週刊Steam広場 第47号：「STAR WARS: Dark Forces」のリマスター版や，「ブラザーズ：2人の息子の物語」のリメイク版がリリース

週刊Steam広場では，Valveが運営するPCゲームのダウンロード販売サイト「Steam」で今週発売・発表された注目タイトルや，セール情報などをお届けします。

STAR WARS: Dark Forces Remaster

　1995年にLucasArtsがリリースした「STAR WARS - Dark Forces」のリマスター版。「System Shock」や「Turok」のリマスターを手がけたNightdive Studiosの独自エンジンにより，4K解像度/120fpsに対応したほか，テクスチャの高解像度化や，ライティング/レンダリング機能の強化，ゲームパッドへの対応なども行われている。

Spiritfall

　手描きの背景と滑らかなアニメーション，そしてポップなBGMが特徴の2Dアクションゲーム。プレイヤーは，精霊に選ばれた出自不明の戦士「Omenforged」として，広がる災厄を食い止めるため冒険に出発する。スピード感のある戦闘をウリとしており，スキルとの組み合わせてダイナミックなコンボを繰り出していく爽快感が魅力となっている。

ブラザーズ：2人の息子の物語 Remake

　2013年に発売された同名アクションアドベンチャーゲームのリメイク作。幼い2人の兄弟が病気の父を治すため，命の水を探す冒険を繰り広げる作品で，パズルアクションとバトルを主軸にしたゲームになっている。リメイク版ではUnreal Engine 5が使用され，キャラクターの感情表現やゲームに登場する背景などのグラフィックスが進化。兄弟を1人ずつ操作して一緒にプレイするローカル協力プレイモードも追加されている。

Welcome to ParadiZe

　「How to Survive」シリーズのEko Softwareが手がける，ゾンビサバイバルアクションRPG。本作では，文明が崩壊した終末世界を舞台に，ゾンビの脅威から生き抜くことになる。ゾンビを倒して仲間にするユニークな要素が見どころとなっており，ソロはもちろんオンラインで最大4人，オフラインで最大2人の協力プレイに対応している。

PowerWash Simulator ? Warhammer 40,000 Special Pack

　ミニチュアゲーム「Warhammer 40,000」とのコラボパック。プレイヤーはアデプトゥス・メカニカスの一員となり，戦いから帰ってきたランドレイダーやサンダーホークについた汚れを，MKII Aqua-Santica Arquebus パワーウォッシャーで洗い流していく。そうすることで，皇帝陛下の偉業の一端を担うことになるわけだ。

WRATH: Aeon of Ruin

　Quake Engineで制作されたオールドスタイルのFPS。現代文明が崩壊した世界を舞台に，「アウトランダー」として目覚めたプレイヤーが，謎の存在の導きに従いながら，ほかのアウトランダーを追い詰めて倒していくことになる。昔ながらのラン＆ガンスタイルを採用しており，「Quake」を思わせるダークでゴシック調の世界観も見どころの1つとなっている。

Cursed Crew

　船の乗組員を管理するローグライトストラテジーゲーム。プレイヤーは呪われた海賊船の船長として乗組員を指揮し，ほかの海賊や深海の獣と戦い，呪いが解けるまで航海を続けることになる。乗組員は自分たちのモラルに応じて異なる行動を取るため，プレイヤーはそうした部分にも目を配りながら，独自のチームを作り上げていく。

Gods Against Machines

　機械に侵略された世界を舞台とする，ローグライトシューティングゲーム。プレイヤーは様々な魔法を駆使してミニオンや建物を召喚し，四方八方から押し寄せる敵を撃破していくことになる。レベルアップ時に得られる神々の祝福によってステータスを強化していく仕組みで，難度を自由に調整できるのもポイントと言えるだろう。

KeeperRL

　ダンジョンシミュレーター，ローグライク，RPG要素を組み合わせたゲーム。プレイヤーは邪悪な魔法使いとなり，ミニオンたちを武装させ，ダンジョンを構築し，罠を仕掛け，ヒーローを待ち構える。ゲームの世界はプロシージャル生成され，プレイアブルな派閥も複数用意されているようだ。また，プレイヤーが作成したダンジョンを共有する機能もあるという。

Rock Star Life Simulator

　バンドを結成して世界的なスターになることを目指すシミュレーションゲーム。プレイヤーは名声，金，カリスマ性を保持しながら，さまざまな決断を通じてキャリアを築き上げていく。機材やステータスを強化することでより良い会場でライブができるほか，活動の合間ではバーでリラックスしたり，パートナーを探したりすることも可能だという。

Shashingo: Learn Japanese with Photography

　写真撮影を通して日本語を学ぶシミュレーションゲーム。架空の日本を舞台に，プレイヤーはさまざまな通りの風景を撮影していく。撮影されたオブジェクトの名前は日本と英語で表示されるので，逆に英語を学ぶことも可能だ。記憶をテストするゲームモードや，初心者向けのフレーズや文法のレッスンなども用意されているとのこと。

Dicefolk

　キメラと呼ばれるモンスターを率い，魔女「セーラム」の討伐を目指すローグライトゲーム。プレイヤーは最大3体で構成されるキメラのパーティと，カスタマイズ可能なダイスを駆使して攻略を進めていく。アクションはダイスによって決定されるので運の要素が大きいが，どのキメラにどのダイスを振らせるかといった部分はプレイヤーが決められるので，ある程度のコントロールは可能になっている。

Primitive Society Simulator

　古代部族のリーダーとなり，食料の収集，道具作り，衣服の縫製，狩り，農業を通じて，部族を構築していくシミュレーションゲーム。プレイヤーはさまざまな動物を飼いならし，部族を成長させ，周囲の部族と交易を行い，部族の安全を守りながら文明を発展させていくことになる。部族のメンバーは家族を形成し，子供を育て，世代を超えた知識を共有していくようだ。

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Dragonkin: The Banished

　強大なドラゴンたちによって荒廃し，邪悪なモンスターがうごめく世界を舞台にした，見下ろし型視点のハック＆スラッシュゲーム。蛮族，魔女，騎士，弓使いの4種類のクラスが登場し，「アンセストラル・グリッド」と呼ばれるシステムによって，自由なキャラビルドが楽しめるとのこと。経験値を使って建物をアップグレードしたり，住民を増やしたり，新たな機材を作り上げたりなど，選んだ都市を発展させるという要素もあるそうだ。

Luma Island

　最大4人の協力プレイに対応したライフシミュレーションゲーム。プレイヤーは夢の農場を建設し，独自の成長要素を持つ7つの職業をマスターし，魔法のLumasを集め，宝を見つけ，島の謎を解き明かしていく。オランダを拠点とするインディーゲームデベロッパFeel Free Gamesが販売・開発を行い，2024年内にリリース予定となっている。

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