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[インタビュー]良い意味での“インディー感”が戻ってきた釜山(BIC 2026)で,コントローラー文化のない韓国に「英語とコントローラー対応を早く!」 30本のリストを片手に吉田修平氏が,韓国と世界のインディーシーンを語る
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印刷2026/08/23 10:00

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[インタビュー]良い意味での“インディー感”が戻ってきた釜山(BIC 2026)で,コントローラー文化のない韓国に「英語とコントローラー対応を早く!」 30本のリストを片手に吉田修平氏が,韓国と世界のインディーシーンを語る

1つのイベントではBitSummitが一番よい。でも1週間ならメルボルン


吉田氏:
 私,韓国のデベロッパに仲良しがいるんです。Somiさん,知ってますよね。「未解決事件は終わらせないといけないから」PC / PS5 / Switch)の。

4Gamer:
 Mac版も同時に作ってくれるので,Macユーザーとしてはとても好きです。

吉田氏:
 この人は韓国のインディーデベロッパの元祖みたいな人で,警察官なんです。

4Gamer:
 え,本職?

吉田氏:
 そう。自分の空いている時間にゲームを作っている人で,「未解決事件」でたぶん5作目ぐらい。彼の作品は全部,職業で得られる知識をもとにしたゲームになっているので,結構深いんですよ。

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[2024/12/03 12:11]

4Gamer:
 妙なリアリティはそこから来てるんですね。

吉田氏:
 昨日Somiさんに,Finding Polkaの熊沢さんを引き合わせたら,2人ともすごく喜んでました。

4Gamer:
 著名人同士だ。

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[2026/05/25 21:30]

吉田氏:
 つなげるとみんな喜んでくれて,それが結構楽しい。こういうのもイベントの楽しいところですね。

4Gamer:
 化学反応とか起きそうですしね。まぁでもそれは吉田さんだからできるんだと思いますよ。

吉田氏:
 そうですかねえ。
 去年はWePlayに呼ばれてキーノートをやったんですけど,ものすごくたくさん人が来てくれて嬉しかったです。あと,いつも台北ゲームショウに行ってるじゃないですか。

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[2025/12/05 14:52]

4Gamer:
 そうですね(笑)。「4Gamerはちゃんと来ない」っていつも吉田さんに怒られてますし。

※台湾最大級のインディーゲームショウ。今年は12月4日から6日まで開催する
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吉田氏:
 で,その話ばかりするので,G-EIGHTの人たちに「ホテル代と飛行機代を出すから,とにかく来てくれ」と言われて,今年は12月の頭に行きます。パネルか何かやるかもしれませんね。
 あと1月の台北ゲームショウでも何かやりそうなので,12月,1月と連続で台湾です。

4Gamer:
 パネルディスカッションのプロだ……。

吉田氏:
 そういうのをやると,皆さんに話を聞いてもらえるのはもちろんですが,パスをもらえるし,控室を用意してくれたりして地味に待遇がよくなるのでちょっとありがたいんですよね。この間もCEDECに呼ばれて基調講演やってアワードをいただいたところですし。

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[2026/07/23 18:17]

4Gamer:
 韓国でもなんかそういうのやってませんでしたっけ?

吉田氏:
 去年から政府がコンソールゲームデベロッパーズカンファレンスを始めましたね。韓国政府は韓国のゲーム業界にコンソールがあるべきだと投資しているんですよ。
 去年は私と岡本(吉起)さん,稲船(敬二)さん,ファミ通の林さんとかが呼ばれてゲストで行って,韓国のデベロッパも呼ばれていたので「デイヴ・ザ・ダイバー」のクリエイターや「SANABI」の人とパネルをやったんですけど,さっき「今年もやるから来て」と言われました。11月の頭ですね。
 ゲームを遊ぶイベントではなくて,ミニGDCみたいな感じですけど。結構楽しかったのでまた行くと思います。

4Gamer:
 ほかの国はどんな感じですか?

