連載
週刊Steam広場 第81号:Motion Twinの新作「Windblown」や,クトゥルフ神話シティビルダー「Worshippers of Cthulhu」が発売に
週刊Steam広場では,Valveが運営するPCゲームのダウンロード販売サイト「Steam」で今週発売・発表された注目タイトルや,セール情報などをお届けします。
ロマンシング サガ2 リベンジオブザセブン
1993年に発売されたRPG「ロマンシング サガ2」のフルリメイク作品。プレイヤー自身が自由に選択して物語を進める「フリーシナリオ」と,皇帝を継承する形で主人公が入れ替わる「皇位継承」を特徴とし,数千年に渡る,人々と七英雄の戦いが描かれる。ビジュアルの進化だけでなく,行動順がカギを握るタイムラインバトルや連携技といった,近作のロマサガシリーズのバトルシステムが取り入れられているのも見どころの1つだ。
Windblown
「Dead Cells」の開発で知られるMotion Twinの新作。最大3人のオンライン協力プレイに対応したローグライトアクションで,プレイヤーは「ヴォルテックス」という竜巻に立ち向かう戦士の1人として,待ち受けるセンチネルたちと戦っていく。スピーディーなゲームプレイが特徴となっている。
Worshippers of Cthulhu
クトゥルフ神話を題材にした不気味な雰囲気漂う街づくりシミュレーション。プレイヤーは崇拝集団の指導者として,複数の島で街を発展させながら,信者たちの運命を決定し,様々な儀式を執り行う。生産チェーンの管理や人材の配置,廃墟の探索に加え,ダゴンなどのラヴクラフト的存在との交流を通じて超自然的な力を得ていくわけだ。不信者との関係性や儀式の選択など,独特な世界観の中で様々な判断を迫られ,最終的にはクトゥルフの覚醒という目的に向かって進んでいくことになる。
ソニック × シャドウ ジェネレーションズ
新要素を追加した「ソニック ジェネレーションズ」とソニックのライバルであるシャドウが主人公の完全新作「シャドウ ジェネレーションズ」の2本を収録したタイトル。謎のバケモノ「タイムイーター」によって生み出された時空の歪みにより,ソニックとシャドウそれぞれの物語が動き始める。
三國志8 REMAKE
「三國志VIII」「三國志VIII with パワーアップキット」をベースに,さまざまな要素やイベントなどを追加したフルリメイク作。登場する武将は1000人に上り,在野武将から君主まで好きな身分でゲームをプレイできるのが特徴だ。中でも,特定の武将と絆で結ばれる「相生」や,ライバル関係になる「相克」など,武将同士のつながりをドラマチックに彩る「宿命」が本作における見どころの1つとなっている。
Wayfinder
アクションRPG「Wayfinder」の正式リリース版。当初はMMORPGとして設計されていたが,シングル&Coopを主体とするスタイルに路線変更され,ハック&スラッシュとトレハンを重視した買い切りの作品となった。この変更はコミュニティにも歓迎されており,Steamにおける直近の評価は「非常に好評」となっている。
ZERO Sievert
トップダウン視点の緊張感あふれるサバイバルシューター。滅亡後の東ヨーロッパを舞台に,自動生成される5種類のバイオームを探索しながら,装備を集め,生還を目指す。50種類以上の武器に150種類を超える改造パーツを組み合わせてカスタマイズでき,拠点となるバンカーでは装備の強化や取引が可能。世界に散らばる100種類以上のアイテムを収集しながら,放射能の影響を受けた生物たちを避けつつ,この世界に残された謎を解き明かしていく。
Call of Duty: Black Ops 6
「コール オブ デューティ ブラックオプス」シリーズの最新作。キャンペーンでは「湾岸戦争」を背景に,追われる身となった“ブラックオプス”たちの活躍が描かれ,マルチプレイでは新たなアニメーションシステム「OmniMovement」を導入。より流動的なキャラクターコントロールを実現してる。また,お馴染みの「ゾンビモード」もあり,本作ではModern Warfare IIIのオープンワールド制ではなく,従来のラウンド制が採用されている。
No More Room in Hell 2
ゾンビサバイバルゲーム「No More Room in Hell」の続編。8人での協力プレイが主軸になる一方で,各プレイヤーはバラバラの場所でスタートするため,最初は孤高の戦いを強いられるというのが特徴の1つとなっている。どこでほかのプレイヤーと遭遇できるかは状況次第となるが,最終的には全プレイヤーがマップ中央で合流することになり,そこで主目標を達成できればゲームクリア。キャラクターが死亡すると進行がリセットされるパーマデスも採用されている。
