壊すことが,次に壊す理由になる。「ドンキーコング バナンザ」のゲームサイクルはこう組み立てられた[CEDEC 2026]
2025年7月にNintendo Switch 2向けに発売された「ドンキーコング バナンザ」は,地形も敵も装飾物も,目に見えるものをほぼすべて壊せるアクションゲームだ。その「破壊」というコンセプトをどう遊びとして成立させたのか,ゲームデザインとプログラム,両方の視点から本作のディレクター2名が語ったセッションをレポートしよう。
「グランツーリスモ7」を1万nits超のディスプレイに映したら何が起きたか。ポリフォニー・デジタルとソニーが挑んだ,撮像から表示までのHDR一気通貫[CEDEC 2026]
2026年7月22日に開催された「CEDEC 2026」で,ポリフォニー・デジタルとソニーは,1万nits超の超高輝度ディスプレイとHDRカメラを組み合わせた実験を紹介した。「グランツーリスモ7」を題材に,撮像から表示まで一気通貫のHDR環境がもたらす可能性が語られた。
日本人スタッフ不在のチームが作った「日本らしさ」。「Forza Horizon 6」文化アドバイザーが語る2年半の実務[CEDEC 2026]
2026年5月19日発売の「Forza Horizon 6」は,シリーズ初の日本を舞台にしたオープンワールドドライビングゲームだ。CEDEC 2026では,文化アドバイザーの山下恭子氏が,2年半にわたる文化監修の実務を振り返った。
プレイヤー同士の「対話」はメカニクスとして設計できる。マーダーミステリー作家が解剖する,コミュニケーションゲームの構造[CEDEC 2026]
「CEDEC 2026」で行われた講演『コミュニケーションゲームとは 〜マーダーミステリーに学ぶ「対話」をメカニクスとして設計する方法〜』では,プレイヤー同士の会話をゲームメカニクスとしてどう設計するのかが語られた。
「SILENT HILL」を復活させたのは「様子見をしない」こと。英語が話せない3人が語る,グローバル開発と「推し」の時代のプロデュース術[CEDEC 2026]
本稿では,開発者向けカンファレンス「CEDEC 2026」で,KONAMIの「SILENT HILL」シリーズ制作チームが7月22日に実施した講演をレポートする。海外スタジオとの開発の進め方から,作家の起用基準,発売後もファンの熱量を保ち続ける施策まで,シリーズ復活の裏側が具体的な数字と事例で語られた。
ターン制とリアルタイム制を支える「ポケモン」の共通バトルシステム。「Pokémon LEGENDS Z-A」での運用事例[CEDEC 2026]
2025年発売の「Pokémon LEGENDS Z-A」は,従来のターン制とは異なるリアルタイム制を採用した。しかし,両者は同じバトルシステム上で動く。CEDEC 2026では,ゲームフリークが2400種類超の設定データを支える基盤設計を解説した。
「運しかない」ゲームは,どうすれば「読めるゲーム」になるのか。日本人初のドイツ年間ゲーム大賞受賞作「ボムバスターズ」の設計過程[CEDEC 2026]
2026年7月24日,CEDEC 2026にてセッション「『ボムバスターズ』に学ぶ協力型ボードゲームの作り方」が行われた。登壇したのは,ドイツ年間ゲーム大賞を日本人デザイナーとして初めて受賞した,OKAZU brand代表の林 尚志氏。トランプを使ったワークショップ形式で,協力型ゲームの設計思想が語られた。
前線を消さないために。「Wars of Prasia」が挑む,無限成長MMORPGの集団戦デザインと3つのアプローチ[NDC26]
「Nexon Developers Conference 26(NDC26)」で,NEXON Korea ERゲームデザイン室のイ・グァンホ氏が「Wars of Prasia」を題材に講演した。テーマは無限成長型MMORPGにおける集団戦のデザイン。スペック差が広がっても前線が崩壊しないための設計思想と,「献身・数の力・危機」で強くなる3つのアプローチが共有された。
「ブルーアーカイブ」は何が成功して,何が課題だったのか。チャ・ミンソPDが語る開発ポストモーテム[NDC26]
NEXON Koreaのカンファレンスイベント「Nexon Developers Conference 26」では,多数の開発者によるセッションが行われた。「ブルーアーカイブ」のグローバルサービスを統括したチャ・ミンソ氏が登壇した講演を紹介する。
ダッシュボードを超えてエージェントへ。質問するだけで分析する「AIサーチ」開発の試行錯誤と,ゲームデータ分析の未来をレポート[NDC26]
NEXON Koreaのカンファレンスイベント「Nexon Developers Conference 26(NDC26)」では,ネクソン内外の開発者による実務セッションが多数行われている。本稿で取り上げるのは,講演「Shift to Agents――『AIサーチ』プロジェクトに見る,ゲームデータ分析の未来」だ。
Steamデータで潜在ユーザーと「本当の競合」を見つける。ローンチ前に勝率を上げるデータドリブン戦略をレポート[NDC26]
