三国志演義をテーマにした，RTSシリーズ最新作「Total War: THREE KINGDOMS」に登場する“諸葛亮”を紹介する最新トレイラーが公開

　SEGAとCreative Assemblyは，海外で2019年3月7日の正式発売が近づく歴史RTSシリーズ最新作「Total War: THREE KINGDOMS」（PC / Mac）の最新トレイラーを公開した。蜀漢に属した軍師として日本でも知名度の高い諸葛亮（諸葛孔明）を紹介している。


　本作は，20年近い歴史を持つTotal Warシリーズ最新作で，シリーズにおいて初めて中国大陸だけを描いたものとなり，三国志演義をテーマにローンチ時点で11人の群雄に率いられた勢力が覇権を目指して戦う作品だ。

　勢力ごとに内政や外交を行うターン制による戦略マップと，数万に及ぶユニットをリアルタイムで操作しながら激突させるバトルマップの二重構造はそのままに，500人を超えるリーダーキャラクターが，それぞれの兵科に合わせた複数のユニットを率いて戦う新たなゲームシステムを採用。キャラクター同士がマップ上で一騎打ちすることもあるなど，三国志演義の世界観に見合った多くの変更が加えられているのが特徴だ。


　俗に“三顧の礼”という，劉備の3度に及ぶ要請に応じる形で，蜀漢の成立に大きく関わり，その天才的な軍略によって補佐し続けたことで知られる諸葛亮は，本作においては司馬懿や郭嘉と同じように軍略家（Strategist）というリーダータイプに属する。フィールドにおいてもユニットを率いて戦うことになるが，この軍略家を編成していないと，陣形を変えたり，火矢を使った攻城戦ができないという重要な役どころを担っている。
　今回リリースされた2Dアートの格好良さと，映像中の3Dキャラクターの不細工なギャップは相変わらずのTotal Warといったところだが，諸葛亮は仲間に引き入れたいキャラクターになるのは間違いなさそうだ。


　なお，本作のローンチ時に登場する11人の群雄は，劉備，曹操，孫堅，董卓，劉表，袁紹，袁術，張燕，陶謙，馬騰，そして昨年末に公開されている公孫瓚となることが明らかにされている。そのほか500人に及ぶキャラクターたちは，Guanxi（関係）システムという，義兄弟，親子，主従など三国志演義で描かれた人間関係で結ばれており，それぞれの出会いによって強く結ばれることになるようだ。

　現時点では，日本語化の予定はアナウンスされていないが，続報にも引き続き注目していきたいところだ。

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「Total War: THREE KINGDOMS」公式サイト