「Harvest: Massive Encounter」は，地球から遠く離れた惑星を舞台に，資源を採取しつつ，迫り来るエイリアンの宇宙船を撃退するという内容で，Windows版とMac OS X版が公開されている。一見するとRTSのような雰囲気だが，パズルゲームに近いゲーム性といえるだろう。

　デモ版で選択できるマップは，「Hepaestus」という名前の惑星のみ。また，クリア条件の異なる5種類のゲームモードのうち，デモ版で選べるのは「Normal」「Wave」の二つだけとなっている。
　チュートリアルが用意されていないので，簡単にゲームの流れを紹介しよう。
　まずは，岩山から資源を採取する「Harvester」を建設する必要がある。どの施設も，「Energy Link」と“エネルギーライン”で結んでやる必要がある。Energy Linkは，マップの中央で，光の玉を互いに受け渡している施設だ。
　エネルギーラインの長さには上限があるので，Energy Linkからあまり離れた場所には施設を建てられない。また建設速度は，その施設とエネルギーラインで結ばれているEnergy Linkの数に比例する。できるだけ多くのEnergy Linkと結ばれる場所に建てよう。
　やや大きめのドーム状の施設が「Solar Plant」で，採取した資源を蓄える倉庫のような役割を持っている。

　ある程度の数のHarvesterとEnergy Linkを建設したら，自分達の施設を守る「Defense Tower」を用意する。これは，敵の宇宙船が射程内に入ると自動的に攻撃してくれる防御装置だ。
　ゲーム開始からしばらく経つと，エイリアンの宇宙船が攻めてくる。宇宙船は，こちらの施設にゆっくりと接近し，体当たりしてくる。一発でもこの攻撃を食らうとその施設は破壊されてしまうので，Defence Towerをまんべんなく配置しておこう。

　資源が一定量溜まると，「Missile Turret」を建設できるようになる。これは，ミサイルをエイリアンの宇宙船に撃ち込み，一発で破壊してくれる，とても頼もしいヤツだ。ただし，建設コストが高く，そう多くは建てられない。場所をよく考えて建設しよう。

　やがて，ものすごい数の敵宇宙船が押し寄せてくる。Defense TowerやMissile Turretをたくさん建設したいところだが，そのためには多数のHarvesterが不可欠だし，それに伴い，エネルギーを供給するEnergy Linkも必要となってくる。さまざまな種類の建造物をいかにバランスよく用意できるかが，ゲーム攻略のカギとなっているわけだ。

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