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「ゼルダの伝説 TotK」と「スーパーマリオブラザーズ ワンダー」の開発秘話も。無料で視聴できるGDC 2024の講演動画をピックアップ
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印刷2024/06/01 10:00

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「ゼルダの伝説 TotK」と「スーパーマリオブラザーズ ワンダー」の開発秘話も。無料で視聴できるGDC 2024の講演動画をピックアップ

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 2024年3月にアメリカ・サンフランシスコで開催されたゲーム開発者カンファレンス「Game Developers Conference 2024」(GDC 2024)。3万人を超える来場者を記録した同カンファレンスでは,総勢1000人のスピーカーによる730種のセッションが行われた。

 GDCでは例年,WebサイトGDC Vaultにてその年実施された講演の動画やスライド資料のアーカイブ公開を行っている。GDC 2024も4月12日にセッションの動画や資料が公開され,その一部が無料で閲覧可能だ。

 5月22日のGDCオフィシャルX(@Official_GDC)でもあらためて伝えられたとおり,同サイトでは任天堂による「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」のセッションTunes of the Kingdom: Evolving Physics and Sounds for 'The Legend of Zelda: Tears of the Kingdom'のアーカイブが無料公開されている。

写真は現地レポートのもの(リンク
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GDC Vault「Tunes of the Kingdom: Evolving Physics and Sounds for 'The Legend of Zelda: Tears of the Kingdom'」


 GDC 2024の目玉のひとつだった同セッションでは,テクニカルディレクターの堂田卓宏氏,リードフィジックスプログラマーの高山貴裕氏,リードサウンドエンジニアの長田潤也氏が登壇。拡張されたハイラルの冒険世界に向けた物理ベースのゲームプレイとサウンドデザインの進化をテーマとした講演を行っている。4Gamerでは現地からの聴講レポートを掲載しているので,動画と合わせてチェックしてほしい。

写真は現地レポートのもの(リンク
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 GDC 2024で行われた任天堂のセッション「Tunes of the Kingdom: Evolving Physics and Sounds for 'The Legend of Zelda: Tears of the Kingdom'」のレポートをお届けしよう。「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」のゲームプレイとサウンドデザインはどのように作られたのだろうか。

[2024/03/22 13:56]

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 任天堂は「スーパーマリオブラザーズ ワンダー」のセッションも行っており,こちらも無料で視聴が可能だ。「2D and Tomorrow: How the Developers of 'Super Mario Bros. Wonder' Find New Joy in Creating Classic Side-Scrolling Adventures」題されたセッションでは,本作のプロデューサーである手塚卓志氏とディレクターの毛利志朗氏の2人が,2Dマリオの魅力と進化,チームで行うゲーム開発などをテーマに,新たな遊びと驚きにあふれるマリオワンダーの開発エピソードを語っている。4Gamerではこちらも現地レポートを届けているので,ぜひ目を通してほしい。

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 GDC 2024にて行われた「スーパーマリオブラザーズ ワンダー」のセッションをレポートする。2Dマリオ11年ぶりの最新作は,クラシックなスタイルに影響を受けながら新たな遊びと驚きに向き合うことで誕生した。それを成功に導いたのは,人を思いやる気持ちを持って挑んだチームでのゲーム開発だ。

[2024/03/22 17:25]


ほかにもたくさん公開されていますよ。GDC 2024の講演動画は


画像はこちらの「ホグワーツ・レガシー」のセッション
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 ……って,「ご一読を」と勧めた聴講レポートがふたつとも筆者が担当したものなだけに,「なんだか白々しいのう……」と我ながら思ったりなんたりしつつ続けますと,最初にお伝えしたとおりGDC 2024では730種ものセッションが行われています。

 こちらの取材記事一覧のとおり,現地で多くセッションをカバーした4Gamerですが,しかし現地取材班4人対730では多勢に無勢。またセッションのほかにインタビューや新技術の発表,展示エリアなどの取材もあり,現地取材を担当していると「こっちも面白そうなんだけどなあ」「仕事としてはこっちだけど,個人的にはあっちの話が聞きたいな……」と後ろ髪を引かれる思いで移動するなんてこともよくあります。

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4Gamer「GDC 2024」掲載記事一覧


 そんな現地参加者にとっても大変ありがたいのが,GDC Vaultのアーカイブ動画。基本的に現地参加者やサブスクリプション会員(年間649ドル)向けの有料コンテンツですが,その一部……というかけっこうな数の講演ムービー(もしくはスライド資料)が無料で公開されています。

