンスターは同じ種族であっても,レベルアップ時に選択する進化ツリーの方向性次第で性能が大きく変化する。スキルはもちろん,メインショットの軌道や属性,弾数といったものまで変わるので,孵化させたモンスターは手持ちとは異なる方向で育成していくと,立ち回りの幅を広げられる。
これもモンスターが主役となる,本作ゆえの楽しみ方といえるだろう。
進化ツリーをアンロックしていくと,モンスターの見た目が変化。メインショットの性能ががらりと変わることも
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本作における最も普遍的なモンスター「キウィペック」。「砂漠キウィペック」(上画像)へ進化させると攻撃全般に炎属性が付与され,「クウェベック キウィペック」(下画像)になると氷属性の攻撃を放つようになる
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宇宙船からミッション先へ出撃し,ストーリーを進めていくというシンプルなメインサイクルながらも,モンスターの育成次第でプレイ感覚が目まぐるしく変化する「ボイドリング・バウンド」は,この手のシューターに慣れていない人にも広くオススメできるタイトルだ。
ミッションの難度は4段階から選択可能で,加えて日本語ローカライズも手厚い。本作に興味を持った人は,本日22:00の発売を楽しみにしておこう。