NEXON Koreaのカンファレンスイベント「NDC26」で,ソ・スンギ氏による講演「Steamデータでユーザーと市場を読む」が行われた。第一印象がローンチ直後に固まり覆らないという前提のもと,Steamの公開データからグローバルシューター市場を分析し,潜在ユーザーや競合の発見,勝率を上げるデータ戦略が論じられた。
コンソールの制約下で“止まらない”自動テストを作る。「The First Descendant」専用オートプレイテストツール「M1 APT」の開発をレポート[NDC26]
NEXON Koreaのカンファレンスイベント「Nexon Developers Conference 26(NDC26)」で,ネクソンゲームズのカン・ジャンフン氏が講演を行った。「The First Descendant」向けに開発された自動テストツール「M1 APT」を題材に,コンソール環境で“止まらない”自動テストを実現した手法を解説している。
ランダムは楽しさか疲労か。「ブルーアーカイブ」総力戦ボスリワークの試行錯誤と“リトライを減らす”設計思想[NDC26]
NDC26に登壇したNexon Games MXスタジオのソ・ジョンウ氏が,「ブルーアーカイブ」総力戦ボスのリワークを語った。ランダム要素をどう分析し,どう作り直したのか。2Dゲームのバトル設計に通じる率直な改善の記録だ。
キャラクターに没入できる声を――「ブルアカ」を支えるTTS開発と,日本語特化モデルを韓国語へ対応させた道のり[NDC26]
NEXON Koreaのカンファレンスイベント「Nexon Developers Conference 26(NDC26)」にて,NEXON Gamesのキム・ミョンジ氏によるセッション「オープンソースを活用したTTSモデル開発」が行われた。「ブルーアーカイブ -Blue Archive-」のキャラクターに,より自然で没入感のある声を与えるためのText-to-Speech開発を紹介した。
「ゲームはAGIへの最小実験場」。Google DeepMindが語る,ゲームで進めるAI研究の最前線[NDC26]
NEXON Koreaのカンファレンスイベント「Nexon Developers Conference 26(NDC26)」で,Google DeepMindでInceptionチームのディレクターを務めるAlexandre Moufarek氏による講演「How Google DeepMind is Advancing AI Research with Video Games」が行われた。その内容をレポートしよう。
AIに何を任せ,何を任せないのか。ネクソンのユーザーリサーチ分析プラットフォーム「Insight Finder」開発の知見が語られたセッションをレポート[NDC26]
「Nexon Developers Conference 26(NDC26)」で,ゲームUX分析チームのイ・セファン氏が登壇したセッション「AIに任せること,任せないこと」の模様をレポートする。自社開発のユーザーリサーチ分析プラットフォーム「Insight Finder」を題材に,AIをどこまで使い,どこを人に残すのかが語られた。
「自分がプレイしたかったゲームをつくる」――ブルーアーカイブのキム・ヨンハ氏とProject Moonのキム・ジフン氏が語った,作家主義の現在地[NDC26]
NDC26では,「ブルーアーカイブ」のキム・ヨンハ氏と,「Limbus Company」のProject Moon代表キム・ジフン氏による対談が行われた。作風はディストピアと美少女学園で正反対ながら,互いのファンだと公言する2人だ。作家主義をテーマに,ライブサービスとユーザーフィードバック,メンタルケア,そしてAIまで,飾らない本音が次々と飛び出した。
「ARC Raiders」のロボットはどう動いているのか。Embark Studiosが語った機械学習の実例と,「組織とツール」という泥臭い教訓をレポート[NDC26]
「NDC26」では,「ARC Raiders」で注目を集めるEmbark Studiosの機械学習チームを率いるマーティン氏によるセッションをレポートする。「THE FINALS」「ARC Raiders」の実例から見えてきたのは,「良いモデルも,使われなければ意味がない」という,意外なほど泥臭い教訓だった。
AIが実装の壁を崩していく時代に,ゲームは何で勝負するのか。NEXON Korea共同代表が「文脈の複利」を語った基調講演をレポート[NDC26]
NEXON Koreaは,カンファレンスイベント「Nexon Developers Conference 26(NDC26)」を,2026年6月16日から18日まで開催している。基調講演に登壇したのはNEXON Korea共同代表のカン・デヒョン氏。テーマは「実装が容易になる時代,我々は何で競うのか」だ。
[プレイレポ]クラシカルな「Heroes of Might and Magic」が返ってきた。早期アクセスが間近に迫る「Olden Era」の手触りやいかに
