週刊Steam広場 第86号：協力ローグライト「Void Crew」や，日本庭園風の経営シム「Midori no Kaori」が発売に

週刊Steam広場では，Valveが運営するPCゲームのダウンロード販売サイト「Steam」で今週発売・発表された注目タイトルや，セール情報などをお届けします。

Void Crew

　最大4人での協力プレイに対応したSFローグライトアクション。プレイヤーは謎の侵略者「ホロー」と戦う異端者となり，宇宙船を駆って銀河の秩序を取り戻す。船の操縦やタレット配置，船外活動など多岐にわたる任務をこなしながら，自由度の高い戦闘システムで敵と交戦。柔軟な役割システムと豊富なカスタマイズ要素により，様々な戦術での攻略が楽しめる。

Enigma of Fear

　ピクセルアートと3Dを組み合わせた独特の世界観で描かれるパラノーマルミステリーADV。プレイヤーは超常現象の調査組織「オルド・レアリタス」の隊長を父に持つ若き探偵ミアとなり，存在しないはずの場所「ペリメーター」で失踪事件の真相に迫る。緻密な証拠品の分析や関係者との会話，パラノーマルな存在との戦闘を通じて，オープンワールドを自由に探索しながら物語の謎を解き明かしていく。

Mindlock - The Apartment

　手描きのアニメーションで描かれる超現実的なアドベンチャーゲーム。ある朝，主人公コリンのアパートのドアが突如消失し，住まいは不可解な迷宮へと姿を変える。鏡に浮かぶ暗号めいたメッセージ，不気味な人形，得体の知れない訪問者たちとの対話を通じて，変容していく空間の謎を解き明かしていく。プロの声優陣が演じる4時間超のストーリーでは，パズルと対話を織り交ぜながら，主人公の抑圧された記憶と向き合う物語が展開される。

Gladio Mori

　物理演算を駆使したマルチプレイヤー格闘ゲーム。プレイヤーは最大4人で対戦可能なアリーナで，リアルな武器と防具を用いた戦いに身を投じる。臓器ベースのダメージシステムにより，筋肉の損傷や動脈の切断など，攻撃を受けた部位に応じて戦闘力が低下。さらにゲーム内ムーブエディターを使用して独自の戦闘アニメーションを作成し，オリジナルの戦闘スタイルを確立できる。

Midori no Kaori

　日本の庭園と伝統的な店舗の美学にインスパイアされた経営シミュレーション。プレイヤーは自分だけの和風の店を一から作り上げ，建築から装飾まで細部にこだわって平穏な空間を演出できる。勝敗や目標に縛られることなく，来店客へのもてなしや店舗の拡張を自分のペースで楽しめる。自然をモチーフにした装飾品や伝統的な建築要素を組み合わせ，独自の寛ぎの空間を追求していく。

Lost But Found

　ユーモアあふれる遺失物センター運営シミュレーション。プレイヤーは管理者となり，ゲーム機から極秘文書，爆弾入りアタッシュケースまで，様々な遺失物の返却業務に従事する。物品の整理や返却だけでなく，客の態度次第で品物を横領して転売するという選択も可能。デスクまわりのカスタマイズ要素や乗客の忍耐度システムを備え，自分なりの経営方針で遺失物センターを切り盛りしていく。

Renaissance Kingdom Wars

　ルネサンス期のヨーロッパを舞台にした大規模戦略シミュレーション。プレイヤーは一介の傭兵隊長として，ヨーロッパから中東まで広がる500以上の地域で戦いを繰り広げる。戦場での勝利を重ねて領主となり，さらには王位を簒奪して帝国の支配者を目指すことも可能。大規模な戦闘や包囲戦，海戦を指揮する戦術面と，外交や経済を司る戦略面の両方を駆使し，火薬が戦場を一変させる時代の覇権を競う。

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