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印刷2006/08/25 12:44

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[GC 2006#29]「Stronghold Legends」も,着々と開発が進行中

 「自分の城を建築し,敵の侵攻に備える」というマゾ系シミュレーションゲーム(?)Strongholdシリーズも,新作「Stronghold Legends」で第4作を迎え,これまで歴史に忠実だった作風を,一気にファンタジーものへと昇華させた。
 本作の開発元は,数週間前に都市建設シムの「CivCity: Rome」を2K GamesからリリースさせたばかりのFirefly Studios。今回GC 2006会場でデモを見せてくれた開発ディレクター,Simon Bradbury(サイモン・ブラッドバリー)氏は,「このStronghold Legendsは,発売日に間に合わせるようにという販売元からの注文もなく,我々のペースでじっくり制作できる分だけ,ファンに喜んでもらえる内容になるはず」と,早くも自信満々。発売予定日は2006年10月中になるとのことだ。



 Stronghold Legendsはキャンペーン制になっていて,イギリスからアーサー王と円卓の騎士,ブルガリアからはドラキュラ伝説にもつながるブラド・ドラクル伯爵,そして北欧からはジークフリードの物語という三つのファクション(勢力)が用意され,ゲーム中に与えられるオブジェクティブをこなしていくというストーリー形式になるのが新しい。
 ユニットタイプは各勢力に10種類ずつ程度用意されていて,究極ユニットとしてドラゴンが登場。火炎を噴出しながら城を越えて壊滅的なダメージを与えることもできるが,シングルプレイヤーモードではキャンペーン後半でしか登場せず,また卵から育てなければならないため,かなり時間とケアを要することになりそうだ。



 Strongholdシリーズではこれまで,守備側弓兵の能力が絶大だったが,Stronghold Legendsではここのバランスを調整しており,さらにファンタジーである分,コウモリなど弓兵と直接対峙できるような飛行型ユニットも登場している。このほか,今回のデモではドラゴン用のハープーンや,籠の中に捕らわれたベビードラゴンで近づく敵を火炎攻撃するなどの守備用の兵器が存在する。ユニークなところでは,城壁を棍棒で破壊していくジャイアントや,壁の反対側にウェアウルフを投げ込むローンチャーなども存在する。



サイモン・ブラッドバリー氏
 マルチプレイモードは,これまでどおり8人までをサポートしているが,ブラッドバリー氏によると,Strongholdシリーズのファンは2人から3人でのデスマッチをすることがほとんどのようで,マップの大きさは変えずにリソース配分などを少人数用に調整する方向で改良するという。マップ中央に城の建設場所が一つだけあり,そこを略奪しあうキング・オブ・ザ・ヒル,反対に複数の拠点を奪い合っていくキャプチャー・ザ・フラッグモードに加え,マップのリソースを独占するエコノミック・ウォーという計三つのゲームタイプが用意されるそうだ。
 ファンタジー要素が高く,能動的に進行するキャンペーン制が取り入れられているが,城造りの面白さは継承されている模様。敵の攻撃に耐えながら,美しい城を完成させたい人には待ち遠しい作品になりそうだ。(ライター:奥谷海人)

  • 関連タイトル:

    Stronghold Legends

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