吉田氏:
 毎年誘われているのはフィリピンですね。でも正直「もうちょっとかなぁ」という気がします。もう少し全体が底上げされるといいです。

4Gamer:
 マレーシアとかインドネシアあたりは? あのへんそろそろ「きそう」ですけど。

吉田氏:
 「LEVEL UP KL」という,マレーシアでずっとやっているインディーゲームイベントがあって,コロナ前に2回行きました。そのときは,マレーシアにPlayStationのスタジオを作ったんですよ。マレーシア政府がお金を出してくれて。
 私それまで知らなかったんですけど,マレーシアはアジアの中で一番英語を使う国で,アジアや日本の文化も分かるし,欧米の文化も分かるので,欧米のスタジオがすごく付き合いやすいんだそうです。

LEVEL UP KLは,今年10月に開催する(外部サイト
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4Gamer:
 そうなんですね。私も行ったことなくて分かってなかったです。なんとなくまだWeb3とかのイメージが強くて,インディーはまだもうちょっとかなと勝手に。

吉田氏:
 そうですよね。アジアのイベントの中ではかなりいいほうなんですが,毎年ほとんど同じ時期にインドネシアのイベントとgamescom asiaもやるので,どうしたものかなと……。

4Gamer:
 東南アジア諸国的には,一番いい気候ですからね10月11月って(笑)。

吉田氏:
 まぁでもイチ押しはMelbourne International Games Weekですよ。

4Gamer:
 うー,まだ行ったことないんですよ。かなりすごそうですよね,あれ。

吉田氏:
 オーストラリアのビクトリア州がやってます。ビクトリア州は前からシドニーとメルボルンの対立(笑)があって,シドニーが政治とかビジネス,メルボルンは文化の首都みたいになっていて,映画業界やゲーム業界にすごく投資しているんです。
 ゲームは昔からインディーデベロッパにすごくお金を出していて,若い人たち,学校を出たての人たちに生活費を出して,パブリッシャにピッチができるまで,デモができるまでずっとサポートする。メンタリングをやって,ビジネスのやり方を教えてあげて。だからメルボルンからオーストラリアのいいゲームが出てきているんですよ。最近だと「Big Walk」とか。

4Gamer:
 ちょうど去年の夏に,オーストラリアのIGEAの偉い人と話しましたけど,オーストラリア全体でもかなりゲーム開発には力入れてますよね。

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 人口2600万人の南半球の国が,なぜこれほど個性的で魅力的なゲームを次々と生み出せるのか。BitSummitで,オーストラリアゲーム業界団体IGEAのJens Schroeder氏に話を聞いてみた。そこには政府による手厚い支援制度,独特の文化的背景,そして「ゲーム作りにとって世界最高の場所」を目指す熱い思いがあった。

[2025/08/08 11:55]

吉田氏:
 Melbourne International Games Weekは,最初の2日間(月・火)にGDCみたいなイベントがあって,最後の金土日がPAX Australia。その間の水・木にデベロッパが新しいゲームをパブリッシャにピッチするイベントがあったり,マッチングのイベントがあったりで,1週間ぎっしり詰まっているんです。

4Gamer:
 そんなに詰まってるんですか……。
 BitSummitのとき誘われたんですけど,TGSの疲れが残ってるタイミングで1週間の海外はちょっときついなー,と思ってまだ行けていません。しかもそんなにみっちり詰まった1週間だと余計に。

吉田氏:
 めちゃくちゃ充実してますよ。
 シドニーって,ロスみたいにめちゃくちゃ広くてまとまりがないんですけど,メルボルンは市の中心にぎゅっと集まっているのですごく便利で,雰囲気もよくて,昔のヨーロッパの雰囲気で川が流れていて。すごくお勧めしています。

4Gamer:
 でも欧米が遠くて困ってましたね。日本は近いからBitSummitは大好きだー,みたいな感じでした。

吉田氏:
 そうですね。そういうこともあってなかなか外からゲストが来ないので,お互いみんな知っていて,助け合っている感じです。先輩デベロッパが後輩の面倒を見てメンターシップをやったり。
 今は「Cult of the Lamb」のデベロッパがシェアスペースのオフィスを作って,ほかのデベロッパを安く入れてあげたりとか。それをコミュニティでずっと繰り返しているんですよね。1年おきくらいには行きたいですね,あのイベントは。

4Gamer:
 向こうも言ってましたよ。「2年に1回ぐらいはBitSummitに来たいな」って。

吉田氏:
 単体のイベントだけで言うなら,やはりBitSummitが一番だと思うんですけど,「1週間」という時間を考えるとメルボルンがベストですね。

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