「Microsoft Flight Simulator」，アップデートで主要なHMDを対象としたVRモードの正式サポートを開始

　Microsoftは，「Microsoft Flight Simulator」の無料アップデートを実施し，主要なVR対応ヘッドマウントディスプレイを対象としたVRモードのサポートを開始した。

「Microsoft Flight Simulator」公式サイト

Microsoft Flight Simulator Virtual Reality Update Available Now

　リリース以前からヒューレット・パッカード製の「HP Reverb G2」というややマイナーなHUDでテストをを行ってきた「Microsoft Flight Simulator」だが，「HP Reverb G2」エクスクルーシブでないことは，9月24日に掲載したインタビュー記事でもお伝えしたとおりだ。
　Xbox Wireに掲載された最新エントリーでは，OpenXR規格に基づいたアップデートにより，Windows Mixed Realityヘッドセット，VALVE INDEX，HTC VIVE，Oculus Rift，そしてUSB2.0/3.0ベースのケーブルが必須になるが，Oculus Questにも対応していることが明らかになっている。


　数日前に実施されたアップデートでは雪や氷の表現が実装されており，「Microsoft Flight Simulator」の開発を行うAsobo StudioとXbox Game Studiosは頻繁なアップデートを続けている。この冬にPCを新調する予定の人や，これまでVRヘッドマウントディスプレイを避けていた人なども，リアルに描かれた気象や世界各地のユニークな都市風景をパイロット視線で堪能しながら飛び回ってみよう。