教団経営シム「Honey, I Joined a Cult」が今夏リリース。教祖として導くのは魔王を崇拝する邪教集団か，未来派の平和主義集団か

　パブリッシャのTeam17は，イギリスのSole Survivor Gamesが開発中のカルト教団運営シム「Honey, I Joined a Cult」のアーリーアクセス版を2021年夏にリリースすると発表した。

「Honey, I Joined a Cult」公式サイト

　2人の開発者が2018年からコツコツと開発してきたという本作は，新興宗教の教祖となったプレイヤーが，集まってくる信者達と共同生活しつつ自分の思う教えで導き，より大きく強固な組織へ成長させていくゲームだ。ディスコやファンクミュージックが盛んだった1970年代が背景で，信者達がいろいろな発言を行うなど，彼らの個性も引き立てられている。


　自分のアバターの見た目や名前，さらには教団の名称やシンボル，教団メンバーの制服などのデザインが可能で，自給自足の生活をしたり，礼拝の時間を決めたりすることができる。より良い生活環境を提供することでプレイヤーキャラクターのカリスマ性が高まり，より多くの信者や募金が集まったりするが，ときには活動を怪しむ警察や政府の役人，デモ隊などが乱入してくるので注意が必要だ。魔王を崇拝する世紀末論的な集団を結成してもよし，未来を信奉する平和主義的な集団にしてもよしと，ゲームシステムの自由度は高いという。


　Steamストアページも公開されており，現時点で日本語対応の予定はない模様。ただ，発売後にローカライズが検討されている言語の中に日本語が含まれているので，一風変わったテーマとキュートなグラフィックスが特徴のマイクロマネジメント系シムが気になる人は，アーリーアクセス版のリリースを待とう。