「Heroes of Might and Magic」シリーズにとって10年ぶりの新作「Olden Era」が,4月30日に早期アクセスを開始する予定だ。クラシカルなHoMMへと立ち返ろうという旗印のもと,シリーズの骨格をどう受け継ぎ,どう現代化したのか。早期アクセス版を実際にプレイし,本作の手触りを確かめた。
植木鉢に生えた愛の女神(の生首)を育てるカルト育成シム「TOMAK:Save the Earth Regeneration」がEpic Games Storeで無料配信開始。25周年記念作品として復活
Netmarble Monsterは,「TOMAK:Save the Earth Regeneration」の配信を,Epic Games Storeで開始した。植木鉢に頭だけ生えた愛の女神エビアンを育てて地球の滅亡を回避するという,唯一無二の設定を持つタイトルが現代に甦る。
「Wizardry Variants Daphne」第四の奈落「豪雪地帯」の魅力をお届け。謎めいた少女とともに,吹雪と凍結が彩る新たな冒険に挑め【PR】
「Wizardry Variants Daphne」の最新章は,雪山の“因習村”を舞台に,主人公の前に姿を現した謎めいた少女との冒険が描かれる。氷の魔術「ダルト」「マダルト」がついに実装となり,「凍結」を狙う戦略も楽しめる新章の内容を紹介しよう。
なぜ「〇〇ライク」は生まれるのか? ゲームジャンル名の変遷とその文化的背景
「ソウルライク」「メトロイドヴァニア」――なぜ現代のゲームは特定の作品の名を冠した「〇〇ライク」として語られるのか? FPSが「Doomクローン」と呼ばれた時代からの歴史を辿り,ジャンルが生まれる構造の変化と,その言葉が持つ光と影を多角的に考えてみる。
[プレイレポ]魔法でQoLを上げていくサバイバルクラフト「RuneScape: Dragonwilds」。ラスボスは未実装だが建築システムの完成度は高い
RuneScapeの世界観を継承するサバイバルクラフトゲーム「Dragonwilds」。プレイヤーはドラゴンの脅威に立ち向かいながら拠点を構築し,大陸の秘密を探る。鉱脈爆破や複数木一括伐採などサバイバル生活を豊かにする魔法システムが特徴的で,MMORPGの血統を感じさせる多彩なスキル育成が魅力の1つだ。
[プレイレポ]友達をたくさん作って楽しくサバイバル生活。カラフルな惑星を舞台にしたクラフトRPG「Crashlands 2」
惑星ウォアノープを舞台とするオープンワールドクラフトRPG「Crashlands 2」。種族を超えた友情がゲーム進行の核となり,NPCとの交流を通じて新たなレシピが解放される点が特徴で,ユーモアに富んだストーリーとストレスの少ないゲームバランスが魅力の作品だ。
[プレイレポ]たまごっち感覚で昆虫を育てる「Bugaboo Pocket」。日本語はないが光るものはある
「昆虫と暮らす日常」を体験できる育成シム「Bugaboo Pocket」。プレイヤーは山の生態系を回復するため,さまざまな昆虫の世話をする。かわいらしいドット絵とたまごっち風のUIが目を引き,ウンチを通貨として利用できたり,タロットカードでルールが変化したりと,ユニークなシステムが光る作品だ。
[プレイレポ]右手と左手の協力プレイで挑む「Ambidextro」。開始5秒で脳がバグる
Steamにて920円で販売中の「Ambidextro」は,魔女に誘拐された王子と王女を救うため,半分に切断された魔法使いを左右同時に操作する独創的な2Dアクションだ。脳の処理能力を超えるような挑戦でありながらも,絶妙な難度設計により徐々に上達していく感覚が味わえる。
[プレイレポ]倒されても,また走りたくなる。崩壊した世界を駆け抜けるランアクション「Haste」
崩壊する宇宙を舞台としたランゲーム「Haste」。プレイヤーは配達員の少女ゾーイとなり,自動生成されるステージを独自の移動システムで駆け抜ける。地形の傾斜を利用した加速と「ギリギリセーフ」判定を狙うスリルが魅力の1つで,プレイスキルの上達過程が楽しい作品だ。
[プレイレポ]小さな取引から始まる麻薬王への道のり。違法ビジネスの細部を描く「Schedule I」
無一文から始める麻薬ビジネスを舞台とした犯罪シム「Schedule I」。プレイヤーは架空の西海岸の街で小さな取引から始め,警察の目を逃れながら自分の「帝国」を築き上げていく。製造から販売までの全プロセスが緻密に再現された細部へのこだわりと,友人との協力プレイが楽しめる点が魅力だ。
【PR】ゲーマーが「PayPal」を利用すべきポイントは「買い手保護制度」にあり。ダウンロードゲームも保証対象となる独自のサポートとは
オンライン決済サービス「PayPal」には,「買い手保護制度」というものが存在する。これは,購入した商品が届かなかったり,利用できなかった場合に,PayPalが独自に調査して全額を返金してくれるというもので,ゲームコードまたはCDキーも対象になるのがポイントである。