カルドアンシェル
300種類以上のカードと50の歌を駆使して戦うデッキ構築型のローグライトRPG。プレイヤーは,ゲームにまつわる事件を解決する探偵「ネオン」になり,開発中のオンラインゲームに別作品のキャラクターがあふれ出る事件を解決すべく,各所のダンジョンに挑むことになる。特徴的なのが「ディーヴァキャラクター」の存在で,ライブでバトルを盛り上げつつプレイヤーを様々な形でサポートしてくれるそうだ。
Age of History 3
黎明期から近未来まで人類文明の発展を描く大規模ストラテジーゲーム。プレイヤーは一つの文明を率い,技術開発や都市建設,軍事行動を通じて勢力を拡大していく。63種類のユニットを前衛・後衛に分けて配置する新しい戦闘システムや,48種類の資源管理,90種以上の建造物,人的資源の運用など,複雑な統治システムが実装されている。また,評議会での政策決定や宗教の影響力など,文明の内政面も緻密に描かれている。
Rivals of Aether II
人気インディー格闘ゲーム「Rivals of Aether」の続編となる作品。火,水,風,土の元素を操る10体のキャラクターを操り,1対1や2対2,バトルロイヤルで戦う。ガードシールドや崖上がり,掴み技など新システムを導入し,掴みスペシャルや崖スペシャルといった独自の戦闘要素も実装。ロールバックネットコードによる安定したオンライン対戦に対応しており,全キャラクターが無料で使用可能だ。
11月1日の発売が迫る「ドラゴンエイジ: ヴェイルの守護者」のローンチトレイラー公開
Electronic ArtsとBioWareは本日(2024年10月25日),11月1日に発売予定となっている「ドラゴンエイジ: ヴェイルの守護者」のローンチトレイラーを公開した。主人公であるルークたちの前に立ちはだかる強大な敵や困難な事態が次々と紹介されるものとなっている。
「METAL GEAR SOLID Δ: SNAKE EATER」コラボウェアをGUで販売中。FOX部隊,コブラ部隊のデザインのアウターなどが登場
GUは,「METAL GEAR SOLID Δ: SNAKE EATER」とのコラボ商品を販売中だ。今回のコラボでは,「主人公スネークとザ・ボスにタウンウェアを支給するとしたら」という視点でデザインした“アーバン ミリタリーウェア コレクション”が販売されている。
暗黒の力に侵された島・アガスバを蘇らせていくアクションADV「Towers of Aghasba」,11月19日に早期アクセス版をリリース
Dreamlit Gamesは本日,新作サバイバルACT「Towers of Aghasba」の早期アクセス版を11月19日にリリースすると発表した。本作はオープンワールドのサバイバルアクションADVゲームで,「ホロビ」と呼ばれる謎の力の侵略により滅びてしまった幻想的な島「アガスバ」が舞台となる。
「Dead Island 2」,すべてのDLCを同梱した“Ultimate Edition”を本日リリース。協力型ホードモードなどを追加する無料アップデートも
Deep SilverとDambuster Studiosは本日,「Dead Island 2」にすべてのDLCを同梱した「Dead Island 2 Ultimate Edition」をリリースした。また,新たな武器やゾンビを楽しめる「New Game Plus」と,協力型ホードモード「Neighborhood Watch」が無料アップデートにより追加されている。
「パワーウォッシュ シミュレーター」,無料DLC「ハロウィーン・ハウス」配信開始。不気味で汚いお化け屋敷の洗浄に挑む
スクウェア・エニックスは2024年10月24日,「パワーウォッシュ シミュレーター」の無料DLC「ハロウィーン・ハウス(ハロウィーン2024)」の配信を開始した。本DLCでは,不気味で汚いお化け屋敷をハロウィーンパーティー会場にするべく洗浄する。新たなコスチュームとパワーウォッシャースキンも手に入る。
「Balatro」,無料アップデート「Friends of Jimbo 2」を配信。「サイバーパンク2077」「Slay the Spire」などのコラボスキンが追加に
Playstackは本日(2024年10月25日),デッキ構築型ローグライク「Balatro」で,無料アップデート「Friends of Jimbo 2」の配信を開始した。本アップデートは,トランプの絵札のコラボスキンを追加するというもので,「サイバーパンク2077」「Slay the Spire」など4つのゲームのスキンが加わっている。
