道行く人の顔を「力士シール」が侵食！　「CHAOS;CHILD」の“ユーザー体感型イベント”をレポート

　MAGES.は2015年5月24日，東京・秋葉原のゲーマーズ秋葉原本店において，「CHAOS;CHILD」（PS4/PS3/PS Vita）の体験会および“ユーザー体感型イベント”を開催した。


　CHAOS;CHILDは，同社が展開する「科学アドベンチャーシリーズ」の第4弾だ。大災害から復興した渋谷の街を舞台に，「情強」「リア充」を自称する新聞部員・宮代拓留が，奇怪な連続殺人の謎を追うという物語になっている。
　6月25日にはPlayStation 4 ，PlayStation 3 ，PlayStation Vita版が発売される予定だが，今回の体験会ではPlayStation 4版の試遊台が用意され，製品版と同等のバージョンをプレイできた。

体験会会場には，ゲームに登場する「山添 うき」に扮したコンパニオンも登場

　試遊した人には「力士シール」がプレゼントされていた。力士シールとは，ゲームの中に登場する謎のシール。力士のような顔が描かれており，事件が起こった場所に必ず貼られているという，本作を象徴するアイテムの1つだ。インパクトのあるデザインだけに，もらった人も喜んでいた。

試遊した人には，記念品として「力士シール」がプレゼントされていた

　道行く人の視線を集めていたのがユーザー体感型イベントだ。体験台の近くにカメラが設置されており，これに写った人の顔に力士シールの画像が上書きされる。つまり，顔に力士シールを貼られたかのような疑似体験ができるという趣向だ。

カメラに写った人の顔に，力士シールの画像が上書きされる，ユニークな“ユーザー体感型イベント”

　カメラが捉えた画像に顔認識を行い，力士シールの画像を合成しているわけだが，シールが何種類か用意されているうえ，“顔についたシールを手で払うと剥がれて飛んでいき，新たなシールが貼られる”という小技も盛り込まれているのが面白い。自分の顔に力士シールが貼られてぎょっとしている人あり，面白がりながら何度もシールを払う人あり，と人によって反応が違うのが印象的。試遊した人にプレゼントされた力士シールと合わせ，現実とゲームの世界が入り交じったかのような体験が楽しめたのだ。

「CHAOS;CHILD」公式サイト