GDC Vaultのトップページ
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無料公開されている動画+資料は(リンク)は9ページ。1ページに40近くの動画と資料が表示されるので,つまり350以上っ
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 そのGDC Vaultで無料公開されているもののなかから,気になるテーマのセッションをいくつかピックアップして紹介したいと思います。
 講演は日本語字幕を表示できるので,“現地参加には英語が必須”というハードルがなく,現地の雰囲気を感じながらゲームにまつわるさまざまな学びを得ることができます。

 なお,ここで紹介するのはほんの一部。サイトにはまだまだ多くのセッションがあるので,さらに興味がわいた人はご自身で掘り起こしたり,サブスクリプション会員への入会を検討したりしてもいいでしょう。

さらにさらに「現地参加にも興味がわいたよ」という人は,奥谷海人氏や西川善司氏といった現地取材班によるレポート(関連記事1 / 2)をチェックしてみてください。なお,GDC 2025はまだ正式な開催発表が行われておりません
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GDC Vault


※以下,無料公開されているセッションの情報は2024年5月31日17:00時点のものです


日本のゲーム開発者/スピーカーが登壇したセッション


バンダイナムコスタジオの原田勝弘氏,中野茂生氏,バンダイナムコエンターテインメントの河原真太郎氏,Diarkisの高橋信頼氏が登壇した「TEKKEN 8」のセッション(講演ムービーをキャプチャしたもの)
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 まずは日本人スピーカーが登壇したセッション。最初に紹介したゼルダの伝説TotKとスーパーマリオ ワンダーのほかに,「TEKKEN 8」のオンライン・ネットワーク・システムがテーマの「Diarkis, Inc., The Team Behind 'TEKKEN 8' Online Network System (Presented by Diarkis)」,「FINAL FANTASY XVI」の開発ツールと映像表現をテーマとした「Autodesk Developer Summit: 'FINAL FANTASY XVI': Wrangling Complexity to Deliver Top-Quality (Presented by Autodesk)」,「Hi-Fi RUSH」の3Dトゥーンレンダリングの技術を説明する「3D Toon Rendering in 'Hi-Fi RUSH'」などが公開されていました。
 なお「FINAL FANTASY XVI」のセッションは,4Gamerにて聴講レポートを掲載しています。

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 「FINAL FANTASY XVI」のハイクオリティな映像制作の裏側に迫る講演「FINAL FANTASY XVI: Wrangling Complexity to Deliver Top-Quality」が,「Game Developers Conference 2024」で行われた。スクウェア・エニックスの岩渕栄太郎氏によって語られた講演の内容をレポートしよう。

[2024/03/20 16:12]


AAA,インディー,カジュアルゲームにクラシック。2023年の話題作や往年の名作のセッション


BG3を開発したLarian StudiosのCEO,スヴェン・フィンケ氏。写真はこちらのレポートのもの
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 AAAの大作に,個性が光るインディータイトル。気軽に遊べるカジュアルゲーム。長く愛され続けているクラシックゲームなど,歴史あるゲームから最新作まで,大小さまざまなゲームのセッションが行われるGDC。GDC 2024では,2023年後半のゲーム界を席巻した「Baldur's Gate 3」の講演が複数行われおり,そこに駆けつけた多くの聴講者による長い入場列が作られていました。

 GDC Vaultではそのほとんどが有料公開ですが,「'Baldur's Gate 3': A Fireside Chat (Presented by Dolby Laboratories)」や「Larian Cinematics: A Top-Down Look at Our Bottom-Up Approach in 'Baldur's Gate 3'」といったセッションが無料で視聴できます。

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 2023年を席巻した「Baldur's Gate 3」は,GDC 2024でも注目のタイトルだ。会期中にいくつかのセッションが予定されており,初日に実施されたセッションでも長い列が形成されていた。その中から,シネマチック・アニメーション制作をテーマとしたセッションのレポートをお届けしよう。

[2024/03/20 08:00]
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 Larian Studiosは,「Baldur's Gate 3」の発売に合わせたプロモーション施策でTikTokの運用を行い,わずか1年で27万フォロワーを獲得するという結果を出した。果たして,いったい何を仕掛けたのだろうか。同社のCreative Content ManagerであるBen Maltz-Jones氏によって,その秘密が語られた。

[2024/03/19 17:07]

 ちなみに,大型拡張パック「仮初めの自由」が好評の「サイバーパンク2077」も「Baldur's Gate 3」と同じく多くのセッションが行われていたのですが,GDC Vaultでの無料公開は資料のみでした。4Gamerでは下記のふたつの聴講レポートを掲載しているので,ぜひこちらをどうぞ。