「オーバーウォッチ 2」,“6対6”や“5対5”を複数の形式でテスト予定。ロールキューとオープンキューの中間で柔軟性の高い構成を目指す
Blizzard Entertainmentは本日(2024年10月25日),「オーバーウォッチ 2」(PC / PS5 / Xbox Series X|S / Nintendo Switch / PS4 / Xbox One)について,6対6の対戦形式でのテストを含む今後のアップデートについてアナウンスした。
「Beyond Good and Evil 2」の新クリエイティブディレクターにファウジ・メズマール氏が就任。開発17年目のプロジェクトが再始動へ
Ubisoft Entertainmentが2007年に開発を示唆して以降,17年にわたってプロジェクトとして存続するアクションADV「Beyond Good and Evil 2」の新たなクリエイティブディレクターに,ファウジ・メズマール氏が就任したことが明らかになった。最も開発期間の長いゲームの開発は順調に動き出すのか。
「Murky Divers」に幻の都市アトランティス登場。潜水艦がハロウィン仕様になるアップデートを実施
Embersは2024年10月25日,Steamで早期アクセスを実施中の「Murky Divers」でアップデートを実施した。今回のアップデートでは,幻の都市「アトランティス」を探索できるようになったほか,深く潜るほど危険が増す底なしのモード「エンドレスデプスモード」が実装された。さらに,潜水艦がハロウィン仕様に飾り付けられている。
恐怖の館の主として,探索者を精神的に追い込もう。背筋が凍るデッキ構築型ローグライク「Deck of Haunts」,2025年にリリース
DANGEN Entertainmentは本日,新作タイトル「Deck of Haunts」のPC版を2025年初頭に発売すると発表した。本作は,Mantis Gamesが開発するホラーテイストのデッキ構築型ローグライクだ。プレイヤーは恐怖の館の主として,罠を仕掛けたり幽霊を解き放ったりして,探索者を精神的に追い込んでいく。
SCP財団の下級職員となり,隠された秘密を解き明かす。一人称視点サイコスリラー捜査ゲーム「家へ帰れ、アニー」,12月3日配信
Nordcurrent Labsは本日,一人称視点サイコスリラー捜査ゲーム「家へ帰れ、アニー」を2024年12月3日にPC向けに配信すると発表した。プレイヤーは秘密組織「SCP財団」の下級職員・アニーとなり,謎を解いたり,奇妙な存在と会話したりしながら,組織に隠された秘密を解き明かしていく。
「アサシンクリード シャドウズ」,シーズンパスとアーリーアクセスを廃止。海外コレクターズ版の価格も50ドル値下げへ
Ubisoft Entertainmentは,2025年2月14日に発売延期となったアクションRPG「アサシンクリード シャドウズ」のシーズンパスを廃止するとともに,それに伴う予約購入者向けのアーリーアクセスを中止すると発表した。また,シーズンパスの廃止により,海外コレクターズ版の価格が50ドル値下げされる。
ホラー潜水艦SLG「Barotrauma」最新アップデート「Unto the Breach」実装。PvPモードの新ミッションや36種類のモジュールを追加
Daedalic Entertainmentは本日,PC向けホラー潜水艦シミュレータ「Barotrauma」の最新アップデート「Unto the Breach」を実施した。アップデートでは,PvPモードの新ミッションタイプ「King of the Hull」と「Outpost Deathmatch」のほか,36種類の新しいモジュールなどが追加されている。
極寒の地を生き抜くサバイバルシム「Frostpunk 2」,メジャーアップデートv1.1.0を配信。初セールも実施中
11 bit studiosは本日(2024年10月22日),極寒の世界を舞台にしたサバイバルシム「Frostpunk 2」のメージャーアップデートv1.1.0を配信した。また,アップデートを記念して本作初のセールを開始し,11月5日までは10%オフのセール価格4680円(税込)で販売中だ。
戦国村作りシム「Sengoku Dynasty」,正式ローンチで盛り込まれる「大名システム」の詳細をアナウンス
