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レイトレーシング対応版「Minecraft with RTX」のβ版が4月17日に公開。物理ベースレンダリングやDLSS 2.0にも対応
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印刷2020/04/14 22:00

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レイトレーシング対応版「Minecraft with RTX」のβ版が4月17日に公開。物理ベースレンダリングやDLSS 2.0にも対応

 北米時間2020年4月14日,NVIDIAは,「Minecraft for Windows 10」をリアルタイムレイトレーシングに対応させた「Minecraft with RTX」のβ版を,北米時間4月16日(日本時間4月17日2:00)にリリースすると発表した。なお,Minecraft for Windows 10のユーザーであれば,正式版のリリース時に無料でアップデートできるそうだ。

画像集#002のサムネイル/レイトレーシング対応版「Minecraft with RTX」のβ版が4月17日に公開。物理ベースレンダリングやDLSS 2.0にも対応


 Minecraft with RTXは,Minecraftの開発元であるMojangと,NVIDIA,およびMicrosoftが共同開発しているもので,Microsoftのリアルタイムレイトレーシング技術「DirectX Raytracing」に対応することにより,光と影,素材の質感を美しく表現できるようになったWindows 10版Minecraftである。

NVIDIAが公開したサンプル映像。リアルタイムレイトレーシングオフの状態では,見慣れたMinecraftの映像だ
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リアルタイムレイトレーシングをオンにすると,水のように流れる溶岩が,石造りの建物や周囲の樹木を煌々と照らしている
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 2019年11月22日,NVIDIAは,リアルタイムレイトレーシング機能に対応する「Minecraft with RTX」のメディア向け体験会を開催した。レイトレーシングを有効にすると,Minecraftの世界はどう変化するのか,実際にプレイした様子を動画も交えて紹介する。

[2019/11/23 00:00]

 しかもMinecraft with RTXでは,ゲーム世界内に存在するさまざまなオブジェクトの材質によって,色や透明度だけでなく,金属の光沢具合や表面の粗さを反映した物理ベースレンダリングも行うとのこと。単に光や影の表現が豊かになっただけでなく,素材の質感をそれらしく反映した映像を実現している点に注目したい。

Minecraft with RTXでは,オブジェクトの質感に合わせた表現を行う物理ベースレンダリングを取り入れている
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レイトレーシングオフ(左)とオン(右)のサンプル。右のほうが,木製の部分はより木らしく,石の部分はより石らしく見える
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 それに加えてMinecraft with RTXは,NVIDIAが2020年3月に発表したAIを応用したアンチエイリアシング&超解像技術「DLSS 2.0」にも対応しており,画質優先で負荷の高い「Quality」にDLSS 2.0の動作モードを設定しても,1.7倍のフレームレートを発揮できるという。

Minecraft with RTXは,DLSS 2.0にも対応しており,高いフレームレートを維持しながら精細感のある映像を表現できるという
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 NVIDIAは,Minecraft with RTXβのリリースに合わせて,Minecraft向けのコンテンツストアである「Minecraft Marketplace」で,6つの新しいワールドを無料で配信することも明らかにしている。いずれも,Minecraftのコミュニティで名高いクリエイターが手がけたもので,一見するとMinecraftとは思えないほど美しい世界を構築しているのが見どころだ。

Minecraft with RTX向けに作られた6つのワールドが配信予定
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配信予定のワールドである「Color,Light&Shadow」のサンプル画面
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こちらも配信予定の「Crystal Palace」のサンプル画面だ
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NVIDIA公式Webサイトの当該ポスト(英語,4月14日公開予定)

NVIDIA公式WebサイトのMinecraft with RTX関連ページ

  • 関連タイトル:

    Minecraft for Windows

  • 関連タイトル:

    GeForce RTX 20,GeForce GTX 16

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