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 現在開催中のGDC 2024初日のNarrative Designサミットにおいて,CD Projekt REDでシネマティックデザイナーを務めるカイェタン・カスプロウィッチ氏が登壇し,「サイバーパンク 2077」の大型拡張パック「仮初めの自由」で追求された,インタラクティブ・シネマティックスというコンセプトを解説した。

[2024/03/19 15:49]
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 「サイバーパンク2077」が好評を得ている部分の一つとして忘れてはならないのが,まるで現実のような“生きている街”を感じさせるナイトシティだろう。同作の街づくりは,どのように進められたのか。GDC 2024で行われた2つのセッションを紹介する。

[2024/03/21 14:00]

「Venba」は無料公開されているものの1つ「Independent Games Summit: 'Venba': An Intimate Journey Through Sound」を含む2つの聴講レポートを掲載しています
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 ほかに無料公開されているものだと,インディーゲームであれば「Venba」の2つのセッション「Lore, Don't Tell: A Guide for Telling Culturally Rooted Stories Like 'Venba'」「Independent Games Summit: 'Venba': An Intimate Journey Through Sound」,カジュアルゲームでは“2023年最大のローンチ”で知られる「MONOPOLY GO!」のコミュニティ構築と拡張をテーマにした「Building and scaling MONOPOLY GO!, the #1 casual game launch of 2023 (Presented by Amazon Web Services)」。そしてクラシックゲームでは「カラテカ」のポストモーテム(事後検証)「Classic Game Postmortem: 'Karateka'」などがあります。

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 GDC 2024で行われた,「Venba」のサウンドをテーマとした講演「Independent Games Summit: 'Venba': An Intimate Journey Through Sound」の内容をお届けしたい。IGFとGDC Awards,共に受賞を果たしたVenbaの心に残るサウンドは,どのようにして作り上げられたのだろうか。

[2024/03/23 16:35]
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 Visai Gamesが2023年7月31日にリリースした「Venba」のポストモーテム(事後検証)講演「Good Enough is Better than Good: A Postmortem of 'Venba'」がGDC 2024で行われた。登壇者は,本作のゲームデザインとシナリオを担当したVisai GamesがのAbhi氏だ。

[2024/03/20 20:10]


世界のゲーム事情やクリエイターの働き方,プレイヤーに向けた考え方のセッション


写真は「Remotely Possible: Mental Health and Your Work from Home Space」(講演ムービーをキャプチャしたもの)
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 最後に紹介するのは,世界のゲーム事情,ゲーム制作やサービスに携わる人たちやゲームファンに関するテーマのセッション。世界のゲーム事情がテーマのものでは,NetEaseによる中国のゲームスタジオ運営をテーマにした「A Deeper Understanding of Chinese Game Studios: How They Operate」,サハラ以南のアフリカのビデオゲーム市場としての可能性を探る「Empowerment Through Games and Collaboration in and with Africa」に(とくに後者が)興味が惹かれました。
 リモートワークにおけるメンタルヘルスがテーマの「Remotely Possible: Mental Health and Your Work from Home Space」は,ゲームに関わる仕事ではなくても参考になることがありそうです。

 そして,個人的に一番興味を惹かれたのが「Age-Friendly Design for the 50+ Gamer」。直訳すると「50歳以上のゲーマーに優しいデザイン」というセッションです。

写真は「Age-Friendly Design for the 50+ Gamer」(講演ムービーをキャプチャしたもの)
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こちらはゲームのサブスクリプションサービスがゲームプレイヤー/ユーザーのライフサイクルにどのような影響を与えたかを解説した「Subscriptions Impact on Game Lifecycles」というセッション(レポートはこちら)。こういった,なかなか自分では見つけられないテーマの研究発表に出会うと,あらためてGDCのようなイベントの重要性を感じられます
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 現在,ビデオゲーム黎明期からのベテランゲーマーや子どもからの影響でゲームを始めたという人など,50歳以上のゲームプレイヤーは多く存在し,そして生活の重要な一部なっている。そういった50歳以上のプレイヤーを研究し,ニーズをいかに取り入れて市場機会とするか――という内容のようです。

 こういった調査や研究がテーマのものは,スピーカーの考え方がしっくりこなかったり,説明がピンとこなかったりすることも少なくないですが,人それぞれにいろいろな考え方があることをあらためて知る良い機会になります。
 正しいかどうかを判断するのではなく,自分自身の考え方を広げたり深めたりする目的で聴講すると,その時間はさらに有意義なものとなるのではないでしょうか。

写真は「Age-Friendly Design for the 50+ Gamer」で使用されているスライド資料(GDC Vaultで無料公開されているもの)
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GDC Vault

GDC(Game Developers Conference)公式サイト


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