Toplitz ProductionsとSuperkamiは,アーリーアクセス中の戦国村作りシム「Sengoku Dynasty」について,2024年11月7日にリリース予定の正式版「v1.0」で新たにフィーチャーされる「大名システム」を紹介する最新映像を公開した。ナタ渓谷が10地域に分けられ,各地域にいるボスと戦いながら統一を目指す。
トップダウンシューター「Return Alive」,Steamでの早期アクセスを開始。見捨てられたエリアで資源を獲得し,生還を目指そう
KOGは2024年10月23日,トップダウンシューター「Return Alive」の早期アクセス版をSteamで公開した。本作は,傭兵ギルドのメンバーとして見捨てられたエリアに足を踏み入れ,敵と戦いつつ貴重な資源を獲得し,脱出を目指すというもの。Epic Games Storeに続き,Steamでも楽しめるようになった形だ。
幽霊からカメラ目線をもらおう! 動き回る幽霊たちのベストショットを狙う「幽霊写真-GhostShot」,Steamで配信開始
KarashiRenkon Hobbiesは本日,PC用ソフト「幽霊写真-GhostShot」の配信をSteamで開始した。価格は580円(税込)。本作は,心霊現象の起きるさまざまな場所へ向かい,幽霊を撮影する一人称視点のホラーゲームだ。プレイヤーは,写真家として幽霊のベストショットを狙う。
魚と植物を同じシステムで育てる農業「アクアポニックス」が体験できるシム「Hydroponics Farm & Store Simulator」,配信開始
Bewolba Studiosは本日(2024年10月25日),PC用ゲーム「Hydroponics Farm & Store Simulator」の早期アクセスをSteamで開始した。本作は,水耕栽培農場を経営し,収穫した食材を販売するシミュレーションゲームだ。魚と植物を同じシステムで育てる農業「アクアポニックス」をモデルにしている。
「ガンダムブレイカー4」追加DLC第1弾を配信開始。X-1フルクロスやペーネロペーなどが参戦。今後の配信スケジュールを収録したPVも公開
バンダイナムコエンターテインメントは本日,アクションゲーム「ガンダムブレイカー4」の有料追加ダウンロードコンテンツ第1弾の配信を開始した。価格は追加ストーリー&ミッションDLC(1)「GO! RESTART!!」が990円,ジオラマDLC(1)「コロニーセット」が550円(いずれも税込)。
シリーズ最新作「Sniper Elite: Resistance」の発売日が2025年1月31日に決定。「Sniper Elite 5」と同じ時系列で新たなストーリーが展開
Rebellionは2024年10月24日,新作タイトル「Sniper Elite: Resistance」のトレイラーを公開し,リリース日が日本時間の2025年1月31日に決定したことを明かした。「Sniper Elite 5」と同じ時系列で,初の主役となる「ハリー・ホーカー」が,ナチスの新型兵器を破壊するというストーリーが描かれる。
「ワールド・ネバーランド〜オルルド王国物語〜」,Steamで年内に配信。1997年に発売されたシリーズ第1作が最新の環境に対応
アルティは本日,PC用ソフト「ワールド・ネバーランド〜オルルド王国物語〜」をSteamで年内に配信すると発表した。本作は,平和な国「オルルド王国」を舞台にした仮想世界体験シミュレーションで,1997年に発売された「ワールド・ネバーランド」の第1作を最新の環境に対応させたものだ。
「デイヴ・ザ・ダイバー」,「Balatro」「Potion Craft」「Mxmtoon」とのコラボコンテンツを楽しめる“Dave & Friends”アップデートを配信
MINTROCKETは本日(2024年10月25日),海洋アドベンチャーゲーム「デイヴ・ザ・ダイバー」のアップデート「Dave & Friends」を配信した。本アップデートにより,「Mxmtoon」「Balatro」「Potion Craft: Alchemist Simulator」とのコラボレーションコンテンツを楽しめる。
二重営業の宿屋経営シム「ダンジョン・イン」,早期アクセス版の発売日が11月14日に決定。無料で遊べるプロローグ版をSteamでリリース
Spiral Up Gamesは本日,PCゲーム「ダンジョン・イン」の早期アクセス版の発売日が11月14日に決定したと発表し,無料で遊べるプロローグ版「ダンジョン・イン:プレオープン」をSteamでリリースした。本作は,韓国のCat Societyが開発するカジュアルな経営シミュレーションゲームだ。
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